中国四川省で農民ら19人死亡 豚の連鎖球菌に感染か (朝日新聞) - goo ニュース
2005年7月26日
中国西部の四川省資陽、内江の両市で6月末から、病死の豚を処分した農民らが高熱を伴う原因不明の病気で死亡する例が相次ぎ、国営新華社通信によると今月25日夜までに19人が死亡した。中国政府の衛生、農業両省は同日、初期的な調査の結果から豚の連鎖球菌が人に感染して発病したと認定した。人から人への感染は見つかっていないとしている。
新華社の報道では、両市内の75村で24日正午までに計80人が発病。死者19人のほか、17人が危篤状態となっている。患者は高熱や頭痛などの全身中毒症状を訴えており、主に中毒性のショックや脳膜炎などの症状がみられる。平均潜伏期間は2~3日という。
(以下略)
中国 ブタの連鎖球菌感染32人死亡 致死率20% (産経新聞) - goo ニュース
2005年7月30日
WHO、専門家の派遣申し入れ
中国西南部の四川省で、六月下旬から発熱や出血をともなう感染症で住民が相次ぎ死亡している。二十九日までの感染者が百六十三人、死者は三十二人に増加、中国当局はブタの連鎖球菌感染として対策に乗り出した。ヒトからヒトへの感染は報告されていないが、連鎖球菌感染としては致死率が20%程度と高いことが特徴だ。他の原因も否定できないとして、
世界保健機関(WHO)は、専門家の派遣を中国側に申し入れた。(杉浦美香)
ロイター通信などによると、六月下旬から四川省の資陽市など二十七の市町村で、「原因不明の奇病」による死者が相次ぎ伝えられた。中国衛生省と農業省は二十五日、その原因が「ブタの連鎖球菌」と発表した。
四川省の養豚農家では、六月ごろからブタの病死が五百頭程度確認された。感染した住民は、いずれもこうした病死したブタを処理したり、食べていたという。
地元の報道では、食肉を販売している男性が当局の命令で病気のブタを埋めたが、翌日には掘り返し、別の町でその肉を販売。ブタを処分した後、感染したこの男性の兄は、「普段から病気のブタを売ったり、自宅で食べていた。当局の注意指示はなかった」と話した。
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Outbreak associated with Streptococcus suis in pigs in China
2005年8月3日
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Symptoms reported by local clinicians include high fever, malaise, nausea, and vomiting, followed by meningitis, subcutaneous haemorrhage, toxic shock, and coma in severe cases. The incubation period is short and disease progression is rapid.
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(ローカルな臨床医によって報告された徴候は、高熱、不調、吐き気、その後脳膜炎、皮下の出血、有毒なショック、及び、深刻な場合の昏睡状態である。潜伏期は、短く、そして、病気進歩は、急速である。)
豚連鎖球菌の感染拡大 中国、情報統制を強化 (共同通信) - goo ニュース
2005年8月5日
【北京5日共同】中国四川省で豚連鎖球菌の感染が拡大し、5日までに病死した豚を解体するなどした農民ら200人以上が感染、38人が死亡した。感染ルートは解明されておらず、北京市が発生地産の豚肉を急きょ回収処分するなど波紋が広がっている。
世界保健機関(WHO)北京事務所は中国側に「協力の意向」を伝えたが、5日現在、回答はないという。専門家から「有史以来最悪」と指摘する声が上がる中、
中国は地元メディアの独自報道を禁止するなど情報統制を強化している。
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日本にとって中国は食品の輸入先でもあります
なのでこれはかなり大きなニュースだと思います
残念ながらあまりニュースになってはいなく
どっかの旅行会社では
中国旅行キャンペーン
などをうってる始末
WHOからの続報を待ちたいと思います