パルワールドは1月のリリースから1カ月で総プレーヤー数が2500万人を超えた
ソニーグループの音楽会社、ソニー・ミュージックエンタテインメントは10日、冒険ゲームの「パルワールド」を手掛けるポケットペア(東京・品川)と新会社を設立すると発表した。
ゲーム以外のパルワールドの版権を国内外で展開する。グッズ化権の販売などを想定しているとみられる。
共同出資会社として「パルワールドエンタテインメント」を立ち上げる。ソニー・ミュージック傘下のアニメ会社アニプレックスも参画する。新会社の設立予定日や資本金などは非公表とした。
ソニー・ミュージックは音楽・アニメ事業のほかに、知的財産(IP)のグッズ化など版権事業を手掛けてきた。これまで培ってきたノウハウを生かしてパルワールドの版権を国内外に売り込む。
パルワールドはパルと呼ばれるキャラクターを捕獲し、育てたり働かせたりして冒険するゲーム。
1月のリリースから1カ月で総プレーヤー数が2500万人を超えた。パソコンゲームの配信プラットフォーム「スチーム」と米マイクロソフトの「Xbox」に対応し、米国や中国など海外でも広くプレーされている。