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米、利下げ時期どう判断 30〜1日にFOMC

2024-04-28 18:08:47 | 世界経済と金融


5月1日に予定されるパウエルFRB議長の記者会見に注目が集まる=ロイター

 

 

米連邦準備理事会(FRB)は30日から5月1日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。

予想を上回る物価上昇を示す指標が続き、インフレ抑制への自信を持ってきたパウエル議長の強気な姿勢は修正を迫られた。市場参加者は議長から利下げ時期に関してヒントが出てくるか注目している。

 

政策金利の据え置きは確実視されている。今回は3カ月に1回の経済見通しも示されない。焦点はFOMC後の記者会見での議長発言に絞られる。

転機は10日の「CPI(消費者物価指数)ショック」だった。3月のCPIがエネルギーと食品を除くベースで前年同月比で3.8%上昇し、1〜2月に続いて予想を上回る結果となった。

 

高インフレが沈静化していく長い下り坂の途中では、一時的な振れもある。2月の指標が出た時点でパウエル氏はこんな見方を「でこぼこ道」と表現していた。

「インフレ抑制に向けた動きが失速した可能性がある」(ウォラー理事)と基調の変化を懸念する高官らと比べ、楽観的な姿勢が目立っていた。

 

パウエル氏はCPI公表後の16日のイベントで物価上昇率が2%に戻る確信を得るには「予想以上に時間がかかりそうだ」とトーンの修正を迫られた。

25日に公表された1〜3月の米個人消費支出(PCE)物価指数も想定を上回る強さで、物価の高止まりや再燃のリスクについてどれくらい深刻に考えているのかが注目される。

 

アトランタ連銀のボスティック総裁は18日のイベントで「年末にかけて利下げをする状況にはない」と踏み込んだ。物価高の懸念に加え、経済が好調で下支えの必要がないという。

普段は景気を重視して緩和的な政策を求める「ハト派」の一部も、今回は足並みをそろえる。代表格のサンフランシスコ連銀のデイリー総裁は「利下げを急ぐ必要はない」と講演で繰り返している。

この点については、パウエル氏も再び強調する公算が大きい。

 

 

逃げ水のように、利下げの想定時期はずれ込んでいる。構図は年初から変わらないが、市場と当局の温度差が修正された点は異なる。

金利先物を反映する「フェドウオッチ」で政策金利見通しを加重平均したところ、23年末時点では3.8%程度と今後1年間で6回の利下げを想定していた。

 

この楽観論は消え、25日時点で5.0%と年末まで1〜2回しか想定していない。FOMC参加者は3月の経済見通し(中央値)でも年内3回分を想定していた。認識のズレが小さければ、市場が不安定になるリスクも小さい。

利下げ開始時期と11月の大統領選との兼ね合いも話題になりそうだ。パウエル氏は金融政策について政治情勢を勘案して決めるものではないと繰り返すが、「外野」では「利下げするなら11月の前にやるのが筋」(元FRB副議長のリチャード・クラリダ氏)などといった発言が飛び交う。

 

今回のFOMCではFRBが米国債や住宅ローン担保証券(MBS)などの保有資産を圧縮する量的引き締め(QT)の減速を正式に公表する可能性もある。

前回の会合後の記者会見で実施方針を表明済みで、いまは上限を月600億ドル(約9兆3000億円)としている米国債の削減額を半分程度にする案が有力だ。

 

狙いはあふれたマネーを回収する過程で市場に目詰まりが起こる事態を未然に防ぐことにある。前回17〜19年にQTを実施したが、終了直後の19年9月に金利の急騰が起きて混乱した。

パウエル氏は持続可能なペースでより長く資産圧縮を続けるためだと説明しており、金融引き締めを緩めるという目的を否定している。

(ワシントン=高見浩輔)

 
 

 

 

日経記事2024.04.28より引用

 

 

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NY円相場、3日続落 1ドル=158円30〜40銭 日銀会合受け

2024-04-28 18:04:03 | 日本経済・金融・給料・年金制度

【NQNニューヨーク=横内理恵】

26日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続落し、前日比2円70銭円安・ドル高の1ドル=158円30〜40銭で取引を終えた。

日米の金融政策の方向性の違いや金利差が開きやすい市場環境に着目した円売りが続いた。週末で取引が薄くなった夕刻に円安が加速し、一時は158円44銭と1990年5月以来、約34年ぶりの安値を付けた。

 

日銀が26日まで開いた金融政策決定会合で政策の現状維持を決めた。植田和男総裁は会合後の記者会見で円安について、「基調的な物価上昇率に大きな影響を与えていない」との見方を示した。

米国では26日発表の3月の米個人消費支出(PCE)物価指数が前年同月比で市場予想を上回った。

 

インフレが高止まりするなか、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期への不透明感が強まっている。

26日の米長期金利は低下(債券価格は上昇)したものの、米長期金利への上昇圧力は根強い。

 

日本政府・日銀が近く円買いの為替介入に踏み切るとの警戒感が強かったが、市場では「当局を試すかのように投機筋の円売りが活発化した」(CIBCキャピタル・マーケッツのバイパン・ライ氏)との指摘があった。

円買い介入が入らず、「介入による短期的な円上昇を見込んだ円買い・ドル売りの持ち高を巻き戻す動きで円安が一段と加速した」(邦銀為替トレーダー)との声もあった。

 

ニューヨーク市場での円の高値は156円70銭だった。

円は対ユーロで6日続落し、前日比2円20銭円安・ユーロ高の1ユーロ=169円15〜25銭で取引を終えた。対ドル同様、対ユーロでも円売りが優勢だった。一時は169円29銭と2008年8月以来の円安・ユーロ高水準を付けた。

 

ユーロは対ドルで反落し、前日比0.0040ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0685〜95ドルで取引を終えた。米金融政策への不透明感がユーロ売り・ドル買いを誘った。

ユーロの安値は1.0674ドル、高値は1.0742ドルだった。

 

 

日経記事2024.04.27より引用

 

 


日銀総裁、円安「物価上昇に影響なら政策の判断材料」 日銀政策決定会合

2024-04-28 17:56:59 | 日本経済・金融・給料・年金制度


金融政策決定会合後、記者会見する日銀の植田総裁(26日、日銀本店)

 

日銀は26日に開いた金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決めた。追加利上げは見送り、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を0〜0.1%程度に据え置いた。

物価や賃上げの動向をさらに見極める必要があると判断した。

 

植田和男総裁は記者会見の冒頭で「経済・物価見通しが実現し、基調的な物価上昇率が上がっていくとすれば、金融緩和度合いを調節していくが、当面は緩和的な金融環境が継続すると考えている」と述べた。

さらに「経済・物価見通しやリスクが上振れする場合も政策変更の理由になる」と説明した。

 

外国為替市場で進む円安について「(追加利上げを判断するポイントとなる)基調的な物価上昇率への大きな影響はないとみなさん(日銀の政策委員)が判断した」とし、影響が現時点で無視できる範囲にあるかとの問いにも「はい」と肯定した。

ただ「今後発生するリスクはゼロではないので注意して見ていきたい」と今後の動向を注視する意向を示した。

 

「基調的な物価上昇率に無視できない影響が発生すれば金融政策上の考慮や判断材料となる。十分注視したい」とも指摘した。

為替のインフレ率への影響について「通常は一時的」との見方を示した一方、「長期化する可能性もゼロではない。25年の春季労使交渉の賃金上昇率にはねることになれば基調的物価の動きに影響する」とも説明した。

 

「そういう動きが予想できるようであれば(金融政策の変更の是非を)もっと手前で判断できる」とした。

長期国債の買い入れに関して、植田総裁は3月の会見で「将来どこかの時点で減らしていくことを考えたい」と話していた。こうした考えについて「その点は今でも同じ考えだ」と述べた。6兆円程度の長期国債の月間買い入れ額の水準を継続することに関して「今日の会合で特に反対は出なかった」と明かした。

 

日銀は会合後に公表した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で、25年度と26年度の消費者物価指数(生鮮食品除く)の前年度比上昇率が共に1.9%になるとの見通しを示した。

植田総裁は「これが実現していけば、ほぼ持続的・安定的な2%の物価上昇の実現にかなり限りなく近づくことだと思っている」と指摘した。

 

ほぼ持続的・安定的な2%の物価上昇が実現する確度について「このところ継続的に上がってきている」との認識も示した。

マイナス金利政策の解除を決めた3月時点との比較に関しては「ここ1カ月強に入ってきたデータはかなりの程度、3月時点でこうなるだろうと予想していたものに近いものだ」と話した。

 

その上で「(展望リポートの)見通しに沿って現実が動けばそれだけで金融政策を調整する理由になる。見通しからさらに上方になる可能性が無視できなくなるくらい高まれば、(それも)修正の理由になる」と語った。

基調的な物価上昇率が2%に届いたと判断できる具体的な時期に関しては「現状タイミングを特定するのは難しいと思っているが、見通し期間の後半にかけてのどこかではないかと思っている」と述べた。

 

今後の利上げが住宅ローン金利の上昇を通じて消費者に与える影響については「仮に利上げをきちっとする場合は(影響を)十分確認しつつ、その決定をしていきたい」と話した。

 
 
日経記事2024.04.28より引用
 
 
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白井さゆりのアバター
白井さゆり
慶應義塾大学総合政策学部 教授

ひとこと解説

日銀は日本経済へのサポートと過剰な円安との間のかじ取りで難しい状況にあります。

物価は基本はコストプッシュ的であり、一部物価上昇が広がっていてもコストプッシュの広がりにみえます。

 

実質賃金が下落し、実質消費が下落していますので、なかなか物価と賃金の好循環がみられると判断するのはまだ現時点では難しいように思います。

本日の会見では、インフレが見通し通りだったり、それより強い場合に利上げの可能性を指摘することで、現状維持とはならないと示唆することに配慮したように思います。

日銀は為替介入の権限はなく、為替水準で金融政策判断しているわけけではないので、できる範囲で精いっぱい超円安に配慮した発言をしたようです

 


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