見えぬけれども あるんだよ
見えぬものでも あるんだよ
---金子みすず 詩集より
「市役所に新しい保険証取りに行ってきたよ」
「これがないと大変ですからね」
「帰ってきて、さあ刑法の判例洗おう!って思ってページめくってたら何かおかしいことに気づいてさ。
よく考えたら既に終わってたんだよ。
まだやってないと思ってたんだけどな」
「金子みすずの詩を載せてますけどこれは?」
「金子みすずの詩はさ、好きなんだよな。
一時期ずっと読んでたことがある。
この階段は、見えないけど空高くまで続いてるのかなぁなんて思ってたらこの詩を思いついたよ」
「青いお空のそこふかく、
海の小石のそのように、
夜がくるまでしずんでる、
昼のお星はめにみえぬ。
見えぬけれども あるんだよ
見えぬものでも あるんだよ…
非常に繊細な詩を書いた詩人ですね」
「俺、そんなに詩人を知ってるわけではないけど、一番好きな詩人はヘルマン・ヘッセなんだよな。
じゃあ日本人で一番はって聞かれたら、俺は金子みすずって答えるよ」
見えぬものでも あるんだよ
---金子みすず 詩集より
「市役所に新しい保険証取りに行ってきたよ」
「これがないと大変ですからね」
「帰ってきて、さあ刑法の判例洗おう!って思ってページめくってたら何かおかしいことに気づいてさ。
よく考えたら既に終わってたんだよ。
まだやってないと思ってたんだけどな」
「金子みすずの詩を載せてますけどこれは?」
「金子みすずの詩はさ、好きなんだよな。
一時期ずっと読んでたことがある。
この階段は、見えないけど空高くまで続いてるのかなぁなんて思ってたらこの詩を思いついたよ」
「青いお空のそこふかく、
海の小石のそのように、
夜がくるまでしずんでる、
昼のお星はめにみえぬ。
見えぬけれども あるんだよ
見えぬものでも あるんだよ…
非常に繊細な詩を書いた詩人ですね」
「俺、そんなに詩人を知ってるわけではないけど、一番好きな詩人はヘルマン・ヘッセなんだよな。
じゃあ日本人で一番はって聞かれたら、俺は金子みすずって答えるよ」