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ジャパン・ハンドラーズ  ハーバード大学ー3  ジャパン・アズ・ナンバーワン

2023-08-24 17:19:55 | ジャパン・ハンドラーズ

ハーバード大学の学者に、『ジャパン・アズ・ナンバー・ワン』(TBSブリタニカ1979年)を書いたユダヤ系のエズラ・ヴォーゲルがいます。

ハーバードの東アジア研究所に所属する教授のヴォーゲルは、この本で日本経済の奇跡的な成功を紹介し、アメリカ人に衝撃を与えました。

 

ところが、このヴォーゲル自身が、これとは全く正反対の「日本は(アメリカ型の経済システムを受け入れて)変らなければならない」とする「構造改革」(米国主導の日本経済の構造破壊)を称賛する本を書いている(『ジャパン・アズ・ナンバー・ワンーそれからどうなった』たちばな書房2000年)。

 

お銚子乗りの日本人たちが、舞い上がっているなか、ヴォーゲル日本研究は、米国政府の「日本研究をし尽くし、隙あらば経済的に叩き潰す」という経済戦略に当初から組み込まれていたのです。

ヴォーゲルが初めて日本についての研究を行ったのが、タルコット・パーソンズ教授(社会学)の下でハーバード大学の博士号をしぃとくした後の28歳の時です。

 

彼はこのとき、千葉県の市川市で、比較文化的な視点華族調査を行い、その成果を論文「日本の中産階級」として発表しました。 戦後初期の日本研究は、もっぱら日本社会について理解を深めるための情報収集という視点からなされました。

ヴォーゲルが手がけたこの家族調査も、後の『ジャパン・アズ・ナンバー・ワン』も日本社会を徹底的に分析し尽くすというアメリカの国家戦略に添って書かれたものであるから高く評価されたのです。

 

1993年にヴォーゲルは、CIA(アメリカ中央情報局)の一部門である国家情報会議(NSC)の分析官になっています。 日本を徹底的に打ち負かすというクリントンン政権の経済戦略にヴォーゲルが加担したことは明らかです。

アメリカという国は、同盟国であっても根掘り葉掘り調べないと気が済まない国です。 日本研究に於いてもアメリカの国益にかなえば評価されて出世していきます。

 

もちろん、こうした生臭い政治の世界から離れて、研究一筋に打ち込む学者もいるとはいえ、基本的に彼らはアメリカの国益を考えるようにしか研究を続けざるを得ません。

何故なら、彼ら自身が米国政府やその資金で助成されている大学・研究所の雇われ人であるからであり、もちろん彼らもそのことを認識しています。

 

彼らはアメリカの利益中心で動いています。 最近の日本人が誤解しているのは米民主党はDSでどうとのこうとの、米共和党は愛国親日で・・と馬鹿げたことを言う阿呆がyoutuberの影響を受けて発言する人が増えています。

米民主党であろうが、共和党であろうが、議会は関係なく、アメリカファーストで動いています。 バイデンは共産主義者の左翼で、親中・親露とかデマがお馬鹿youtuberの間で出回っていすすが、今の現実を見れば分かるでしょう。

日本でも、心中になびく安倍元首相が、japan・ハンドラーズの米シンクタンクCSISから公然と非難された直後、健康を理由に電撃辞任しました。 安倍さん元気でしたけどねw そして菅政権が誕生し、以後、菅政権と岸田政権では完全に反中政策です。

安倍元首相が再び首相に返り咲こうと活動を始めた矢先に、安倍・高市信者から岸田は親中・アメリカ大統領は会ってくれない、だから日本は経済崩壊・・・とデマが拡散されていたことは記憶に新しいところです。実際、っ現実はっ全然違い、アメリカはじめ欧米職と日本は蜜月。 そして日系企業は息を吹き返し記録的な工業製、日経平均も30年ぶりの高値です。

何度もいいますが、お馬鹿toutuberのデマを信じるとろくなことがありません。 大体彼らは実社会で認められない無職で,youtubeで生活費を捻出しようとする人達の政治ごっこをしていることくらい中学生でもわかる話です。 

そして隙あらば、政権与党を引きずりおろし、自分たちが政権を取ろうとする野党(元民主党、社会党、共産党)の人たちばかりです。

 

ジャパン・ハンドラーズは、単なる「知日派」であったり、「親ではありません。 なかには心から日本好きかもしれませんが、結局は母国アメリカの国益のために日本の秘密を探り、冷徹に分析するという立場にある人たちです。

ヴォーゲル自身も、橋本爪三郎(はしもと つめざぶろう)東工大教授との対談(『ヴォーゲル。日本とアジアを語る』平凡社信書 2010年)で、戦後アメリカの日本っ研究について発言しています。

 

ヴォーゲルは、「知日派」という言葉について、「知日派という人々は、日本がアメリカの国益にとって知る値打ちがあるからこそ存在しうるのだ」と述べ、「ここで暗黙に、『日本のことをよく知っている人は日本が好きな人だ』『日本ファ好きな人は日本に親切な人だ』という前提がある」と、

日本人一般の「知日派」理解に評価をくだした後、返す刀で、「実は違って、『知る値打ちのある国だからしっかり知ろう』、これが普通のアメリカ人の態度ではないか」と続けています。

 

日本人は、アメリカ人が日本語を話すことによって、「彼ら」と「自分たち」の垣根が払われたようになっている。 しかし、それは外交・経済交渉に関わる場面では命取りであると言わねばならないとしています。

このヴォーゲルのアドバイスを、われわれ日本人はしっかりと銘記すべきでしょう。

 

『何事も失敗の原因の本質は、無知と根拠なき楽観!』  Renaisancejapan

 

 

 

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