三億円事件犯人に至る道

三億円事件について考察いたします。

第三回 多磨農協脅迫事件発生(3)

2016-06-12 05:45:13 | 日記
というわけなのだが、問題は、三億円事件犯人による電話の内容、である。
ここで、出てくる、「緑の箱」とは、なんだろうか。
府中市のダストボックスなのだが、「緑の箱」というのは、普通名詞ではなく、固有名詞、となっている。
ちなみに、同日、毎日新聞夕刊では、「ゴミ収集箱」となっているが、このような、物言いは、ちょっと、考えられない。
やはり、一橋本、79頁のほうが、正しいと思われる。
「緑の箱」についてだが、三億円事件当時、どうも、府中市としては、ダストボックスのことを、「緑の箱」というふうに、表現することを、決めていたらしい。
市民、および、世間に、その命名が、どれほど、認知されていたのか、わからないのだが。
つまり、少なくとも、三億円事件当時、府中市内に、設置されていた、ダストボックスは、「緑の箱」、と呼び習わされており、固有の名称だったのである。
(2013年7月記)

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