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ニキッズ 絵を見る会が本当におもしろい

2013年11月06日 | おすすめのもの

先週末は、NPO法人EPOで行われた森の美術館というイベントに参加してきました。

自由画の教室、ニキッズで書いた絵が森の中に飾られていて、そのまわりで、

落ち葉のプールがあったりブランコがあったり、ウサギがいて抱っこできたりするほか、

ドングリクラフトと段ボールハウスに絵を描くコーナーがあったりポニーに乗れたりで満喫したのですが、

この中で描いた自由画を、先生に見てもらうという企画があったんですね。

これがまぁ、またまたすんごくおもしろかったので、レポートです。

 

ニキッズは、隔週土曜日と火曜日にあって、みんな来たい時に来ます。

来たら、2時間の時間の中で、描きたい時に描きたいだけ描きます。

大人は絶対に「何描いたの?」とか、「もっとこうしたら?」とか言ってはいけません。

何かを描かないといけないわけではないのです。描きたいように、描きたいだけ描きます。

1枚書いたらあとは遊んでばかりの子もいれば、何十枚も描く子もいます。日によってもバラバラ。

くるみは、これに数ヶ月に1回くらいのペースで通ってます。かなり頻度は少ないです。

 

自由画には、子どもの心理がそのまま表れます。

それは自由画に長く触れてきた人には、よくわかるようなのです。

そんなわかる人を先生として読んで、我が子の絵を見てもらうのが、個人面談です。

1人の持ち時間は10分。

 

今回、くるみの絵で見てもらったのはこの3枚。

1枚目がこれ。

2枚目がこれ。

3枚目がこれ。

 

先生は絵を見る前に、質問をしました。

先生「最近どんなことで悩んでる?」

私「長女に怒ることが増えたことですかね」

先生「例えばどんな時?」

私「例えば、下の子のオムツ替えてたり授乳してたりするような時に…テレビ見たい→じゃあリモコン取って→ママが取って→

  ママは取れないよ→やだ→じゃぁ見なくていいよ→やだーーーーー!!!…って時とか、

  幼稚園行く直前になって「風船ふくらませて」とか言ってくる時です…」

先生「それは当然よ。上の子から見れば、なぜ私だけ幼稚園に行って、下の子とママは一緒にいるの?ってことでしょ。

   なんでその時に「幼稚園行きたくないんだね」って抱きしめてあげないの?」

私「…その通り…でも、幼稚園行かない癖がついたらやだなとか、この後仕事あるから行かなかったら困るなとか思っちゃうんです」

先生「でもね、この子、バランス取れる子よ。(絵を見て)。それに、明るい。明るいのはあなたの明るさがうつってるのね。

    幼稚園に行ったらお友達もたくさんいて楽しいって知ってるから、きっと受け止めてあげれば、この子は幼稚園行かないって

    言わないと思うわよ。ほらね、絵も余白の使い方がうまいし、ちゃんと他の色のことも考えてる。」

私「信じる、ってことですかね」

先生「そうよ、信じなくちゃ。丸を書くのはね、甘えたいってサインって読み解くのね。で、丸をこんなふうにいくつも書いてるってことは

   甘えたい甘えたいって気持ちなの。でも、筆圧が高くないのよね。優しく書いてあるし丁寧だから、

   甘えたいよ!バカ!何でわかってくれないの?って強い気持ちっていうよりは、

   甘えたいなぁ、甘えたいなぁってそのくらいの感じね。」

私「そうなんですか」

先生「でも、これだけ絵がステキだし、明るいし、言いたいことがきちんと絵に出てる。

   これだけきちんと言いたいこと言わせてるなんて、お母さん、すばらしいわよ。いい絵を見せてくれてありがとう。」

 

 

っと言ったような内容でした。

すごくない?感動だよ。

育児には評価がないけど、私はいつもこの絵の個人面談を受けると、

いいことも直したほうがいいことも言ってもらえて、でも暖かくて、すごくいい切り替えになるんです。

私の育児の評価の場、という感じ。間違っていることはこの時に軌道修正できるのがありがたい。

自由画の奥深さにはまりそうです。

興味ある方、ニキッズの詳細はHPへどうぞ。→ HP

 

 

 


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