吉田修一 著
新宿で起きた轢き逃げ事件。平凡な暮らしを踏みにじった者たちへの復讐が、すべての始まりだった。
長崎から上京した子連れのホステス、事件現場を目撃するバーテン、冴えないホスト、政治家の秘書を志す女、世界的なチェロ奏者、韓国クラブのママ、無実の罪をかぶる元教員の娘、秋田県大館に一人住む老婆…心優しき八人の主人公が、少しの勇気と信じる力で、この国の未来を変える“戦い”に挑んでゆく。
希望の見えない現在に一条の光をあてる傑作長編小説。
歌舞伎町に巻き起こる、血なまぐさくて乱暴な輩達が最後には一つに纏まり一致団結する爽快過ぎるエンターテイメント小説だね
前半の件はいかにも頭の悪そうな若者達が歌舞伎町で一攫千金を狙う危うさを感じたものの、あれよあれよとレールに乗って押し上げられ、まさかこんな結末に繋がるとは
そしてこの題名もなるほど面白いね。
その辺の件は読んでからのお楽しみかな
今回、吉田修一さんの作品は初めて読みましたが、今後手に取る機会が増えそうです。
映像では何度も観てるんだけどね。
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