ricoのつれづれblog

ricoです。日々おきたこと、感じたことを、つれづれなるままに書き込むblogです。

今日のグランプリシリーズ・・・。

2014-11-08 | スポーツのこと
今年のフィギュアシーズンが始まっています。
グランプリシリーズももちろんテレビ中継されているぶんはほとんど観ています。

そして今日の中国大会のフリー。

なんとも後味が良くない感じでした・・・。

もちろん原因は羽生選手と閻涵選手の直前練習での激突。
いままでも激しい衝突は何度か見ていますが、
ここまで痛々しいのはあまりないと思います。

とりあえず、羽生選手、よく頑張ったと思います。
あの状況で「棄権しない」というところはいかにも彼らしかったし、
結果2位という成績を残したのはすごいと思います。

でも、今回の件でわたしは彼を「強い」と思えなくなってしまいました。

いままで、羽生選手を精神的に強い選手だと思っていました。

だけど、今回は「棄権」を選ぶことがほんとうの強さだったと思うのです。

もし、何かあったらどうするの?
選手生命にかかわるようなことがあったら?
選手生命どころか後遺症が残ったら?

きっと羽生選手はそれでもよかったのかもしれないけれど、
周りへの影響も大きいのです。
これまで選手として育ててくれた関係者やご家族・・・。

それから、一番気になったのは、一度棄権をした閻涵選手が出場することにしたという事実。
これは羽生選手が出場したことがすごく影響していると思うのです。
衝突した一方の選手は包帯しながらも痛々しい姿でかたくなに出場することをあきらめていない。
なのに一方の選手は棄権・・・。
ましてや地元中国の選手であり、メダル圏内の選手。
期待も大きかっただけに、自分だけ棄権とかできないと思ったのでは・・・。
羽生選手が棄権していたら閻涵選手もきっと棄権したままだったと思うのです。

それから、ケガの状態がよくわからないのですが、
頭と顎のほかにも、衝突時に胸を打ったような感じがしました。
その後何度もヒクヒクと咳をするような様子もありましたし、
肋骨とか、肺に影響があったのではないのかと心配になります。

チャレンジすること、滑りきることはほんとうにすごいことだと思います。

でも、それは状況によります。

今回は総合的に考えても「棄権」すべきだったのです。
リスク回避も選手には大事なことだと思うのです。
それでも出場したのは「強さ」ではなくて「負けず嫌い」なだけではないでしょうか・・・。

今年の女子の解説をされている織田信成さん。
あの感動したら号泣する彼が、意外に冷静なコメントをしていたように感じたのですが、
もしそうなら、織田さんはこういうことも考えて棄権すべきだと思っていたのではないでしょうか。
それを踏まえてすごく心配していたのでは・・・。

もちろんここまで書いていることはすべて私の個人的な意見です。

だけど、やはり精神論ではなく自分自身を大事にしてほしいなって思います。




「羽生選手、ケガがとっても心配です。」

ひどいケガをしていなければよいのですが。




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