ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

今宵の満月

2021-04-26 | 私の好きなこと

goodnewsnetwork.com

 

 

 

以前4月の満月について書いたが、今宵4月26日の満月は、アメリカ原住民がこの時期フロックスの花のピンクで野原が染まるようになるために、ピンク・ムーンと呼ばれ、再びスーパームーンでもある。アメリカ東部時間で午後11:32、西太平洋部で8:32に満月に達する。この色が変わる現象は、空が青く見えるのや、日没の空が赤く見えるのと同じ原理のレイリー散乱効果によるもので、光の波長よりも小さい粒子の散乱によって色が変わって見える。

そんな難しそうなことはさておいて、この満月はどの位置にあっても、決してピンク色には見えない。あくまでもこの時期、地面は、ツルハナシフロックスまたはシバザクラとしても知られる北米の野生の花フロックススブラタが咲き乱れるのにちなんで名付けられたからだ。

私の毎年のお供、The Old Farmer's Almanc(老農夫の暦)によれば、他のこの満月の伝統的な名前には、赤ちゃん月、砕ける氷の月、卵の月、ワイルドキャットの月、花芽の月と言う名前もある。その名を聞くだけで、これはまごうことなき春の満月だ。スーパームーンについても以前書いたが、通常の満月より約7パーセント大きく、約15パーセント明るくなる。そして今月は特別で、2021年の2つのスーパームーンのうちの最初である(次は5月)。

こうしたことに反して、地平線上の月は、実際には地球に近く来ているわけではなく、また巨大に見えることも、 NASAによると、ただの幻想だと言うことである。そんな!!

月が、山、穏やかな海、または草原や野原の上に昇るときに巨大に見える壮観な写真の一枚でも撮影したい場合は、NASA認定のヒントは;「建物、山、木々をフレームに入れて、長い望遠レンズを使って地平線の低い月の写真を撮るのです。」

幻想であろうとなかろうと、今宵昇るピンクの大きな明るい月をご覧あれ。つかの間の光景でも、きっと美しいに違いない。

 

 

 

 

コメント (5)
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