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【極秘情報流出】月で発見された「かぐや姫の遺体」月面都市に眠る日本神話の衝撃的真実【都市伝説 ミステリー】

2024-11-11 10:04:57 | ミステリー・都市伝説・世界の謎・オーパーツ・陰謀論、スピリチュアル、他、

【極秘情報流出】月で発見された「かぐや姫の遺体」月面都市に眠る日本神話の衝撃的真実【都市伝説 ミステリー】


https://www.youtube.com/watch?v=QfbGTguZPPg


トランプを愛国保守と騙される阿呆たち  馬鹿は死ななきゃ治らない

2024-11-11 09:17:17 | トランプ政権

 

ゼーリック氏ら米共和の元高官100人、ハリス氏支持(日経・ロイター記事)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d00ae2e261a46639d8c67c55416a0511

米退役軍人ら700人超、ハリス氏支持 「民主主義守る」(日経・ロイター記事)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1516359acdf01351fc61ec47bc396bf2

・米司法省、マスク氏側に注意喚起 激戦州で毎日100万ドル(日経・ロイター記事)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f87a14068256c74f14030e0b520c0f26

トランプがDSと戦っている? 冗談もほどほどに!
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/de96e73270e915c376ff4eeae976c036

トランプはDSと戦っていて、暗殺・戦争をしない?冗談もほどほどにhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f68d57be8bbd0c7a359c62ec32aa3b6b

 

 

・トランプ氏が投稿「ダイモン氏が支持」JPモルガンは否定(日経・ロイター記事)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/254f27e09c0d1e6cffba510a4d183c8a

・テイラー・スウィフトさん、ハリス氏とウォルズ氏への支持を表明(CNN記事)https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/4c1c9d01def292c24e31791d88a1278d

・トランプ氏、ハリス支持を宣言した歌手スウィフトさんに「代償を支払うことになる」(MSN記事)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/ef583b226d409416f24720a7152b9b26

・視聴者の63%、ハリス氏が良かった 米大統領討論会(CNN記事)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/61a3e132879d781365d6466a3c9686a6

・トランプ氏、自身のSNS運営会社の株価暴落 6000億円資産消失(日経記事)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/fa0ee127484d1e9140f4ac3024c9e959

・トランプ氏、人身攻撃繰り返す…「私の容貌がハリスよりはるかによい」(yahooニュース記事)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/ddea25aa5e164c95cbcc216a9d6aa445

 

 

 

 

(共和党の闇)

・ロスチャイルド財閥-317 第二次世界大戦 敵国ナチスドイツを支援した米共和党とロックフェラー財閥
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/39deb65000d53860fb007ed4512c9c40

・第二次大戦で東京に焼け野原にしたB-29は、ロックフェラーGr(共和党系)の兵器会社であるボーイング社。 B-29のBはボーイング社のB。
・第二次大戦で、日本に原爆を落とした軍用機『エノラゲイ』は、ロックフェラー系・共和党系の兵器会社であるボーイング社の機種名。

【事実】共和党の不正選挙とFOXニュース
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/84c6493df0daf49ec5289e8759be7992

 

・世界の最貧国の一つであった独裁共産党政権の中国に、技術援助・資金援助を行い、米国の政界派遣を脅かすまでに成長させたのは、共和党とロックフェラー財閥。
1972年2月、共和党のニクソン大統領が訪中し、北京で毛沢東主席と首脳会談し、その場で技術援助・巨額の資金援助・一つの中国を認める約束しました。


・ベトナム戦争で軍事力で北ベトナムごときに負ける筈のないアメリカ軍を撤退させ、敵国の共産主義国のソ連を喜ばせたのも、共和党ニクソン政権とロックフェラー財閥。

 

 

↑ すべて100%事実。 自分でも調べてごらんなさい。 反論あればどーぞ、FACT(事実)ベースで徹底議論しましょう。

 

 

 

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哲学・宗教・思想 ここまでの投稿記事一覧
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/7da98797504886d8b9eaa2e5936655e6

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大接戦じゃなかったの?なぜトランプ氏“圧勝”に?

2024-11-11 08:18:58 | トランプ政権

大接戦じゃなかったの?なぜトランプ氏“圧勝”に?

勝敗のカギを握る激戦州を次々と制し、返り咲きを果たしたトランプ氏。

事前の世論調査では大接戦が伝えられていた選挙は、なぜトランプ氏の“圧勝”となったのか。そして、“もしトラ”が現実になった世界は今後、どうなるのか。



アメリカの政治と安全保障に詳しい明海大学の小谷哲男教授の解説です。

(キャッチ!きょうの世界キャスター 望月麻美)

 

 

トランプ氏 予想よりも強かった?

今回の大統領選挙の得票総数を見た場合、トランプ氏は今のところハリス氏よりも500万票、多く取っています。

また、2020年の結果と比べると、バイデン氏がとった数よりもハリス氏が取った数が1400万票減っています。

これは、トランプ氏が強かったというよりはハリス氏が弱かったということを表してるのだと思います。
 
 
トランプ氏 予想よりも強かった?
 
 
アメリカの人口動態を考えると、今後、白人がマイノリティーになる一方で、ヒスパニック系の人口が増えていきます。

そうなった時に、より多様性を重視する民主党のほうが、長期的には強くなると言われていたんですが、今回の選挙結果を見ると、必ずしもそうではありませんでした。


民主党としては戦略を立て直していかないと、これから先の選挙でも勝てないということが言えるかもしれません。
 
 
 
 
 

激戦州での勝因敗因はどこに?

“青い壁”と呼ばれている州は、いわゆるラストベルトと呼ばれているところで、かつては製造業などが盛んでしたが、産業構造の変化によって衰退しています。

2016年の選挙では、トランプ氏がそこに目をつけて製造業でなかなかうまくいってない票を掘り起こして勝ちました。


今回もトランプ氏が再びその票を掘り起こしたということですが、一番大きかったのは経済政策の分かりやすさだったと思います。

トランプ氏は「チップの収入を非課税にする」とか、「残業代とか社会保障についても非課税にする」という非常に分かりやすい、すぐに利益が出そうな経済政策を打ち出していました。


これに対して、ハリス氏のほうは「希望の経済」と言いながら、具体的に何をするのかよく分からなかったという点があります。
 
 
敗北を認めるハリス氏(11月6日)
また、バイデン政権は大学の奨学金を免除するということに力を入れてきましたが、ラストベルトの労働者の多くは大学に行っておらず、そうした有権者には響かない政策でした。そのあたりが大きく影響を与えたのだと思います。

このあたりは白人の労働者が多かったのですが、いまは黒人やヒスパニックの労働者も増えていて、このあたりに対してもハリス氏がアピールできなかったというのが敗因ではないかと思います。
 
 
 

ハリス氏 女性の支持伸びなかった?

(※激戦州ミシガン州の出口調査について)

特に人工妊娠中絶をめぐって、女性票がハリス氏に流れるとみられていましたが、そうはなっていません。

もう1つの問題はおそらく、今回、ハリス氏が多様性というものを重視して、例えば、女子スポーツにトランスジェンダーの選手を受け入れることを促進しようとしましたが、親世代からするとそこに抵抗感を感じている人たちが多かったというふうに思います。
 


また、不法移民の問題が今回、かなり重視されましたが、不法移民が増えたことによって、コミュニティーが不安定化した、犯罪が増えた、ドラッグが増えたということで、子どもの安全を考えたときにハリス氏を支持できなかった女性が多かったのではないかと考えられます。
 
 
ハリス氏 女性の支持伸びなかった?

 

 

若者も過半数がトランプ氏支持?

いわゆるZ世代と呼ばれる18歳から29歳の若者は、かなり民主党支持が強いだろうと言われていました。

しかし、バイデン政権のガザ政策への批判などもおそらく影響したと思います。

また、もう少し精査が必要ですが、もしかするとZ世代でハリス氏を支持しているように見えたのは、SNS上でそれを積極的に発信していた人たちであって、サイレントマジョリティーのZ世代は、実は保守化している可能性があるかもしれないということが、ここから読み解けると思います。
 
 
若者も過半数がトランプ氏支持?

 

 

ヒスパニック系でもトランプ氏支持増えた?

ヒスパニック系の人口は、白人に次いで多くなっていますが、従来であればその多様性という観点からヒスパニック系は民主党支持だと言われてきました。

しかしヒスパニック系はカトリックの人が多くて、保守的な考えを持っているということもあり、そのあたりがハリス氏よりもトランプ氏に流れた要因ではないかと思います。


また、トランプ氏が不法移民対策について、かなり強硬な政策を打ち出していて、メキシコ系の移民を排斥するような発言をしてますが、いったん正規のアメリカ市民権を取ったヒスパニック系は「これは自分たちの問題ではない」と、むしろ不法移民を排斥することはいいことだと考えているということもあったようです。


もう1つ、共和党の副大統領候補だったバンス氏が、かなりヒスパニック系の集会に出るなどアピールしたということなので、このあたりも影響したのかもしれません。
 
 
 
ヒスパニック系でもトランプ氏支持増えた?

 

 

 

上院下院の結果についてはどう見る?

まず民主党からすれば、いわゆる“トリプルレッド”は避けたいということで、下院についてはなんとか多数派を取りたいと思っていると思います。

ただ、上院はすでに共和党が多数派になるということが決まりました。


実は2016年の時も、トリプルレッドでトランプ政権が始まったのですが、そのときと比べると、下院はもともとトランプ派の議員が多かったのですが、上院でも、今回の選挙の結果、トランプ派の議員が増えたということになります。

仮にこの先、トリプルレッドになったとしても、2016年よりもさらにトランプ氏の政党としての共和党という姿が見えてくると思います。
 
 
上院下院の結果についてはどう見る?

 

両陣営の受け止めは?

ハリス選対の幹部の方は最後まで、“青い壁”と言われる州ではひっくり返せると言っていたようですが、そこが見事に失敗した形です。

ハリス陣営は内部分裂というような状況になっていると思います。誰が悪かったのかという責任のなすりつけあいが始まっていて、特にバイデン大統領に対する批判が強まっています。
 


「撤退するのが遅かった」という声もありますし、「そもそも昨年の時点で出馬するべきではなかった」という声も上がっています。なかなか総括ができていないという状況だと思います。

一方のトランプ陣営はかなり盛り上がっている状況です。すでに人事の話なども始まっています。
 


従来、トランプ陣営には良識派とMAGA派、トランプ寄りの人たちがいたんですが、このMAGA派の影響力がどうも強まっているようですので、このあたりが今後の人事や政策に影響しそうです。
 
 
 
両陣営の受け止めは?
勝利宣言するトランプ氏(11月6日)

 

 

ウクライナへの支援どうなる?

トランプ氏は選挙中からウクライナの戦争を止めたいということを発言してきました。また、ウクライナに対する軍事支援を継続するかどうかについては、消極的な発言が続いてきました。

先ほど触れたとおり、人事がすでに動いていますが、ウクライナ支援に消極的な人の名前があがり始めているので、もしかするとウクライナ支援には消極的になるかもしれません。
 
 
 
ウクライナ ゼレンスキー大統領
 
 
この先、下院で共和党が多数派になれば、議会が予算をつけるのでますます予算をつけてウクライナを支援することは難しくなってくると思います。

上下両院でウクライナ支援に懐疑的な議員が増え、トランプ氏周辺にも懐疑的な人が増えていますので、ウクライナにとってはかなり厳しい状況かもしれません。
 
 
 

イスラエルとの関係は?

トランプ氏は1期目からイスラエルに対する強い支持、支援を行ってきたので、それを継続するということは考えられます。

ただ、今回の選挙でユダヤ票を減らした一方、ムスリム票が増えましたので、このあたりが政策に影響を与える可能性があります。


トランプ氏は、勝利宣言の中でもわざわざ、ムスリムの住人たち、有権者に言及していたので、そのあたりを意識している可能性はあると思います。
 
 
ネタニヤフ首相と会談するトランプ氏(2024年7月)
 
 
1期目は、パレスチナ支援に非常に消極的でしたが、今回の選挙結果を受けて、イスラエルに対してやや圧力をかけつつ、パレスチナ支援をするという可能性も見えてきたということが言えると思います。
 
 
 

ヨーロッパに対しては?

ヨーロッパではかなり戦々恐々としていると思います。

例えば、NATOから離脱するというような観測もありますし、関税を高めるということへも懸念が強まっていますが、これらは基本的に交渉のための圧力、準備だと考えたほうがいいと思います。
 


安全保障面に関しては、いきなりNATOから離脱するというよりも、離脱をほのめかすことでヨーロッパにより大きな負担を分担させたいという、そういうねらいが見えてくると思います。

そして、貿易面でも、すべての輸入品に関税をかけるということなのですが、最初から関税をかけるという圧力を加えて、それによってこの先あるであろう、アメリカとヨーロッパの間の貿易交渉で、有利な立場に立ちたいということだと思います。
 
 
 
ヨーロッパに対しては?

 

 

北朝鮮に対してはどう出る?

前回、1期目は米朝首脳会談をやって、非核化を目指しましたが失敗しました。

その後、北朝鮮が核開発をさらに進めたので、すぐに北朝鮮と再び会談を目指すということはないと思います。
 
 
米朝首脳会談(2018年6月)
 
 
一方で、バイデン政権の間に日米韓の連携が進みました。

トランプ氏もこれについては「数少ないバイデン氏の成果だ」と言っていますので、これを引き継ぎ、維持、拡大していくということが考えられます。まずは日米韓の連携を拡大しつつ、北朝鮮の出方を見るということになると思います。



今の北朝鮮と無条件で話をするということは、アメリカの国内政治的にもマイナスになると思います。

トランプ氏から北朝鮮に呼びかけるということはないでしょうが、もし北朝鮮から対話を呼びかけてきた場合はこれを受ける可能性はあると思います。
 
 
 

対中国政策はどうなる?

中国はトランプ政権にとって、経済、安全保障の両面で最大の課題と見なされています。

まず、経済の面では、ほかの国に対しては10パーセントから20パーセントの関税と言ってますが、中国の製品に対しては60パーセントの関税をかけると言っています。


ますます米中間の経済の切り離しを進めていくでしょうし、ハイテク分野での競争を進めていくということになると思います。
 
 
一方で、台湾についてですが、基本的にはトランプ氏も台湾を守るという姿勢を維持すると思います。

しかし、経済面で中国側の譲歩を引き出すために、台湾問題と経済問題を絡めて、“ビッグディール”を目指すということにやや懸念があります。
 


つまり、アメリカの台湾への支援を減らす代わりに、貿易面で譲歩を迫るということがあるかもしれないので、このあたりは注目しておく必要があると思います。
 
 
 

インド・太平洋への関わりは?

中国が最大のライバルなので、中国を経済的、政治的、あるいは軍事的にけん制するためにも、バイデン政権下で拡大した日米豪印の「クアッド」という枠組みは引き続き活用していくでしょう。

また、バイデン政権がつくった「AUKUS(オーカス)」、米英豪の軍事協力ですが、これも引き継ぐ形で中国に対するけん制を強めていくということになり、少なくともアジアからアメリカが引いていくということにはならないと思います。
 
 
インド・太平洋への関わりは?
日米豪印首脳会談(2024年9月)

 

 

日本はどう向き合えばよい?

経済面では、ほかの国と同じく関税をかけてくると考えられるので、日米の貿易協議を行う中で、いかに日本の利益を守るかということが必要になると思います。

安全保障面では、いま日本自身が防衛努力をしていて、トランプ氏もそれを歓迎するという発言がありますので、すぐに問題はないとは思います。

ただ、防衛費の増額が少ない、もっと増やせという圧力をかけてくる可能性は念頭に置いておく必要があると思います。


トランプ氏は個人的な関係、個人外交を重視しますので、日本の総理としてもトランプ氏と個人的な関係を築く必要があると思います。
 
 
石破首相
 
 
そのためにはトランプ氏の不規則な発言に右往左往することなく、日本の国益を説明する忍耐力が必要です。

一方で、トランプ氏は交渉相手の国内の権力基盤がどれだけ強いかということを見てきますので、その点はやや懸念が残ります。


その分、安倍総理がやったようにゴルフ外交を通じて個人的な関係を築いて日本の総理大臣、石破総理とトランプ氏の間で難しい経済の問題などを議論するということが必要になってくるだろうと思います。

日本政府は“もしトラ”に備えてかなり力を入れてきましたので、トランプ氏の周辺、側近たちとも関係を築いていますから、それを生かしつつ、首脳どうしの個人的な関係を築く必要があると思います。

(11月7日「キャッチ!世界のトップニュース」で放送)
 
 
 
キャッチ!世界のトップニュース キャスター
望月 麻美
2003年入局 ロサンゼルス支局やワシントン支局などを経て現所属
アメリカの政治や社会問題を中心に取材
 
 

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大敗の米民主党、再建へ前途多難 エリート色に反感強く

2024-11-11 07:43:56 | トランプ政権


ハリス氏㊧やバイデン氏に大敗の責任を押しつけあう動きが民主党内にある=AP

 

【ワシントン=飛田臨太郎】

米大統領選で大敗を喫した民主党が2026年の中間選挙や28年の大統領選に向け、試練の時を迎えている。党内ではバイデン大統領やハリス副大統領に責任を押しつける動きがあるなか、党のあり方も含めた検証作業と立て直しを求める声がでてきた。

 

5日投開票の米大統領選は10日も開票作業が続いた。共和党のトランプ前大統領は西部アリゾナ州も制し、事前に接戦が予想された激戦7州で全勝を確実にした。トランプ氏は人種や世代を超えて、労働者からの支持を広げた。

20年大統領選と比較すると全50州と首都ワシントンのうち、40州以上で共和が支持を伸ばした。共和のシンボルカラーにちなみ「赤へのシフト」が起きたといわれる。

 

「バイデン氏がもっと早く候補者から撤退していれば」。党の重鎮であるナンシー・ペロシ元下院議長は8日、高齢不安で7月に党候補から撤退したバイデン氏の決断が遅すぎたことが敗因だと述べた。

米メディアはハリス陣営の幹部らがバイデン氏に責任があると批判していると伝えている。左派の代表格であるバーニー・サンダース氏は「(ハリス氏やバイデン氏ら)執行部は現状維持ばかり。米国民は怒り、変化を求めている」と非難した。

 

内輪の責任論では、党は再建できないとの危機感も党内で広がる。

大統領選と同時実施した下院選で当選確実にしたニッキー・ブジンスキー氏(中西部イリノイ州選出)は党の「再編」が必要だと説く。「米国は右に動いている。民主はその世界で足場を見つけなければならない」とみる。

 

労働者や中間層が物価高の打撃を受けるなかで、近年の民主は出生時の性別と性自認が異なるトランスジェンダーの権利などリベラルな文化的政策に比重を置いた。

同じく下院選で当選確実の民主、リッチー・トーレス氏(東部ニューヨーク州)はリベラル色が強くなりすぎて「ごく普通の米国人にメッセージを届ける能力を失った」と分析する。

 

かつては、共和は大企業や高所得者寄り、民主は労働者寄りという図式があった。今ではこの図式は完全に逆転した。民主は大卒の高所得者が応援する「エリート」の党という色彩が強まっている。

作家兼ジャーナリストのバーナード・ゴールドバーグ氏は今回の大統領選は「何百万もの米国人が(民主党を支持する)エリートから見下されることへの拒絶を示した結果」と指摘した。政治サイト、ヒルに寄稿した。

 

今回の大統領選は物価高と不法移民が争点になった。米国のエリート層には不法移民に批判的な考えを持つ人を「移民排斥主義者」、バイデン政権を物価高で批判する人を「経済を理解する能力がない」とさげすむ傾向があると分析。

物価高や不法移民に不満を持っている非エリート層が「エリートの政治家や学者、メディア、文化人に軽蔑されたことへの仕返しのメッセージを送った」とみる。

 

激戦州の一つ、東部ペンシルベニア州でトランプ氏に投票したトニーさん(65)は「ハリス氏のメッセージはいかにトランプ氏が悪い人間かということばかりだった」と語る。

民主はトランプ氏のネガティブキャンペーンに力を入れた。一方で、自分たち自身は労働者の生活をどう改善し、どのような未来を作りたいのかというメッセージを伝えきれなかった。

 

セレブや歌手がハリス氏の応援に動いた。トニーさんは「彼らは億万長者であって、一般の人の生活など理解していない」と手厳しい。有権者とのズレは見えない形で投票日までに広がっていた可能性がある。

12年に大統領選で敗北した共和は「何が間違っていたのか」という100ページにわたる報告書を作成した。16年にトランプ氏は「労働者の復権」を掲げて、民主から労働者票を奪って大統領の座に就いた。

 

米メディアによると、民主は16年に敗れた際に検証しなかった。結局、トランプ氏に復権を許す結果になった。

今回の大敗を受けて、党内では抜本的な総括を求める声がでているが、党全国委員会トップは退く見通し。惨敗の責任を巡る「戦犯」探しに明け暮れれば、出直しの体制は整わない。  

 

中道の穏健派から急進左派まで寄り合い所帯の民主は一度、対立に火が付くと収拾がつかなくなる懸念がある。その場合には共和の時代がしばらく続く可能性がでてくる。

民主のビル・クリントン元大統領は1992年の大統領選で過去3回、民主が連敗していたのを検証し、経済を争点にして勝利。中道路線を追求した。

 

「エリート」は痛みのともなう総括ができるのか、米国の政党政治の未来を占う。

 

 

 
 
 
 
 
 
米大統領選2024

2024年に実施されるアメリカ大統領選挙に向け、ハリス副大統領やトランプ氏などの候補者、各政党がどのような動きをしているかについてのニュースを一覧できます。データや分析に基づいて米国の政治、経済、社会などに走る分断の実相に迫りつつ、大統領選の行方を追いかけます。

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日経記事2024.11.11より引用

 

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(関連情報


Renaissancejapanが考える 米大統領選、民主党大敗北の原因

https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/ed1d70fb1dc8837f45fe2adb8f5e7ec1

 

・激戦州で全勝したトランプの理由は、イーロンマスクの100万ドルの賞金でしょう。 あれで流れが完全に変わりました。 ハリス振りの情報が圧倒的に増えた。


当選者にお金を渡すために、住所氏名年齢、銀行口座を引き出すことができた。 私の推測ですが、全員に10~100万円とか渡していたと思います。 民主党応援者も、この金に釣られてトランプに投票した人が多いことは容易に推察できます。

 

アメリカの白人・黒人・ヒスパニックともに、カードを1人5枚以上持ち、借金による贅沢をしている。貧困白人 今日のアメリカ人、特に貧困~中間層は、見栄張りの贅沢病。 

これがアメリカのGDPは大きいが、アメリカ経済の実態はボロボロの理由。