ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

孫に願う

2019-10-11 | アメリカ事情

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あのPaul Harveyポール・ハーヴィ氏がペンで手書きしたこと。

 

 

 

私が孫のために、こうなって欲しいと願うこと。

お下がりの服、自家製アイスクリーム、ミートローフサンドイッチについて知ってもらいたい。 本当にそう願う。

私の大切な孫、君が屈辱を受けることによって謙虚さを学び、だまされることによって誠実さを学ぶことを願っている。

自分でベッドを整え、芝生を刈り、車を洗うことを学ぶことを願っている。16歳になる時、誰も君に真新しい車を与えないことを本当に望む。 それまでには自分で働いて欲しい。

少なくとも一度は子牛の誕生を見、君の老犬が安楽死するのを見られたら良い。

私は君が自分の信じている何かのために目の周りを黒痣(殴られてできる)にしても戦うことを望む。

君の弟と寝室を共有しなければならないよう望む。部屋の中央に線を引かなければならない場合でも良いが、弟が夜怯えて君のベッドにもぐりこんでも、そうさせてやることを望む。

ディズニー映画を見たいとき、弟が君にまとわりつきたいなら、彼にそうさせるのを望む。

 友達と共に上がり坂を上って登校しなければならないことを、そしてそれができる安全な町に住んでいることを願う。 雨の日には、乗車する必要があるが、君がクールじゃない(と思っているだろう)母親に運転してもらっているのを誰にも見られたくないために、目的地の2ブロック手前で降りる必要がないように願う。

 Y字型のパチンコが欲しいなら、君の父親がそれを買う代わりに作るのを君に教えてくれることを願っている。 どのように泥土に穴を掘るのか習い、そして本を読むことを願っている。 最新式のコンピューターの使い方を学ぶとき、頭の中でも足し算や引き算ができることも学んでほしい。

 初めて女の子に夢中になったとき、友達にからかわれることを、そして母親に口答えしてアイボリー石鹸がどんな味をしているのかを知ることを願っている。【子供が悪口雑言を放ったり、親に向かって口答えすると、母親はよく「その汚い口、石鹸で洗いましょう」と言うならいがアメリカにはある。実際にそうする母親も昔はいた。】

山登りで膝をすりむき、ストーブで手を火傷し、凍った旗掲揚ポールに舌を突き出して【あのアメリカ映画A Christmas Storyクリスマス・ストーリ―映画のように】みることを経験するように。

誰かが君の顔に葉巻の煙を吹きつけたら、君が気持ちが悪くなることを願っている。 一度ビールを飲んでも構わないが、それが気に入らないことを希望する。 もし友達が麻薬やマリワナ煙草を勧めたら、君がそんな彼を友人ではないと気づくよう願う。

おじいちゃんと一緒にポーチに座ったり、釣りに行く時間を作ってほしいと確実に願う。 葬儀に於いて悲しみを、休日には喜びを感じるように願っている。

君が隣人の窓から野球のボールを投げるとき、君の母親が君を罰し、君は自分の手形の石膏をクリスマスに母親にあげて、彼女が君をハグすることを願っている。

これらのことー人生の厳しい時、気落ちする時、勤勉なこと、そして幸せを私は君に願っている。


コメント (4)
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