ワイヤレスジャパン2007 NTTドコモ

Blackberry

　ドコモブースでは「Docomo 2.0」の文字の下704i/904iシリーズがたくさん展示されていましたが、そっちは全てスルー（笑）。ようやく日本語版が発表されたドコモのBlackberry8707hだけを触ってきました。

　スマートフォン好きとして興味本位でちょこっと触ってみたのですが、触って思ったのは「これはあくまで携帯電話である」ということ。最近ではTreoやNokia E61、X02HTのようなBlackberryを真似たデザインのスマートフォンがたくさん出ているので、私の中ではBlackberryもスマートフォンだという擦り込みが自然と行われていたようです。しかしBlackberryはあくまで通話とメールが主な機能である、電話機なのです。WM6 Standardよりもずっと電話で、Symbian S60よりもまだまだ電話、というのがBlackberryなんですね。私の求めるのはコレじゃないな、やはりスマートフォンだなと思ったのですぐに興味を失ってしまいました。

　ちなみにQWERTYキーボードですが、X02HTよりもキートップが大きいものの、キータッチがふにゃっとしていたのでちょっと押しにくかったです。それとなんでもかんでも横にあるジョグダイヤルで操作しなければいけないのもちょっと微妙でした。真ん中にカーソルキーも無いのですね^^;




　とはいえ強固なセキュリティにレスポンスのよいソフトウェアを持ち、柔軟な対応ができるという面では、Blackberryの優位性は揺るぎないものだと思います。もともと企業向けのソリューションとして開発されていますから、個人が趣味で使うデバイスではなく、まったくのお仕事用デバイスなんですよね。