三億円事件犯人に至る道

三億円事件について考察いたします。

三億円事件の場所の特定aa10

2020-08-09 03:27:48 | 日記
一橋本、79頁によると、「お宅の前にある緑の箱」という三億円事件犯人の言葉は、第三回、第四回多磨農協脅迫事件の際に使われたのだが、この「緑の箱」というのは、緑色をした箱、という意味ではなく、府中市内のダストボックスの名称である。つまり、普通名詞ではなく固有名詞なのだ。三億円事件犯人は、いったいどこで、どうやって、「緑の箱」という言葉を知ったのだろう。知っただけではなく、当時、府中市民なら通用する言葉だと知っていたのは奇妙である。
(2013年12月記)

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする