療育でお世話になっている間
保護者のためのレクチャーがある。
ある日は作業療法士の先生からの
感覚統合のお話。
今日は、児童精神科のY先生のレクチャーであった。
10名くらいの保護者の方から出た質問に
バシバシとお答え頂いた・・。
例えば・・
Q1「挨拶ができないんですけど・・」
先生 :
あっ、しなくてもいいです。
本人が「しない」と拘っているものを「今」は
させないで。できるときまで富士山の上の方に
おいで「待って」いて下さい。
『この子はいい子なんだけど、挨拶がちょっと
苦手なんですぅ~』と笑っていってあげていて下さい。
そのうち、本人が気づいて「挨拶するくらいいいか」
と思えた時、しますから・・。
Q2 「何であまのじゃくなのか。
怒られることになるのに…(1年生)対応のコツは?」
先生:
発達障碍児は応用が利かない。
昨日と今日の(どうしてそうなった)理由は異なる。
言い合いになるとムキになるし、売り言葉に買い言葉
となるので、その時で1回終わり。明日は明日の風が吹く。
また、本人はおちょくっているのではなく、カテゴリーに
入れるのが難しい。
想像できない。
1を聞いたら1を知るというが、1も1.1も別物。
1つ1つ教えていくと思ってよい。
ただし、記憶力は良いので同じこと終えたら
腑に落ちていればしない。
昔のことを言わず、大きい声で言わず
なぜいけないのかを静々と話す。
子自身は親や大人に叱責されるのが苦しい。
ダメなやつと言われるのがきつい。
せめて親が味方にならないと逃げ場がなくなる。
子は成長するので、このままということはない
(悪くなることもあるが)
「そのうち何とかなる、ま、いいか」と言われた子は
突然できるようになる子もいる。だいたいなるようになる。
脳の特性、こだわりやすいところ、気になりやすいところ
特徴は同じだがモチベーションを育てられるかどうか。
逆上がりできなくでも、自己評価高ければ取り組める。
いてよい存在、苦手なところは大人が手伝ってくれると思うと、
周りに対する信頼感があると助けてもらいやすいし
伸びていく。ただし、低学年のうちはわからない。
そんな具合。まだまだ質問は沢山でしたが省略。
定型のお子さんには当てはまらないこともある。
うん。当てはまりません。
でも納得できるところが沢山です。
が、いくつかの結論
1 今出来ないことに親は執着しない。
拘りや出来ないことを強化してしまう。
2 自己肯定感と自尊心さえあれば、伸びていくところ
もかなりある。
3 ほめること(労いや感謝する)で、自己評価を
高くすることも大切。
4 想像以上に五感が敏感で、定型の人よりも
疲労感が絶大。ストレスを減らすことも大事。
5 想像力の欠如が「くりかえし」を必要とする。
聞いた3日くらいは頭にそうおいて対処できるんだが・・。
「今」はずっとではないことを信じよう。
保護者のためのレクチャーがある。
ある日は作業療法士の先生からの
感覚統合のお話。
今日は、児童精神科のY先生のレクチャーであった。
10名くらいの保護者の方から出た質問に
バシバシとお答え頂いた・・。
例えば・・
Q1「挨拶ができないんですけど・・」
先生 :
あっ、しなくてもいいです。
本人が「しない」と拘っているものを「今」は
させないで。できるときまで富士山の上の方に
おいで「待って」いて下さい。
『この子はいい子なんだけど、挨拶がちょっと
苦手なんですぅ~』と笑っていってあげていて下さい。
そのうち、本人が気づいて「挨拶するくらいいいか」
と思えた時、しますから・・。
Q2 「何であまのじゃくなのか。
怒られることになるのに…(1年生)対応のコツは?」
先生:
発達障碍児は応用が利かない。
昨日と今日の(どうしてそうなった)理由は異なる。
言い合いになるとムキになるし、売り言葉に買い言葉
となるので、その時で1回終わり。明日は明日の風が吹く。
また、本人はおちょくっているのではなく、カテゴリーに
入れるのが難しい。
想像できない。
1を聞いたら1を知るというが、1も1.1も別物。
1つ1つ教えていくと思ってよい。
ただし、記憶力は良いので同じこと終えたら
腑に落ちていればしない。
昔のことを言わず、大きい声で言わず
なぜいけないのかを静々と話す。
子自身は親や大人に叱責されるのが苦しい。
ダメなやつと言われるのがきつい。
せめて親が味方にならないと逃げ場がなくなる。
子は成長するので、このままということはない
(悪くなることもあるが)
「そのうち何とかなる、ま、いいか」と言われた子は
突然できるようになる子もいる。だいたいなるようになる。
脳の特性、こだわりやすいところ、気になりやすいところ
特徴は同じだがモチベーションを育てられるかどうか。
逆上がりできなくでも、自己評価高ければ取り組める。
いてよい存在、苦手なところは大人が手伝ってくれると思うと、
周りに対する信頼感があると助けてもらいやすいし
伸びていく。ただし、低学年のうちはわからない。
そんな具合。まだまだ質問は沢山でしたが省略。
定型のお子さんには当てはまらないこともある。
うん。当てはまりません。
でも納得できるところが沢山です。
が、いくつかの結論
1 今出来ないことに親は執着しない。
拘りや出来ないことを強化してしまう。
2 自己肯定感と自尊心さえあれば、伸びていくところ
もかなりある。
3 ほめること(労いや感謝する)で、自己評価を
高くすることも大切。
4 想像以上に五感が敏感で、定型の人よりも
疲労感が絶大。ストレスを減らすことも大事。
5 想像力の欠如が「くりかえし」を必要とする。
聞いた3日くらいは頭にそうおいて対処できるんだが・・。
「今」はずっとではないことを信じよう。