北原鈴淳 琴古流尺八教室 in八王子

尺八の音色は心を癒してくれます。

演奏すれば「無」の境地になれ、演奏が終われば満足感、充実感が得られます。

四国旅行記 そのⅠ

2016-11-28 11:32:00 | 旅行

今まで一度も四国には行っていなかった。

最近はテレビで旅番組が多く、行かなくても大体分かる。

しかし、夏目漱石の「坊ちゃん」を読み、二宮和也主演の「坊ちゃん」のテレビドラマを最近見て、道後温泉を見たくなった。(来年には改修工事が始まると聞く)

そして高峰秀子や松下奈緒の主演で大石先生だった壺井栄の「二十四の瞳」の映画を見たり、読んだりして小豆島や金比羅さんに興味を持った。さらに松山城に高知城、足摺岬に室戸岬。

思い立つ日が吉日。元気な内に四国に行く事にした。
11月21日(月)~11月26日(土)の6日間である。

私の条件に合ったのはC社の「小豆島も足摺・室戸岬!四国の名所へ」「四国全周ハイライト6日間」「ご夫婦限定 トイレ付きバスでご案内」とタイトルが3つも付くコースに参加した。

11月21日(月)曇り。我々は新幹線10時29分発「新横浜」で合流した。夫婦限定で12組の総勢24名である。(最低限の人数)

C社の旅行は今回で3回目であるが、添乗員が男性なのは初めてである。若くイケメンであった。
グリーン車の9号車、15のA・Bが席であり、進行方向左側だから海を見ていた。
(ほとんどは持参した新聞を読んでいた)

名古屋を過ぎて、昼食に「みそカツ弁当」が出た。みそカツは2つもあり、タレが少し甘かった。
早くも缶ビールを飲んでいるおばちゃんがいた。
弁当はボリュームあり、私は腹一杯だった。

福山駅には13時44分着。「両備バス」の大型バスに乗り込む。
申し込み順かどうかは知らぬが、指定された座席はツアー客の後部座席で「又、後ろか?」と思った。何故なら前回もそうであったから。しかし座席は日毎に代わるから、次は多分前であろうと期待した。

バスは尾道を右下に見て、「瀬戸内しまなみ海道」を進む。バスガイドの上手い事。6日間その話を堪能した。

島から島へと、いくつもの橋を渡って大島に着いた。大島名は全国にあるから、ややこしい。
ここにビューポイントの「亀老山(きろうざん)展望台」がある。
標高307.8m。「日本の展望スポット2016年第3位」に選ばれ、360度のパノラマだ。ああ絶景かな。

瀬戸内海と言えば、宮城道雄作曲「春の海」を思い出す。福山市の鞆の浦で舟遊びをした時の情景を曲にしたそうで、その事は生前の宮城道雄の甲高い声の録音を聴いた事がある。



曇りでややかすんでいるが、まだいい方だと言う。

初日の見学カ所はそれだけで、道後温泉に夕方着。ホテルは「椿舘別館」である。
早速、「道後温泉本館」の風呂を浴びに行く。
道後温泉本館は110年前に建てられて、3階建てになっている。
ここに夏目漱石も来たのか、と思うと感慨無量である。



いくつかのコースがあり、我々は一階の一番安い「神の湯階下」一人410円だった。
ドラマで見た通りだったが、本当に湯船は深く泳げるなと思った。ただ浴場は思ったよりは狭い。
いい湯だった。夕食時間も迫るし、土産店の見学もあるので30分位で切り上げた。



夕食は食前酒も出たが「伊予娘」なる冷酒もいただいた。
刺身は定番であろう。写真左上は「鯛鍋」で、右上は「イカリングの陶板焼き」



椿舘本館にて21時から「水軍太鼓」の演奏を聞きに行った。右上のからくり時計が9時を告げると車夫の足が交互に動き、演奏が始まった。それは凄い太鼓だった。
勇壮で館内が良く響き、腹から足元から鼓動がドンドンと気持ち良く伝わって来る。

4曲30分間の圧巻のスピードあふれる、迫力満点の演奏を無料で満喫した。
(YouTubeで演奏が聴ける)

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