ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

車に残されたメモ

2021-05-24 | アメリカ事情 人間性

feline-nutrition.org

 

 

SNSに投稿されたこんな記事を見た。つい2月のことである。

ある夫婦が新しい家に移るまでの間、借りることになった家へ引っ越してきてしばらくしたある日、夫婦の車のフロントガラスのワイパーの下に心温まるメモを見つけた。

そのメモは、近所に野良猫がいて、その付近の住人が何年もの間餌を与え続けていて、新しい隣人に動物管理局に電話して駆除を頼まない様に、知らせたかったと説明していた。

「妻と私は、次の家に引っ越せるまでこの借家に住むことになったのですが、とても心の温かい隣人がうちの車のフロントガラスの下にメモを残してくれたのです。」

そのメモとは下記。

「私の名前はエイミー・ジャクソンです。私はあなたがたが、この家の新しい所有者(あるいはレンター)とあなたのお向かいの隣人から聞きました。おそらく既にお宅の裏庭に三つの餌ボールと一匹の赤茶と白の混じった猫がいるのにお気づきかもしれません。この雄猫は、クージョーと言い、以前住んでいらしたこの家の所有者に許可を取って、給餌をしてきました。彼女(以前の居住者)がこれについて心配した時に用意したこの通りの隣人たちへの状況説明の一部を記します。

『私の両親は42番街/オーシャンフロント通りに何十年も住み、16年近く前に捨てられた子猫が現れたときにその仔に餌を与え始めました。私の母はこの猫に避妊去勢手術と最初の一通りの予防接種をさせました。クージョーはいつも同じ街区内にとどまり、ほとんど毎日をここら辺の低木の茂みで過ごしていました。しかし、私の両親は3年前に55番街(私の家族の隣)に引っ越しました。私たちはこの猫を人道的に罠にかけ、両親宅に移動させようとしましたが、私たちのやり方に嵌るにはあまりにも頭が良かった様でした。残念ながら、この猫の代わりにアライグマ、ポッサム、キツネが罠にかかっていました!

それでも、とにかく、あなたの裏の家を所有している紳士は、親切にも彼の庭でこの猫に給餌しても良いと申し出てくれました。クージョーは歯がもろくなり、自ら獲物を取れなくなり、今では私が毎日持ってくる缶詰の餌に頼っています。

この猫はとても長い人生を送っており、慣れ親しんだ環境で最後の日々を過ごさせるのが最良なので、どうか動物管理局に電話連絡なさらないでください。彼はかなり物怖じするので、手をたたくだけで急いで逃げます。』

私の電話番号は...そしてメールです....ご質問やご懸念がある場合ご連絡ください。

ありがとうございます、そしてご近所へようこそ、

エイミー」

良き人々はいまだ健在です!

 

 

コメント
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