
私が手帳を選ぶときの条件のひとつは「コーナーカット用のミシン目があるかどうか」です。
すでに過ぎた週のページの角をカットすると、今週のページを開きやすくなるんでできればあってほしいもの。
ただ、コーナーカットがある手帳のほうが少ないので、優先順位としては低くせざるを得ないのが現状です。
実際、今年使っているLACONICのものにも付いていません。
しかたがないので毎週ハサミで切っていたんですが、これが意外と面倒でして、
一度忘れてしまうとなぜか1,2週間放置されてしまうこともしばしばでした。
来年使う予定の手帳 Mark's "EDIT"も残念ながら、コーナーカット用のミシン目がありません。
しかもEDITの場合は1日1ページタイプですから、ちょっとカットするのを忘れると
あっという間に機能しなくなってしまいます。
対処法のひとつは、手帳にハサミを入れておくこと。
厚さ1.8mmしかないポケットセクレタリを持っているので、これを手帳のポケットに入れておけば
いつでもどこでもコーナーをカットすることができます。
でも、小さいとはいえ刃物をしこんでおくのはちょっと気が引けます(笑)
そこで「ミシン目カッター」なるものを買ってしまいました。
【オルファ】ミシン目ロータリー http://www.olfa.co.jp/ja/body/detail/113.html
カッターで有名なOLFAのロータリー式ミシン目カッターです。
文房具マニアでもあるまいし、そんなメーカー知らないよ、って方も多いでしょうが、
小型刃のブラックSなんかは、おそらく誰もが1度は見たことがあるんじゃないでしょうか。
構造は見ての通り単純。
ロータリーカッターの刃に等間隔に隙間が開いていて、
これを紙の上でくるくると走らせると隙間の部分だけ残して紙が切られ、
ミシン目の状態を作れるというカラクリです。

やってみればわかる、この単純さ。
しかも手帳の角をハサミで切るときに比べて、ミシン目を手でピリピリッと破くほうがずっと爽快感を得られます。
あらかじめ1ページ1ページにミシン目をつけなければいけないのはちょっと面倒ですが、
ハサミよりはずっと楽しめそうな気がします。
一発で手帳の目当てのページを開きたいという方、おためしあれ。