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「今日バイト帰り、オープンしたヤオコーに寄ってみたんだよ。偵察的な意味合いで」

「いや、そこはいちお客さんとしてのスタンスでいいんじゃないですか（笑）」

「そうか？まぁざっと見た結果、やっぱコープとか西友とはちょっと印象が違ったってのを感じたけどな」

「どんな風に？」

「なんつーか、懐かしいんだよ。どこがどうとか言葉にするのは難しいんだけど、なんか。
要は全体的なレイアウトとかが、地元の福井の郊外型大型スーパーチックなんだよ。
あの感じは懐かしかった。ちょっと、帰ってきた感があったからな。
まあ、伝わりにくいなこれ（笑）」

「多分（笑）。私は分かりますが…つまりベルとかアピタ、プラントのスーパーの作りに雰囲気が似ているということですよね。Ａコープ寄りではないと」

「お前それ、大丈夫か？知らない人が読んだらますますわけ分かんねーぞ（爆笑）」

「すいません（笑）」

「まあ偵察だから、そんなこと言って結局何も買わなかったけどな。ヤオコーに押されて人が少なくなってたコープでお買い物してきたよ。
12ロール入りのトイレットペーパーとティッシュ６箱、弁当買ったあと
（これ、どうやってチャリで持って帰ろ？）
ってなって、ちょっとびっくりだった」

「そういう物こそ、オープン初日のヤオコーが安いはずなんですけど…」

「ま、俺が行く時間。四時半くらいかな。にはけっこう半額の弁当が出てるんだよ、コープって。
半額の良さって、値段が半分ってより《同じ値段で倍食える》だから、俺にとって（笑）
これからもコープを応援させてもらうよ」

「ヤオコーには何日か経って人が落ち着いた時分に、また行ってみる感じでいんじゃないですかね」