今、ここに在る。

まだまだ終わらない子育てのあれこれ、母として思う徒然を綴っています。

宝物・・

2014-11-01 09:22:40 | おつきあい
久しぶりに、尊敬する友人にあった。
長女の妊婦教室の時からのおつきあい。
何とも謙虚で、かつ凛として明朗な魅力に
あふれていた彼女。
「あの方とお友達になりたいっ!」
そう思って話しかけてみた。
以来、もう13年のおつきあい。

初めての子育て。
子供の成長、家族のこと。仕事のこと。
何でも話せた。とういうか聞いてもらった。

弟が産まれてからも支えになってもらった。
が、いつも一方通行でお世話になっているような
そんな気がして、ちょっと遠慮しながら距離を
おいた時もあった。

我が家はずっと公立だが、彼女は1時間くらいの
私立に息子さんを通わせている。
ちょっと環境も変わり、様々変化を見せたが、
友人の中では一番信頼し、尊敬している。

0歳児の頃から、長女が小学校にあがる前まで
本当によく「母子」で遊んだ。
お互いに父不在の休日を過ござなくてはいけなかった。
我が家は仕事。彼女のご主人も休日は自宅で仕事で
親子で外出を強いられていた。
そのため、二組で、小さな近所の公園で遊ぶか
我が家で過ごしていた。

その頃からずっと、
「子育てに父不参加」状態であったことを、私は
根強く、嫌な性格ではあるが、恨みにさえ、思っていた。
寝不足であろうが、熱があろうが、とにかく
子供の世話、遊び、送迎、全て、母が当然ということ。
時に何かを相談したところで、気のない返事。
今はすでに諦めているのだが、時々、ムカムカと
頭にくることがある。

そんな話をして、ちょっと現在の夫についても愚痴った。

彼女もはこう言った。

「わかるぅ~。私も、子供の小さい時に、朝から、晩まで
○○ちゃんのお宅で過ごして、夕飯まで御馳走になって
帰宅しても、まだ邪魔もの扱いされて、家のまわりをグルグル
自転車で何度まわったことか・・それを恨みに思っているよ~。
でも、私は絶対に、そんなことしてたなんて、言ってやらないんだ。
意地でも。だって、関わらなかったことで損をするのはあの人。
そうやっていたことだって、今になれば、私たちだけの
宝物じゃな~いっ!!」

え~~~っ!!
そんなことしてたなんて初めて聞いた。
そうだね、そうだね。
宝物だね・・。

ポロポロと泣けてきた・・。
やっぱり、素晴らしい・・。

彼女からにじみ出るオーラはそんなことだ。

反省やら・・
嬉しさやら・・。

かなりの馬鹿話にもつきあってくれる彼女。
そんな彼女に出会えた喜びを改めて感じて
沢山の宝物を持っていることにも気付かせて
もらえて・・。
ちょっと嬉しい日でした・・。

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