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ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

Bass Pro Shopsでのレッスン

2021-05-16 | アメリカ事情 人間性

Bass Pro Shop Logo 

 

 

 

友人がバスプロショップにいた時、店内で不意に大きな音を立てて何かが壊れ落ちるのを聞いた。大きな音だったので、何事かとその音のした方へ近寄ってみると、何人かがささやき、隣の通路の奥をのぞいていた。その通路を歩いていくと、年配の男性が棚にぶつかったので、多くのものが床に落ちて壊れてしまった様子だった。その男性は恥ずかしそうに床にひざまずいて、必死に片付けようとしていた。友人はその男性がとても気の毒になった。誰もが彼の動作を見つめてそこに立っていた。友人は彼のそばに行き、ひざまずいて、あまりご心配なさらぬようにと言い、壊れた破片を拾うのを手伝い始めた。約1分後、店長が来て友人と男性のそばにひざまずき、「そのままにして置いてくだされば、私共でこれを片付けますから。」と言った。男性はとても恥ずかしそうに言った、「私はこのすべての損害を賠償いたします」。店長は微笑んで男性が立ち上がるのを助け、言った、「いいえ、私共は店内の商品に損害保険をかけています。お客様は何も支払う必要はありません!」と言った。

ここでふと気がついたように友人は、言った。

「しばし目をお閉じになり、神があなたのために同じことをなさってくださることをご想像ください!あなたや私の過ちの破片や、人生が投げかけるすべての打撃が与える心の痛みをご想像なさってください。みな、すべての破片を集めて自分で直そうとなさるに違いないです。けれども、神がいらしてあなたのすぐそばに膝まずかれ、微笑んであなたに『そのままにしてお置きなさい、私がこれを片付けて差し上げましょう。』とおっしゃることをご想像なさってください。」

「神はあなたをとてもお愛しになり、神がそうなさるのをあなたがお許しになれば、全ての破損、散らばった破片を元通りにさせられるのです。 私たち全ての人類はこの『保険』を持っており、それが『神の恩寵』と呼ばれています。そしてそれは無料でさえあるのです。そのために人がしなければならない事は、神があなたをお許しになられ、あなたをお助けになり、あなたを癒すように願い頼むことだけです。神は忠実で、それは約束されており、神はあなたや私のためにそうなさり、あなたのためにそうなさるのですから。」

 

 

*Bass Pro Shopsバス・プロ・ショップスとは:(ウィキより抜粋)

アウトドア用品の巨大小売店、BASS PRO SHOPS “Outdoor World”(アウトドアワールド)を全米で約60店舗(カナダ2店)以上 チェーン展開している企業。 スポーツ用品販売業としては世界第3位。。。各店舗では商品レイアウトや店内ディスプレイにこだわり、巨大な滝や水槽、動物の剥製などが飾られ 大自然の臨場感をかもしだしている。そこにありとあらゆるアウトドア・スポーツ用品を取り揃え、大型プレジャーボート(水上レジャー用に使用される船艇の総称:ヨット、モーターボート、水上オートバイなど)やATV(モーター付きの全地形対応車両)までもが多数 店内で販売されており、レストラン、ゲームセンター、ギフトショップ、実弾射撃場など完備され、店舗によっては理髪店や旅行代理店もあるなど、アメリカ型の一店でほとんど全ての買い物が済ませられるワンストップ・ショッピングの典型である。1970年代に、創業者(現:CEO)のジョン(ジョニー)・モリスが米国ミズーリー州で父親の経営する酒屋の裏で始めた釣り餌販売業から始まった。

 

内部はこのように大人にも子供にも楽しい作りになっている。

 


横断歩道での優しさ

2021-05-14 | アメリカ事情 人間性

Popsugar.com

 

 

 

今日、断歩道で一人で渡るのを躊躇しているようなお年寄りを見かけた。

通常の大人の一歩に、彼はおよそ10の小さなステップを踏まなければならないようだった。

車の行き交う道路には中央分離帯があった。

その分離帯まで彼はその約3/4の距離を歩いた...すべての運転手は彼が渡るのを辛抱強く待っていた...すると反対車線にいた若い青年が道路脇に車を止め、降りてきてそのお年寄りのそばへ駆け寄った。

青年は片方の膝をひざまずいて、その膝でお年寄りがそこにほんの少しでも休めるようにし、やっと二人が分離帯まで到達したとき、その交差点で待っていた車の中で誰もが感謝の気持ちを持った。

この時点で人々は感謝の気持ちを呼びかけながら、通り過ぎる時、涙を流して、この二人が素晴らしい一日を過ごすことを願った。人々にとってそれは何年にもわたって目撃したことの最も本物で、思いやりのある瞬間だった。

 

 

 


薬局のカウンターで

2021-05-12 | アメリカ事情 人間性

freepik.com

 

 

 

見知らぬ人からの本物の優しさほど美しいものはない。

ある友人は抗うつ剤の処方箋を薬局に持って行くと、うら若い女性の薬剤師が応対してくれた。この新しい薬剤師は友人の投薬歴や投与量をチェックし、その投与量の多さについて心配した。その多さを友人に述べつつ、彼に尋ねた。「この薬の摂取量が気になりますが。」 友人は言った。「それだけ私の症状には必要なのです。」

処方箋を調合している間、友人は自分の銀行口座をチェックし、その処方薬に支払うに十分ではない残高なのに気がついた。カウンターに戻って早速薬剤師に、この処方薬に支払うに十分な残高がないことを伝え、次の給料日に受け取りに来ると告げた。

この薬剤師の若い女性は、その手を伸ばして彼の手に触れ、彼の目をまっすぐに見つめ、「それをお受け取りください、大丈夫です。支払いのできる日にお支払いくださって結構ですよ。この摂取量の多さは、あなたがとてもこれを必要としているとわかります。だから今日お支払わずとも、お出来になる日にどうぞ又いらしてください。」

友人は涙を堪えるのに精一杯だった。若い薬剤師は、彼にハグをしてもいいか彼に尋ね、彼は、はい、と答えた。彼はその日薬局で、美しい魂に出会い、人間愛への信仰を少し回復させてくれたことにとても感謝した。彼の薬剤師への感謝は人の想像以上の物だと言った。

 

 

dreamstime.com

親切な心は綺麗な顔よりも良い。

 

 


癒しの時間です

2021-04-16 | アメリカ事情 人間性

SWNS

 

 

ほぼ同時に家族に養子縁組された7歳の少年とラブラドゥードル(ラブラドール・リトリバーとプードルの混血)は、親友となるべくしてなった。

ある家族が生後11ヶ月目だったバディを養子に迎えたとき、犬のレーガンは有頂天だった。

バディとレーガンは一緒に育ったようなもので、下の写真から、二者が、兄弟のようにお揃いの服を着て、同じポーズをとったり、誕生日パーティーや休日を楽しく一緒に過ごしているのが垣間見られる。

犬のレーガンは、祖母が引き取った犬で、ちょうど娘サンディと夫のエリックがバディを里子に迎えたわずか数ヶ月前だった。

現在、バディと彼の「きょうだい」のレーガンはルイス家に永久に養子縁組されており、二者は公式にBFF(Best Friends Forever)、つまり永遠の親友である。

写真をご覧になるとお分かりになるように、バディとレーガンは、人間同士のきょうだいとなんら変わりなく行動している。仲良くクリスマスツリーを組み立てたり、就寝時に話を読んだり、スパゲッティを食べたりしている。

 

ヨガをしているときも、昼寝をしているときも、この楽しいペアは愛らしい。

 

なかなか独創的なヨガを二人で。

「彼らの絆は瞬時でした。 レーガンは、バディが家族として馴染み、安全で愛されていると感じさせるのを助けるために、毛皮のかたまりのような友人である自分が必要だと知っているようでした。 彼らは同じエネルギーレベルと個性を持っているので、この絆を見ると私の心は温まります。」

 

退職した看護師のサンディと夫のエリックは2014年に犬のレーガンを引き取った。そして彼らは最初の里親がその人生に「子供サイズの空き」があるのに気づいた。

 

レーガンは、オーストラリアン・ラブラドゥードルの子犬を見に行った時、最後に残った一匹だった。

 

 


肌の色?

2021-03-31 | アメリカ事情 人間性

肌の色を見ない人々。

 

 

 

診療所で、母親が書類の必要事項を書き込む作業中、彼女の眠っている赤ちゃんを待合室で一緒になった老人が、抱っこしている写真記事は、人々の心を温めている。人種間の緊張が高まっている中、まさに今アメリカが聞く必要のある話である。

アラバマ州のナターシャ・ウィルソンは、その愛らしい瞬間を写真に収めた。このメッセージと一緒にFacebookに投稿して以来、瞬く間に拡散された。

「今日、私は診療所の待合室にいました。この女性は眠っている赤ちゃんを抱えて歩いてきました。スタッフは受付で彼女に書類を渡して、彼女が待合室に座って書類に記入している間、眠っている赤ちゃんをどうやって抱いていようかと思案していたとき、この男性は部屋の向こう側から、「私が抱いていましょうか?」と声をかけたのだった。

母親は微笑んで、それはとても助かります、と言った。この男性はそれでそばへ行って、この赤ちゃんがまるで彼自身のあかちゃんであるかのように優しく揺り動かしながら抱いた。まさにその光景には心が溶けたことである!!!

人種差別は今日でもアメリカ社会では非常に現実的だが、この男性はその愛情と親切に希望と私が決して忘れない素晴らしいものを与えてくれたのだ!

もしどなたかこの男性をご存知ならば、彼がどんなに素晴らしい人か彼にお伝え願いたい。」

この人種の壁を取り払うという短いがとても温かい話は、今や全国のメディアによって共有されている。

写真の母親は後にジェイド・ウェストと特定された。

「彼が助けたいと思ったという事実に私は安心し、感謝しました。彼は本当に本物のようでした」とウェストはABC局の番組「グッドモーニングアメリカ」に語った。彼女は見知らぬ人が彼女のためにとても親切なことをするだろうと驚いた。

「彼はまるで自分の孫であるかのように私の息子と話していて、まるで生まれた時から息子を知っていたように見えました」と感謝している母親は付け加えた。 「彼はただただ温かなお方でした。」

ウェストは、人々が異なる考え方を持つことは問題ないと述べたが、皆がお互いを気遣うことは、最も重要だと言った。

「肌の色に関係なく、私たちは皆ただの人間であり、お互いを愛することができます!私たち一人一人が自分の役割を果たし、子供たちに肌の色が存在しないに等しいことを教えれば、未来世代は色覚異常になる可能性があると心から信じています。」

ウィルソンにとって、彼女が捉えた事件は、ニュースのインタビューで明らかにしたように、彼女には異人種間の家族がいるため、このちょっとした光景は特に身近なことだった。

「私の子供たちは異人種間に生まれたため、それは私にとって特に感動的でした。特にこの男性は年上の白人で、人種の違いについてまったく考えていなかったので、それは心温まるものでした。まるで彼の赤ちゃんであるかのように、この赤ちゃんをただ愛していました。彼は完全に何色も見ませんでした、そしてそのお母さんも肌の色を見てはいませんでした。」

家族が写真の紳士をジョー・ヒルと認めた後、ウィルソンも彼とつながることができた。

「私はそれがより多くの人々に示され、より多くの人々に希望を与えていると思います」と彼女は写真について言い、「私はただの小さな町の女の子です。 まるで神様が、おっしゃっていらっしゃるようです:『ほら、人々よ、見なさい。あなたがたはお互いを愛することができます。難しいことではありません。』そして、確かに難しいことではありません。」

 

ー参考:Facebook