見ました?箱根駅伝!!
強かったな―東洋大学。
往路も復路も総合も優勝。しかも総合の歴代記録より9分も早くゴール。
強すぎちゃって、いろんなところに影響出ましたよねー。
1位が通過したあと、20分を越えると繰り上げスタートとなるルールがありますから、
復路スタートの時点で13校が繰り上げの一斉スタート。
だって往路終わった時点ですでに東洋大学が2位の早大と8分も差があったもんだからもう大変。
去年は繰り上げは2校だけですから、このすごさがわかる。
13校も一斉にスタートしたもんだから、
復路はもう本当の順位と見た目の順位が違いすぎちゃって何が何だかわけわからんって感じでした。
東洋大強すぎてなーもっとおもしろいギリギリのレースが見たかったな―なんて途中まで思ってたんですが、
東洋大は去年の箱根駅伝で21秒差で早大に負け2位だったんですよねぇ。
21秒って言ったら、10区10人で換算したら1人2秒。
1人2秒早く走ってたら優勝できたかもしれない、っていう悔しさをバネに
昨年は箱根駅伝の翌日から練習を開始したんだって。
すごくない?めちゃめちゃ疲れてるだろうにさ。
そんだけ悔しかった、1年箱根駅伝のために練習してきた。
で、今年はその気持ちが爆発し、21秒が9分の差になって優勝。
9区から10区への神奈川大学のタスキリレーもすごかったよねぇ。
繰り上げスタートまであと30秒…でも神奈川大学は9区のランナーが見えていて、
普通に考えれば10区にタスキがギリギリつながるねーってな場面。
疲れが足にきてたのか、10メートルくらい手前で9区のランナーが転ぶのよー。
転んですぐに立ちあがろうとするんだけど、足がもう動かないって感じでまた転ぶ、また起きる転ぶ…。
テレビの画面に出てた時間のカウンターは残り時間ゼロになってしまっていたように見えたけど、
繰り上げスタートを促すスタッフの人も、その合図のピストルを鳴らすスタッフの人も、
ほんの1秒か2秒、タスキが渡るのを待っているように見えた。
で、何とかかんとかタスキが10区のランナーに渡る!
公式記録としてもこのタスキリレーは認められたと聞いて本当にほっとしましたよねー。
日本人にもまだ情があっってよかったって思った。
涙なしには見られない。
私なんてただの視聴者で何の関係もないのに、1区からタスキが渡されるたびに号泣ですよ、あなた…。
働いていた時には正月も休みなしだったから、見たくても見られなかった箱根駅伝。
ビデオ撮っても往復で10時間あるからねーいつ見るのよ?って感じだし。
なので、箱根駅伝を見られることは、贅沢なことだなと思います。
2年前は、箱根駅伝を見ながら陣痛に耐えたし、思い出深いのです。
あー最高だったな、今年の箱根駅伝もさー。
お正月、満喫です。