リアルタイム・メヒコ その後

2015年7月から。en Mexicoメヒコ。
2017年7月帰国

「三島由紀夫vs全共闘」

2020-04-30 | 演劇,映画,アート
東大安田講堂が、子どもの私がはじめて出会った外の「社会」だったので。


その後あの映像は何度も何度も放送されているので、思い違い、ということもあるけど、
比較的無口で温厚な方の父が「ロクなモンじゃない」と文字通り唾棄した、その顔を
よく覚えているので、思い違いじゃないと思う。

自害、浅間山荘事件と、記憶は続く。
自害は、後付け記憶かもしれないけれど、いや、後付けじゃない、見ながら
○○さんは、226事件の時にどうこう、と周りの大人が声を潜めて、
○○さん(親戚の人)を声色からすると非難してた、から。

浅間はまあ近いというか、だったので、
アイツら(という感じだった)が山から下りくると危ないから、
と集団下校させられた時の田んぼが浮かぶので、リアルタイム記憶、だろう、と。

テレビ映像というより、その時の周りの大人の雰囲気が、多分いつもと違って
突出していたので覚えているんじゃないかと思う。

勝手に思っていた三島氏より、随分ユーモラス。
そういえば、三島さん戯曲「聖女」「火宅」二本立て公演してるのに・・・
そして、そういわれれば、「火宅」は非常にユーモラスだったのに・・
忘れてる・・・なんてコッタイ・・

全共闘世代、と言われていた方と話せる機会も来るかと思っていたけれど、
多分劇場が開いてないので、難しいのかな。
残念です。



コメント
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