銀のつぶ

■石の上にも三年目。

懐かしい面々 前編

2006年01月22日 | 真・銀つぶ
私が学生時代、大変お世話になった先輩と

大変ご迷惑をおかけした同級生が結婚した。


そのお披露目パーティーを行うと言うことで

今週末、名古屋に飛んだ。


今回は久しぶりに電車を使っての訪問。

二酸化炭素濃度上昇に伴う地球温暖化に待ったをかけるため

できるだけ公共機関を使おうと言うのは建前で、

車の運転が困難になるほど酒を多量摂取することが

目に見えていたからと言うのが本音である。


今回は久しぶりの面子も多数集まる予定だ。

下手をすれば5年ぶりという人もいる。

いやがおうにも張り切ってしまう。

どのくらい張り切っていたかと言うと、

乗車前に食べた駅そばのおばちゃんに

「その髪そういうように切ってあるの?
若い時は個性出していきなよ!」


と私の髪型に関するありがたいお言葉を頂いてしまうほど

オーラ出しまくりの張り切りっぷりだ。


生まれ出でて二十余年、駅そばのおばちゃんに

ファッションチェックされたのは今日が始めてだ。

めでたい席に向かう矢先、幸先がいい。


いい事と言うのは続くもので、

名古屋到着後、友人と待ち合わせをしていた時のこと、

私は出会ってしまった。


嘉門達夫に。





です。生嘉門達夫です。

いや別に嘉門達夫が特別好きと言うわけではないが

せっかく芸能人を見る機会に恵まれたので

一応俗っぽいことをやってみた。


芸能人を目の前にするととりあえず携帯電話で

撮影しようとするミーハーな行動に走る自分に酔ってみたりする。

完全に悪酔いである。


悪酔いも冷め切らないまま友達二人と合流。

久々の再会だ。


昔から胡散臭い笑顔で定評のある奴だったが

今回もヨン様の営業スマイル並みの

満面の笑みを私に向けてくれた。

うれしい反面、とても

気持ち悪かった(笑


二人とも変りないようでホッとした。

私のシュールなボケにも素直に笑ってくれる。

新郎新婦へのお祝いの品に、

私がホワイトアスパラの水煮

大プッシュした時のリアクションを見てそう感じた。


懐かしい仲間も変わりない。

そんなうれしさからか、改めて酒に飲まれる覚悟を決め込む私。


酒は飲んでも飲まれるなと昔から言われてはいるが、

酒に飲まれたときほど気持ちのいいときは無い。


今日は飲まれていいんじゃないか?


と、いつの間にか新郎新婦を祝うと言う当初の目的を忘れ、

破滅の道の第一歩を確実に歩み始めていた。


今夜は何かが起こる・・・


なにかしらの予感を感じつつ舞台は

パーティー会場へ。



                     後編へ続く