インプロヴィゼーションの彼方に

人生ヨウスルニインプロヴィゼーション

Seven days of falling / Esbjorn Svensson Trio

2005-03-24 00:04:54 | 今日の一枚
「最近オススメの音楽なんかない?」と人にとわれたら、おそらくたぶんこれを挙げると思う
ここ最近のお気に入りのバンド、Esbjorn Svensson Trio(以下E.S.T.)。
E.S.T.は、ジャズピアニスEsbjorn Svenssonを中心としたピアノトリオで、その名からお察しできるとおり北欧スウェーデンのグループ。
一応基本フォーマットはJAZZということになるのだろうけど、クラシックの要素や北欧らしい叙情性を持つ湿った和声とメロディーに描かれる音楽は、メンバー3人中2人がスキンヘッドとは思えないくらいうっとりするほど美しくて聴きやすく、ドラムはロックだったりファンクだったりプログレだったりドラムンベースだったり、ベースはウッドベースギンギンに歪ませてさらにワウかけて
弓で弦をサイケかつカオシックに擦りまくったり、また昨今のMUSIC市場で当たり前のような売り文句ともなっているロックやクラブミュージック、近年ブームだったエレクトロニカなど様々な要素もしっかりと見事に取り入れている、っていうのが嘘でないほど高次元での融合が果たされていて、かなり美しくスリリングで切なくかっこいい独創的な音楽をクリエイトしている!「The FUTURE OF JAZZ from one of the leaders of the EUROPEAN NEW JAZZ MOVEMENT」と銘打ってプロモーションされているのもうなずけるサウンド。
この『Seven days of falling』はそんなE.S.T.世界に私が初めて触れたアルバム。夜でも朝でも雨の日でも晴れの日でもムードたっぷりに聴ける、そんなバランスの取れた楽曲陣で、好盤です。JAZZが結構苦手な私もこういうの聴くとJAZZやれるようになりたい!って思います。

といった感じで今後もこのブログでは勝手に唐突に音楽レビューなどを
開始していこうとおもっておりますので悪しからずよろしく!