米テキサス州の石油生産設備=ロイター
【ヒューストン=花房良祐】
米ニューヨーク市場で米国の原油指標であるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物は6日、前日比4.1%安の1バレル約69.4ドルと6月以来の低水準となった。米国のガソリン在庫が増加したことで需要が弱含んでいるとの見方が広がった。
米エネルギー情報局(EIA)が6日公表したガソリン在庫は前週比540万バレル増加し、市場予想より増加幅が5倍以上大きかった。冬休みのドライブシーズンを控え、ガソリン需要の弱さが意識されて原油先物の売りが膨らんだ。
原油相場の動向は産油国の石油政策にも影響しそうだ。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどで構成する「OPECプラス」は追加の協調減産の見送りを決めたばかりだが、ロシアとアルジェリアの担当閣僚らが6日までに相次いで供給量を絞る可能性に言及した。
ロシアのプーチン大統領は6日にサウジアラビアを訪問し、ムハンマド皇太子と会談した。原油市場についても協議した可能性がある。
日経記事 2023.12.07より引用
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100ドル以上していても、世界経済の中でたったの2%しか占めていなかったロシア経済。 ハイテク産業全くなし、原油の輸出に頼るプーチン・ロシアにとって大きな痛手でしょう。
中国・インドが買い支えていましたが、中国経済は現在ガタガタ、イタリアは一帯一路のから撤退。 インドも士師側によて来ています。
来年の春まで、どのような状況になるかウォッチしましょう。