セヴァンカリス鈴木の講演会に浜松まで行ってきましたー!!!レポートです。
「セヴァンカリス鈴木」、知ってます?
日系カナダ人とカナダ人のハーフの女性で、現在34歳。4歳と2歳の男の子の母です。(同じ歳!)
1992年のリオデジャネイロで行われた環境サミットで、子ども環境団体の代表として12歳でスピーチし、
それが『伝説のスピーチ』と呼ばれています。大人がぐうの音も出ない、真実をあぶり出した、怒りのスピーチでした。
見たい人はここを見てね。 → ユーチューブ「伝説のスピーチ」
絶対見たほうがいい、映像です。
で、そのセヴァンカリス鈴木は今も環境活動家として活動していて、今回日本で講演会ツアーを行う、と知りました。
近いところで浜松で講演会があると。これは行きたい!と思い、かなり無理をして行ってきました。
上の子の幼稚園の送りは旦那にお願いし、下の子は連れて2時間車で移動。
講演会中は下の子を託児に預け、お昼を食べて2時には浜松を出発。
またもや2時間移動し、上の子を幼稚園終了後から見ていてくれたママ友の家にお迎えへ。
いやぁ、大変だった…。いや、下の子は意味不明のまま4時間も車で移動し、託児に預けられて可哀そうでした…。
でも、講演会はよかったです。でも、改善点もたくさん見えました…(笑)
でも行ってよかったです。
とにかく、講演会でセヴァンが言っていたことはこの人のブログに詳しく書いてありますのでこちらをご参照ください。
浜松で行われた講演会のことではないですが、言っていたことはほぼ同じです。 →このブログ
読んでもらったらわかると思うのですが、世界とか政治とか概念とか大きな話が多かったです。
私としては、母になったセヴァンが今思うことの母目線での話を期待していたので、そこは期待とは違いました。
でも、会場で少しだけ参加者である私たちと話す機会があって、
そこでセヴァンが話したことが、私にとっては1番印象に残りました。
『母になってみてわかったことは、お母さんは世界で1番忙しい人たちだということ。
その忙しい人たちに、エコのため環境のために時間を割いてくれというのは酷な話。
例えば、生ゴミ処理1つとっても、今は個人のコンポストに助成するというレベルだけど、
県や市が大きなコンポストを持って、生ゴミだけ回収する日を作って回収するという方法だってあるはず。
そういうことに気付くためには、もっと政治に母の目線の人が入っていくべきだと思っている』
個人的には、自然を伝えるインタープリターであることは私のアイデンテティだし、忘れたことはないし、
今もインタープリターであるための活動はしているつもりだったんですが、
そのインタープリターをしている目的である、環境問題解決のためにという環境教育指導者としての視点を
忘れかけていた自分に気づけたのが何よりも収穫でした。
THINK GLOBARY ACT LOCARY という言葉が好きなんですけど、
最近の私は母であることに気をとられすぎて、ACT LOCARY のみになっていたような気がしました。
セバンのツアーは今月25日まで行われるようです。
これからまだ、滋賀、京都、福岡、東京とまわるようです。興味ある人はこちらへ。→ ツアースケジュール
さぁ、私にできることを考えよう。そして、1歩ずつ、前へ。