監督 デヴィット・フィンチャー
鬼才デヴィッド・フィンチャーが一見、幸せそうに見える夫婦の実情を暴き出す、サスペンス・スリラー。
ある日、突然失踪した妻を捜す男が、過熱するメディア報道によって次第に追い詰められていき、あげくに殺人犯の疑いをかけられるようになっていく姿が描かれる。
夫婦に扮するのは、ベン・アフレックとロザムンド・パイク。
エンドロールが流れてきて、率直に私が抱いた感想は・・・・・・「デヴィット・フィンチャーめ、やりやがったな・・・・」と口を突いて出てきました。
ストーリーに関しては、今アメリカが抱えてる問題が次々に呈されて考えさせられる点も多々あるんですが、それよりなにより夫婦というものの形について、哲学的な答えを突きつけられた思いに脱帽でした。
夫婦を大げさに例えるならこういったエンディングになるのは納得です。・・・・・というより、他のエンディングはありえませんよね。
アメリカ映画も変わったね