フィッシュストーリー☆新潟

釣りと映画と読書と家族の雑記です

オーデュボンの祈り

2014年03月14日 | 読書

伊坂幸太郎 著

 

 

コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。

江戸以来外界から遮断されている“荻島"には、妙な人間ばかりが住んでいた。

嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。

次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。

未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?

 

 

なるほどこれが伊坂氏のデビュー作か。

 

当然?文章のつたなさはあるものの、作風はやっぱり伊坂節ですね。

 

主人公の相変わらずな高揚の少なさ・・・・・。

 

後に複線がつながっていく爽快さは、ここから始まっていったんだな・・・・・・っと、素直に思える一冊でした。

 

句読点の打ち方もこの頃から独特だったんですね。

 

 

って、本編の内容はどうだったんだよ!って感じですが

 

荒削りではあるけど、良かったと思いますよ

 

まぁ、わたし彼のファンなんで、始まりに触れたと言うだけで満足なんですけどね

 

 

 

ちなみにこの本は文庫本です。

 

単行本だとプレミア付いて、かなりお高くなってるみたいですね。

 

どうりで売ってないわけだ。。。。。。

 

 


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