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エンプラス、データセンター向け基幹部品を高性能化

2024-07-10 21:24:39 | エレクトロニクス・自動車・通信・半導体・電子部品・素材産業


光トランシーバー。レンズは光信号を集光する役割を担う

 

 

エンプラスはデータセンター向け基幹部品の高性能化に成功した。

データセンター内のサーバー間で通信するデータの伝送距離を従来よりも2〜4倍延ばすことができる。伝送に関わる機器の設置が不要になるなど、データセンターのコスト低減につながるとみている。

 

高性能化に成功したのは光トランシーバー(交換機)という光信号を電気信号に変換する中核部品。データセンターのサーバー間でデータをやりとりする際、電気信号を光信号に変換し、再び電気信号に再変換している。

データ量が増えれば増えるほど伝送距離は短くなる。伝送距離を補う機器を組み込むといったことが求められる。

 

エンプラスは独のVIシステムズと協力することで新たな光トランシーバー用の技術を開発した。

光ファイバー内を通る光信号を集光して束ねる高性能レンズを採用するなどしている。毎秒800ギガビット(ギガbps)の光トランシーバーの場合、従来は50〜100メートルしか伝送できなかったが、200メートル程度まで延ばせることを確認した。

 

日経記事2024.07.10より引用

 

 



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