REXブログ

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なぜかを考える癖

2013年08月14日 | 私自身のこと


玉虫です。
玉虫色の、玉虫。
見たのは何年かぶり。
つかまえて、虫かごに入れて、
キレイだなーと思っていると、こんな疑問が浮かんできます。

●なんでこんな色?派手すぎだろ
こんな目立ったら天敵に見つかりやすすぎない?

20歳頃、尊敬する樹のお医者さんにこう言われました。
『自然のことで理由がないことはない。
ないとすれば、まだ人間にはわかってないだけ。』

さー玉虫はなぜこんな目立っているか。
調べたらすぐわかりました。
玉虫の天敵は鳥で、鳥は光るものが嫌いだからこんな色をしている。
ほーなるほどー。
逆に目立たせるパターンね。
毒のある芋虫とかもそういうのいるよね。ふむふむ。

更にこう書いてありました。
『幼虫は三年の間朽木を食べて朽木の中で過ごし、成虫の寿命は一ヶ月程度。7月から9月頃の晴天の日中のみ飛び回り、それ以外は葉の裏などでじっとしている。成虫の食草はエゴノキの葉。』
ほー三年も幼虫で過ごしますか。
成虫の寿命が一ヶ月で食草はエゴノキのみ?
それはそれは、早く離してあげないと死にますね。

で、次の疑問。
なんで暑い時だけ飛ぶわけ?

また少し調べていくと、
たぶんそれは背中の光を天敵である鳥に見せた時に
キラキラよく輝くようにであることを想像させる情報がいくつか出てきました。
なるほどねー、目立つ戦略だとそうよね、
夜行性じゃ意味ないもんね。

そして、次の疑問。
鳥はなんで光るものが嫌いなのかしら??
って、疑問はつきません^_^;
でも、この疑問を解決できた時のハッとなる感じが楽しくてやめられません。
自然はこういうところが面白いよなーと思います。

で、この東洋経済オンラインの記事。
http://toyokeizai.net/articles/-/17552
『アメリカは原爆投下をどう教えているか』という内容の記事です。
面白いのでぜひ読んでみて下さい。

なぜか?、疑問をもち、
こうじゃないか?、仮説を立てる。
情報を収集し、人の意見を聞き、自分なりの答えを持つ。
これをできない、しない日本人は確かに多いよな、と考えさせられました。

これってなんか全てに通じるよなと思います。
なんで同じ食べ物なのに賞味期限の少ないものと長いものがあるのか?
なんでこんなにも選挙の投票率が低いままなのか?
なんで病院がこんなにいつも混んでるのか?
本当に電気は足りないのか?
本当にクーラーをつけないと熱中症になりやすいのか?
なぜくるみはできることもできないと言ってくるのか?

何が本当なのか、なぜそうなのか、
自分なりの答えを追求し続けたい。
改めてそう思わせてくれました。
そこに面白さがあるよなと。

歳をとる ということ

2013年08月09日 | 私自身のこと


夏休みに、私の祖母の家に子どもたちを連れてきました。
祖母の家は愛媛県の山の上で、集落に今も住んでいるのは2軒のみ。ボットン便所に井戸水に五右衛門風呂で暮らしていて、畑で野菜や果樹やいろいろ育てながら、祖母一人で暮らしています。

しかし、祖母も82歳。
体にもいろいろ不調が出てきていて、いつまでここで一人で暮らせるかわかりません。
長く座っていると膝下が痺れる、便がなかなか出ない、すぐ疲れる、体温調節がうまくできず暑いのも寒いのも苦手なので畑に出るのは早朝か夕方から、すぐ眠くなるので昼間はテレビと昼寝でほとんどを過ごす、腰が曲がっていて背中を伸ばせないので腰から上にあるものは届かない‥そんな暮らしです。
くるみを妊娠してから年に一度祖母の家に帰っていますが、毎年大掃除をするために来ているようなもので荒れ放題です。体がだるく、キレイに保つ体力がないのです。

私は、物心着いた時から中学生頃まで、母の実家であるこの家に夏休みになると来ていました。
夏休みに、一ヶ月くらいはここにいるのが私の定番の夏休みでした。子どもにとっての一ヶ月は、本当に長くて、ここでいろいろなことをして遊びました。
行ったことのない山の上まで探検に行って神社を見つけたり、蝉の首に糸を巻いて飛ばして首が取れたり‥
生活そのものも遊びでした。ゴミを野焼きするのは子供たちの仕事だったし、お風呂を薪で炊いたり、そのために杉の葉を拾いに行ったり、畑にみかんや柚子やトマトやキュウリを取りに行ったり。

その頃、この家はキレイに保たれていて、お盆にはそれはそれはたくさんの親戚が集まってきてにぎやかでした。
私も中学生になり部活を始め、夏休みの定番からも遠ざかるようになり、高校生になってからはほとんどちかよらなくなっていきました。
今、お盆前後にも親戚は一人も来ません。私たちだけです。私もいつまで来れるかわからないなと思っています。働き始めたら来れなくなるかもしれません。

祖母の体の不調を聞いていると、妊婦期間の体の不調によく似てるなぁとつくづく思います。
暑くても寒くてもダメで、眠くて眠くて、だるくって、一人の時には部屋が散らかってようが何だろうが片付ける体力がなく、便秘になり、腰が重く‥。
あの時、妊婦だったけど老人体験もしていたのかもしれないと思うくらいです。

終わりの見えない不調かー
一人でかー
気持ちを想像すると何とも言えない気持ちになります。
きっと、もっと穏やかな気持ちなんだとは思うのですが。

歳をとるということは、そういうことなのかな。
元気なことは当たり前じゃないなと改めて考えさせられる帰省です。
最近私、歳取ったよな、と思ってたけど、またまだ若造なのでした。

とにかく、今年も子供たちを連れて来れてよかったです。
おばあちゃんは、思っていたより元気そうです。楓真を会わせられてよかった。
また来年も来れるかなー?
ひとまず、今を楽しみます。





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