2日目の後半です。
日和佐城から日和佐駅へ戻り、上り列車を見送ります。
そしたら下り列車で海部まで移動。
さらに阿佐海岸鉄道阿佐東線に乗り替えて、終点の甲浦へ。
阿佐東線の中はイルミネーション列車になっていました。
乗客のほとんどいない車内に、煌々と光るイルミネーション。
なんだか不気味な感じになってしまっているのは、気のせいでしょうか。
終点の甲浦に到着。
ここが高知県最東の駅となります。
甲浦駅は高架になっています。
下から見ると
こんな具合にぶつ切りになっちゃってますね。
本来はこの先の室戸岬を回り、奈半利の方へと進む路線だったのですが、
計画は凍結され、この甲浦までとなっています。
採算も悪いため今後はDMVを導入し、室戸方面へ向かう路線バスと統合させていくんだとか。
今回の訪問は、そのための工事が始まる直前でした。
もし次に訪れたときには、異なる姿を目にすることになるんでしょうね。
甲浦の駅舎。
訪れた数日後にはDMV導入に伴う工事のため、
バス停及び駐車場が移動しました。
甲浦駅からは歩いてこの日の宿泊先のある、白浜へ。
これはどんど焼きの準備ですかね?
そして夕飯は、近くのアント・ダイナさん。
いただいたのは波乗りポーク。
豚肉のスタミナ焼き、といったところでしょうか。
あまじょっぱい味付けがおいしく、ご飯が進みます。
店内の雰囲気がとても落ち着いていたので、
食後にコーヒーもいただきゆっくりしてしまいました。
お腹を満たしたら、さっそく星を撮りに行きましょう。
まずは唐人ヶ鼻の方へ。
唐人ヶ鼻の灯台の緑色の光と、竹ヶ島の灯台の明かりとがちょっとうるさいですが、
冬の天の川がちゃんととらえられています。
同じ場所でもう一枚。
登るオリオンとシリウス。
露光中に車が走ってきてライトで照らしてしまったので、
こりゃ失敗作かなと思っていたものの、
光が当たったことで山の様子がしっかり写りました。
怪我の功名ですね。
この日の甲浦の夜は雲一つない快晴で、
風も穏やかで星を撮るには最高のコンディションでした。
この後、白浜へと場所を移して撮影を続けます。
冬のダイヤモンドそろい踏み。
冬の大三角
……がメインと思いきや、よく見ると水平線近くに赤く明るい星が。
これ、りゅうこつ座のカノープスですね。
南の空の星なので、東京で見られるのは稀。
私も初めて見ました。
2日目の移動ルートはこちら。
これで鳴門線、牟岐線を乗りつぶしたので、JR四国管内のすべての路線を乗りつぶすことができました。
JR各社の中では最も狭く、総距離も短いJR四国ではありますが、
乗りつぶすのには2011年冬、2013年春、2018年春と今回の、合わせて4回が必要となりました。
こりゃ他の地域の乗りつぶしは、無理でしょうねぇ。
3日目は路線バスで室戸岬を目指します。