銀のつぶ

■石の上にも三年目。

犬2

2006年01月04日 | 真・銀つぶ
新年あけましておめでとうございます。

今年は戌年と言うことでそれ相応なEPISODEを一つ。



以前にも紹介したが我が家には犬が一匹住んでいる。


くれぐれも「飼っている」のではなく「住んでいる」のだ。

今回はそんな我が家の犬のありのままの姿を画像つきで紹介しようと思う。





毛がかなり長く、風になびくためぱっと見は、高級室外セレブ犬だ。

日中はこうして外に出て、室外犬として扱われている。

よくある風景、ここまでは何の問題もない。


ところが日が暮れて、晩飯時ともなると室外犬が一転、

室内犬と化し、居間をその活動フィールドとするのだ。



水陸両用ホバークラフトじゃあるまいしどっちかにして欲しい。


しかも生意気なことにこの犬は一番いい位置に陣取るのだ。

この写真は夏に撮ったものであるが、奥に扇風機があるのがお分かりであろうか?

そのドまん前にポジショニングするのである。

犬のくせに一番すごしやすい場所を押さえているのだ。

まったくもって生意気だ。





終いにゃ居間であたけ放題だ。

まったく目に余るランチキぶりだ。


さらにこの犬は夜中になると首輪が外される。

解き放たれた獣のごとく、

室内をこれ見よがしに、そして、縦横無尽に歩き回る。











私が風呂に入ろうとした時のワンシーンである。

すでに先客がいた。

犬だ。

犬が風呂場にいた。




私は夜このブログを書くことが多い。

そして時折妙な視線を感じる時がある。

後ろを振り返ると、







暗闇からこちらを見つめてくる。


携帯のライトが怖いらしく写真を撮ると逃げていくが

又しばらくすると





さっきより近い。

夜の獣はきっとこんな感じなのだろう。


暗闇から獲物をそっと見つめているに違いない。

そして徐々に間合いを詰めるのだ。


夜の動物のリアルな行動を観察できる我が家。

我が家はナイトサファリ。



犬が我が家に住み始めてもう少しで十年になる。


当初は犬が家の中にいることが理不尽でしょうがなく思えたが

慣れとは恐ろしいもので最近違和感が無い。

このような風景に違和感を覚えなくなってしまっているのだ。


我ながら末期。


しかし

犬が風呂場を占拠し、

夜な夜な台所を歩き回るという生活に

慣れてしまってはいけないのである。