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JR四国乗りつぶしの旅最終章 その5 3日目 甲浦~室戸岬

2019-03-29 18:38:51 | 旅行・鉄道
 
2019年1月7日。 3日目は甲浦から路線バスに乗り、室戸岬を目指します。
 
 
ホテルの朝食。
品数が結構あってよかったです。
 
 
 
 
 
 
 
元々の予定だと甲浦駅まで歩いていって、そこで乗り込む予定でしたが、
 ホテルのすぐ近くに甲浦バス停があったので、ここからスタートです。
かなり錆びついていて、ほんとにここでバスを待っていていいのか心配になるレベル(-_-;)
 
 
ひと晩お世話になった白浜に別れを告げて、いざ室戸岬へ。
再訪できるかどうかわかりませんが、穏やかでよいところでした。
なにより空が暗く、星が綺麗ですし。
 
 
甲浦から室戸岬までは、路線バスで50分ほどかかります。
室戸半島の東側の海岸線をなぞるようにして進むので、
車窓を流れる景色ははずっと大海原。
 
うとうとしているうちに、室戸世界ジオパークセンターに到着。
 
 
室戸岬に行く前に、まずはここで室戸岬周辺の地理について予習します。
 
 
こじんまりとした施設ですが、展示はそれなりに専門的です。
 
 
このあたりは南海地震によって、何回も沈降と隆起を繰り返しているんですね。
 
 
四国の地質図。
 
 
こういった展示はよかったんですが、係員の人に
「ぜひ見ていってください!」
と薦められて見たジオシアターの内容は、子ども向けすぎて得るものがなかったなぁ。
というかあれ、子どもが見ても勉強にならないような。
 
 
 
 
 
お昼ご飯はジオパークセンター内にある、
ジオカフェにていただきます。
 
 
青のりうどん、500円。
麺に青のりが練りこんであるので、噛むたびに磯の香りが広がります。
 
 
 
 
 
 
ジオパークセンターから再び路線バスに乗り、10分弱で室戸岬に到着します。 
ただし岬まで行くと、最御崎寺や室戸岬灯台に行くのに時間がかかるため、手前の室戸岬ホテルバス停で下車。
この日宿泊予定の岬ホテルに荷物を預けて、近くの最御崎寺登り口からお寺を目指します。
 
 
 
 

この日の宿泊先、岬観光ホテル
手前側の本館は昭和9年に、海側の新館は昭和39年に建てられたもので、
どちらも国の登録有形文化財となっています。

昨夏の台風で屋根の一部が吹き飛ばされてしまったため、
現在修理中なんだとか。


フロントがまたなんとも味のある、いい雰囲気でした。


さて、荷物を預けたら最御崎寺へと登りましょう。 

 
登り口はこれ。
近くにトイレもあるので、見逃すことはないでしょう。
 
 
いわゆる「へんろ道」の一部なので、しっかり整備されています。
25分ほど登ると、四国八十八箇所霊場 第二十四番札所の最御崎寺に到着。
登り口との標高差は150m以上あるので、それなりの運動です。
 
 
最御崎寺と書いて「ほつみさきじ」と読みます。
ほつってなんだろう?
 
 
八十八箇所に連なるお寺は、基本的に立派ですよね。
 
 
 
 
 
最御崎寺から海側へ数分歩くと、室戸岬灯台にたどり着きます。
 
 
あれ、思っていたより小さいんですね。
むしろ隣の管理施設の石造りのほうが立派なように見えます。
とはいえここのレンズは日本で5本の指に数えられる最大級のもので、
光の到達距離も日本一と、ちっちゃな巨人なんだとか。
 
 
1899年の完成以来、室戸台風や戦災、南海地震などでレンズの破損はしたものの、
鉄造りの灯台本体は建設当時の姿をとどめております。
 
 
これで足摺・室戸両岬の灯台を見ることができました。
でも、両方とも登れないんですねぇ。
残念。
 
 
 
 
 
 
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