第25回折り紙探偵団コンベンションへ

会社の同僚が折り鶴を何個も折っていたので、昔は折り紙にハマってたことを思い出し、前川さんの悪魔をご紹介したついでに、折り紙探偵団でググったら、ちょうど東京コンベンション（毎年開かれる折り紙教室）の情報が出ていた。久しぶりに出席してみたいな、と大学生になった息子にも声をかけたら、夏休みの帰省で戻ってくるので、出たいという。

前回は１６回（2010年）だったので、9年ぶりの参加になる。コンベンションは憧れの折り紙作家さんから直々に教えてもらえるという貴重な機会。

コンベンションでは、１時間枠や２時間枠の折り紙教室（クラス）が並行して開かれるので、まずは自分の折りたい作品番号を確認して、受付番号順に第３希望まで記載する。
今回は早めの申し込みをしたので、土曜日は１７０番代、日曜日は７０番代という、まあまあな受付番号をもらった。今年の参加者は４００人以上だそうで、同時に１４クラスが開かれている。すごく大きな会になったものだなあ。難易度が☆印で１から５まで記載されていて、３か４のを狙うことにした。

作品展示の教室には、大きな折り紙で折られた独創的な作品が正面に並んでいて、目を引く。このゴリラは勝田恭平さんのかな。


折り紙作家さんの作品や、同時開催されるコンテスト用の作品がたくさん並んでいる。


参加者の名前番号が書かれた受付カードや、折り紙の大中セットや必要な書類などがカバンにセットされ、手際よく受付とク申し込みが進んでいく。今年もコンベンション用の折り図集を購入。休憩時間にも黙々と折っている光景があちこちで見られる。



初日（8/10土）の１コマ目と２コマ目は、井上岳哉さんのティラノザウルス頭部（星４つ）。
折り図は無くて、一緒に折っていく。折り方がわからなくて遅れると、あちこちでいろんな方が助けてくれる。折り紙作家さんも、自分のクラス以外は参加者として参加していて、楽しみつつ、周りに気を配っている。後から気がついたのだけど、折り紙作家の萩原元さんに大変お世話になりました。

黒板に恐竜の絵を書いてくれて、歯の出し方や頭の感じは、イメージに合わせて、折り曲げていくという。ディテールがなかなか出しづらい。糊付けをして仕上げるタイプ。


３コマ目は、稲吉秀尚さんのゴマフアザラシ（星3.5個）。
折り図を配ってくれて、わからなくなったら質問するタイプのクラス。私は時間内にできなくて、あとから完成させた。


４コマ目は、西村修さんのルパン三世の次元大介（星２つ）。感覚で折っていく（笑）
本日の作品一式。


二日目（8/11日）の1コマ目は、息子は南島和英さんのF-104G スターファイター（星４つ）のクラスへ。私は松田景吾さんの龍（星３つ）のクラスへ。
時間以内に完成せず。

２コマ目は、川畑文昭さんのシロナガスクジラ（星３つ）。
息子は川畑さんの恐竜シリーズが大好きで、小さい時から繰り返し折った。説明もとても上手でベテランの貫禄。
沈め折りは、Closed SinkとOpen Sinkの二種類があることを、今更ながら知った（汗）。私は間違えて折ったので、ボロボロ・・・


残念ながら午後は出られないので、今年のコンベンションはここまでとなったけど、充実した二日間でした。
どうもありがとうございました！

帰ってからも、完成しなかったスターファイターを完成させていた（真ん中）。
また、購入した折り図集を開いて、息子は夢中になって折っていた。

奥は稲吉秀尚さんの錦鯉。
手前は酒井英司さんのティラノザウルス。


台風で出かけられなかったので、折り図集から、息子は國宗慎さんのこうもり。25cm折り紙で。迫力ある。


私も折り図集から、メキシコのエリック・ジャクシエル・リーバス・ザルコさんのGray Foxを折った。
また、韓国から参加していた女性が、折り図交換をしましょう、と申し出てくれて、交換して折った前川さんのこぐま。


折り図集から、息子が2時間半かけて折っていた、フランス作家のアニス・クローディオンさんのWeedy Seadragon 2019（タツノオトシゴ）。似てないとガッカリしていた。


久々に参加して、
鶴の基本形、豚の足、あやめ、など折り方の呼び名があることを思い出した。
折り紙の腕はだいぶ衰えてた。しかし、しばらく折り紙ブーム続きそうです。