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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

安倍首相「憲法はアメリカの占領時代の仕組みだから変えたい」けどアメリカべったりに国を変えたいの矛盾。

2015年11月29日 | #安倍晋三が諸悪の根源

 

海上自衛隊観艦式で、米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」が来たら最敬礼した安倍晋三首相と麻生太郎副総理と中谷防衛相。

これくらい真面目に国会審議もやりなさい。

安倍首相が現職の総理大臣として初めてアメリカの空母に乗艦。やっていいことと悪いことがあるはず。

 

 

 安倍首相は2015年11月28日夜、自身が会長を務める超党派の議員連盟「創生日本」の会合に出席しました。

 この中で安倍首相は、自民党が立党60年を迎えたことに触れた上で

「憲法改正をはじめ、占領時代につくられたさまざまな仕組みを変えていくことが立党の原点だ」

「こうしたことを推進していくためにも、来年の参院選で力強い支援をいただきたい」

と協力を求め、戦前回帰型の改憲を明言し、支持基盤となる保守勢力の結束を強めようとしています。

2015年11月12日に日本会議系の改憲集会で流された安倍首相のビデオメッセージから。

安倍首相が日本会議系の改憲集会に「憲法改正に向けて、ともに、着実に歩みを進めてまいりましょう。」



 憲法の小林節慶大名誉教授が、安倍内閣の大半を占める極右団体日本会議について

「日本会議の人々に共通する思いは、第二次大戦で敗けたことを受け入れ難い、だから、その前の日本に戻したいと。

 かれらの憲法改正案も明治憲法と同じですし、今回もそうですが、日本が明治憲法下で軍事五大国だったときのように、アメリカとともに世界に進軍したいという、そういう思いを共有する人々が集まっていて、かつそれは、自民党の中に広く根を張っていて、かつよく見ると、明治憲法下でエスタブリッシュメントだったひとたちの子孫が多い。そうするとメイクセンスでしょ(笑)。 」

と述べています。

長谷部恭男・小林節両氏が戦争法案について記者会見 印象に残った言葉のご紹介

「改憲1万人集会」。国会議員たちを惹きつける日本会議の組織力と動員力。

安倍政権を支える神道政治連盟と日本会議と統一教会。

 

 

アメリカべったりになるのが血筋の支配階層なのかなあ。

「岸信介氏は50年代、米大使館の我々によって傘下に納まった。信頼に足る忠実な協力者となった。」

 

 

 まあ、太平洋戦争を開戦した東条英機内閣で商工大臣だった岸信介元首相を祖父に持つ世襲議員の安倍首相なんて、まさにバッチリ、この要件に当てはまる「エスタブリッシュメント」(支配階級)なんでしょう。

 戦前の財閥、麻生セメントの御曹司で吉田茂元首相の孫の麻生太郎副首相も同様。

 それにひきかえ、祖父も曽祖父もそのまた前からず~~~~~~~~~~~っと、「えすたぶりっしゅめんと」とやらに一族もろともたっぷり支配されてきていたであろうわたくしには、全く理解できない境地です。

なんでこんなに必死になって靖国神社への参拝にこだわるのかも全く理解できん。

安倍首相の靖国神社参拝は公式参拝。政教分離原則違反で違憲。

 

 それにしても、戦前の日本がアメリカに負けて占領されて、いろいろなことが変わって、私は良かったと思うんですがね。

 日清、日露、日中15年戦争、アジア太平洋戦争と、戦争ばかりしていた半世紀から戦争をしない70年になったし。他国の人を植民地支配したり侵略もしないでいいし。

 徴兵制もないし。

 絶対的天皇制から国民主権になって、女性にも参政権のある普通選挙・平等選挙が確立したし。

 治安維持法も特高警察もなくなり、自由に物が言えるようになったし。

 農地改革はされて、地主が小作人を支配するような制度ではなくなったし。

 家制度が無くなって、親子関係も自由になり、個人が自由に恋愛や結婚をできるようになったし。

 神社神道が国教として強制されることが無くなって、自由に宗教を信じたり信じなかったり出来るようになったし。

 「えすたぶりっしゅめんと」の家系の方々はいざ知らず、普通の庶民の右翼の方々が、戦前の方がよかったと思うのが不思議でなりません。

安倍首相の米議会での歴史に残る迷演説 そんなに好きなの?! 祖父岸首相・アメリカの山羊・TPP・軍事同盟

 

 それに不思議なのは、安倍首相が「日本国憲法はアメリカの占領期に作られた仕組みだから変えなきゃいけない」と言っていて、現に自民党の憲法草案は戦前の大日本帝国憲法(明治憲法)も真っ青の封建主義憲法なんですが、やってることはアメリカべったりの政策ばかりなことです。

総選挙の争点5 安倍自民党のトンデモ改憲案は大日本帝国憲法より醜い封建主義憲法です

 アメリカ軍の戦争を支援する安保法制を、あれほど情熱を込めて作ってしまうし。

 アメリカ発案のTPPも必死にまとめようとしているし。

 戦前の日本はアメリカと世界大戦をしたのに、安倍首相のやりたいことは、今のアメリカべったりの大日本帝国を作りたいみたいな感じに見えるんですが、彼らにとってはそれが「いいとこ取り」なんでしょうか。

 私から見たら、よりによって悪いところを寄せ集めて合体させたような国ですが。

自衛隊の観閲式で米空母ロナルド・レーガンが来たら、麻生副総理、中谷防衛相と共に最敬礼。

彼らのこんな厳粛な顔、見たことがない。

 

で、米空母に乗せてもらったらこのはしゃぎっぷり。わかりやすい!

 

 

 それにしても、安倍首相が、日本が戦争に負けて無条件降伏したときに受け入れたポツダム宣言もまともに読んでいない、というのは酷いと思います。

 日本に軍国主義の排除と民主化を求めたこの宣言を受け入れて、日本は再び国際社会の仲間入りをさせてもらったのですから、ポツダム宣言はとても大事。

 そして、逆に、安倍首相が否定して止まない「占領期の仕組み」もポツダム宣言受諾からすべてが始まっているんですよ。

 自分が何を否定したいかもよくわかっていない。

 そんな空想みたいな世界観、幻想みたいな事実認識で、国の根本法である憲法を作られたら、そこで暮らしていく我々はたまったものじゃありません。

ポツダム宣言をなぜ安倍首相は読んでおくべきなのか。大事件をテレ朝以外のテレビ局は報道しなかった。



まあ、お坊ちゃんなんだよね。

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SEALDs 民主主義ってこれだ!
SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動) (編集)
大月書店

メンバー座談会:初期メンバーが前身であるSASPLの誕生から現在までを振り返る 。

対談:高橋源一郎(作家)と中心メンバー奥田愛基が語る「民主主義とは?」 。著名人・識者からの応援メッセージ:茂木健一郎、高畑勲、後藤正文、小林節 ほか

 
安倍壊憲クーデターとメディア支配―アベ政治を許さない
丸山重威 (著)
あけび書房

戦争法案廃案、安倍政権退陣の闘い、そしてその後の闘い、真に平和で民主的な日本のためを願っての渾身の書。 

 

検証 安倍イズム――胎動する新国家主義 (岩波新書)
柿崎 明二  (著)
岩波書店

「美しく誇りある」父のような国家が国民一人ひとりを子のように指導し、守っていくーー。異次元緩和や賃上げ税制など経済政策から教育、憲法改正、安保法制まで、安倍流国家介入型政治に通底するのは「国家の善意」である。その思考と意志を、国会審議や諮問会議議事録など「首相自身の言葉」から探る。


安倍政権の裏の顔 「攻防 集団的自衛権」ドキュメント
朝日新聞政治部取材班 (著)
講談社

「暴挙の安保法制」はなぜ、いかにして、実現してしまったのか?「言論弾圧」「なし崩し」で国民からもついに総スカンを食らった「安保法制ゴリ押し」の基幹―「集団的自衛権行使容認」の形成過程が目に見えて分かる「永田町・霞が関」水面下の記録!


安倍政権と日本政治の新段階 新自由主義・軍事大国化・改憲にどう対抗するか
渡辺 治 (著)
旬報社

「強い日本の復活」「アベノミクス」を掲げて支持率を伸ばす安倍政権。原発維持、TPP交渉参加、さらに憲法改正にまで精力的に言及するにいたった。私たちの暮らし、平和はどうなるのか。安倍政権が追求する新自由主義・構造改革と、軍事大国化・改憲を阻むための運動の課題を示す。

 

 

安倍首相、憲法改正に意欲 「占領時の仕組み変える」 

 超党派議員連盟「創生日本」の研修会後の懇親会に向かう安倍首相=28日夜、東京都港区

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 安倍晋三首相は28日夜、自身が会長を務める超党派議員連盟「創生日本」の会合で、自民党が立党60年を迎えたことに触れた上で「憲法改正をはじめ、占領時代につくられたさまざまな仕組みを変えていくことが立党の原点だ」として改憲に意欲を示した。

 創生日本が東京都内で開いた研修会後の懇親会で述べた。年明けの通常国会や来夏の参院選を前に、改憲に言及することで支持基盤となる保守勢力の結束を強める狙いがあるとみられる。

 首相はさらに「そうしたことを推進していくため、来年の参院選でみなさん方の力強い支援をお願いしたい」と協力を求めた。

 

首相、改憲へ意欲 「占領時代の仕組み変える」 

2015/11/28 20:46 日本経済新聞

 安倍晋三首相は28日、都内で開いた超党派の保守系議員連盟「創生日本」の会合に出席した。自民党の立党60年を踏まえ「憲法改正をはじめ占領時代につくられた様々な仕組みを変えていこうというのが立党の原点だ」と述べた。参加した地方議員らを念頭に「推進するためにも来年の参院選で力強い支援をいただきたい」と呼びかけた。

 創生日本は自民党の野党時代に立ち上げ、第2次安倍政権を発足させる原動力となった。文芸評論家らが憲法改正の必要性を呼びかけた。

 

首相「改憲は立党の原点」 保守系議連で意欲

超党派議員連盟「創生日本」の研修会後の懇親会に向かう安倍首相=28日夜、東京都港区

 

 安倍晋三首相は28日、会長を務める保守系の超党派議員連盟「創生日本」の会合で、自民党が立党60年を迎えたことに触れ「憲法改正をはじめ、占領時代につくられたさまざまな仕組みを変えていくことが立党の原点だ。そうしたことを推進するためにも参院選での力強い支援をお願いしたい」と述べ、来夏の参院選後の改憲に意欲を示した。 

 首相は、創生日本が東京都内で開いた研修会後の懇親会であいさつした。

 研修会では、副会長を務める自民党の新藤義孝前総務相が「自民党の立党の原点は自主独立の完成で、政策の基本は憲法の自主的制定だ」と強調。会長代行の中曽根弘文元外相も「創生日本の根本理念を基本に国家のあり方を考えながら、憲法などについて議論し、提言したい」と述べるなど改憲を訴える声が相次いだ。


「改憲は自民立党の原点」=安倍首相

 安倍晋三首相は28日夜、東京都内で開かれた超党派議連「創生日本」の会合であいさつし、自民党が結党60年を迎えたことについて「憲法改正をはじめ、占領時代につくられたさまざまな仕組みを変えていくことが立党の原点であることを呼び起こさなければならない」と訴えた。

 来年の参院選にも触れ、「再び夏に戦いがやってくるが、そう簡単なことではない」と引き締めを図った。

 会合に出席した国会議員は約20人で全員が自民党所属。これに先立つ研修会には約600人が参加し、改憲実現に向けた活動を推進していくことを確認。

 同議連の平沼赳夫最高顧問は「自民党を中心に改憲を是とする勢力を糾合すれば、憲法改正実現への道は間違いなく開けると確信している」とのメッセージを寄せた。 (時事通信2015/11/28-20:41)


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6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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この投稿記事に激しく同意 (一国民)
2015-11-29 16:21:59
タイトル通りです。この投稿内容に何の異論も有りません。全く、私達は愚かな低能人間を総理大臣に据えたものです。後悔の思いしか浮かびません。

過去の時代に憧れる気持ちは理解できます。でも、その憧れる対象が自由の無い、軍事的で封建的な息苦しい社会などとは気が狂っています。それは、奴がお坊ちゃま育ちで経済的な苦労など微塵もして来なかったからに過ぎません。皆が豊かで経済的に恵まれていれば、そんな時代でも息苦しさはそれほど感じることもなく、楽に生きていけるでしょう。でも、現実は多くの国民が経済的に困窮、そうでなくても心配をしながらの不安な生活を強いらています。明日の生活を心配せずに暮らしていける人間などほんの一握りです。

経済政策にしても上から目線の発想で、それらが失敗しても自分の議員継続に支障の無い限りはどうでもよい、という気持ちが透けて見えます。でも今の政局を見る限り、この愚か者の酷い政権運営に終止符が打たれる見通しが立ちません。奴が政権の座に居座る限り希望が持てません。
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Unknown (とら猫イーチ)
2015-11-29 17:26:23
 米英と同等の国家になり得ないこの国は、戦前回帰を目指す宰相を選んで、更に、米英その他の諸国から猜疑心を持って観られているでしょう。

 アングロサクソンの諸国では、民主主義が機能していて、何処の国でも軍部に依るクーデターや、テロはありませんが、日本では、戦前も戦後にもありましたね。 

 戦後の三矢研究も、今や忘れられているのでしょうか。 何が研究か。。。 クーデターの計画ですよ。 

 そんな国が米国並みになれるのでしょうか。 

 第一、アングロサクソンじゃないでしょう? エシュロンにも参加出来無いのですよ。 ゲルマン民族のドイツもお呼びじゃないし。 ましてや、黄色人種の日本人なんか、仲間入りは無理。

 彼等の国では、苗字を聞いただけで、凡その民族は分かるのです。 マクドナルドは、MaCで始まるのでケルト系で先祖は、スコットランド。 グッドセル何て苗字は、ユダヤ人で、先祖の職業は商人。 この程度なら、私でも分かります。

 安倍、麻生、等の戦前回帰願望のある政治家は、米英諸国に警戒されていますので、あちらこちらから聴き耳を立てられているでしょう。 

 米国議会の調査報告が、彼等の本音ですよ。 そう思えば、少し、可哀想な気もしますね。
返信する
感傷の中の過去は美しい (洲蛇亜林)
2015-11-29 20:55:31
>「えすたぶりっしゅめんと」の家系の方々はいざ知らず、普通の庶民の右翼の方々が、戦前の方がよかったと思うのが不思議でなりません

戦前の方が今よりも更に超格差社会で封建的とも言える差別が蔓延り貧しかったということは様々な本や映画などなどから推察されると思うのですけど何故か理想化してしまっている。
例えば、宮崎学の自伝『突破者』の最初の方には宮崎の少年時代つまり1950年代における被差別の暮らしぶりが描かれています。
1950代と言えば生活水準は昭和戦前期とほぼ同じくらいだったと思いますが、その時代の貧困ぶりは今から見ると
「凄絶」なものです。
もちろん、そこで描かれているのは特に貧困が深刻であった地区での話なのですが、上層ならいざ知らず一般庶民の生活状態も今とは較べようもないと推察されます。
そして差別意識の強さもやはり描かれているわけで、戦前においては被差別に対するものばかりではなくて社会全般に封建的とも言えるような意識があったと思います。

映画『3丁目の夕日』の舞台は1950年代末の東京の下町ですが、1950年代末と言えば高度経済成長に入り日本が生活水準で戦前からしだいに離陸しつつあり貧しいながらも未来への夢を抱けた時代だと思います。
しかし東京以外の地方の暮らしぶりはまだまだ相当に貧しかったと思います。
何故過去を理想化しようとするのかと言えば、多分未来に夢を描きにくい時代になっているからじゃないかと思います。
実際には戦前は現代よりまだ遥かに貧しく病気になっても簡単には医者には診てもらえないし様々な差別意識も強かったり、人口の大部を占めた農村では地方によって違いますが地主制度で50%くらいの地代を徴収されるという「搾取
」状態だったのですけどね。
そりゃ、逆に庶民じゃない富豪や地主や高級官僚からすれば良い時代だったでしょうね。
その階層だった子孫たちの描き出す戦前が理想的なものになってしまうのは自然なことですが、実態はそうではないのです。
意外と戦前の貧しい農家出身者が多かった軍人の方が戦前社会に不満を持っていたりしたのです。
そういう社会への不満の表れが『昭和維新の歌』などにも読み取れるわけで、国防を整えるためには先ず社会問題を解決しなければならないとか、貧しい農村を救済せよとか農地改革の必要があるとかの至極真っ当なことを考えていたわけでです。
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ひえっ!!そんな事した場合…。 (リベラ・メ)
2015-11-29 21:10:01
もし、彼方さんの願い通り改憲されると、私なんか“完全にout”ですよ。宗教的にも性的にも。だから他人事じゃないんです。私には。ただ残念ながら、私の周囲の信者さんは“全く”気付いていませんが。
返信する
【家制度の利点】 (三角四角)
2015-12-02 20:24:42
『それにしても、戦前の日本がアメリカに負けて占領されて、いろいろなことが変わって、私は良かったと思うんですがね。・・・・・・  家制度が無くなって、親子関係も自由に
なり、個人が自由に恋愛や結婚をできるようになったし。・・・・・・』        

宮武様  家制度が無くなって善くなったと仰いますが、確かに、一般庶民はそでしょう。
でも、家制度が無くなった事により、家の名誉も無くなり、家の名誉を守る必要が無くな
りました。 個人の名誉だけ考えれば善くなったのです。 個人の名誉と家の名誉は重み
が違います。 特に代々名門と言われる家程重たいものです。 此の、家の名誉を背負う
義務が無くなった。 善いことばかりでは有りません。 当主が、恥ずかしい事をすれば、
自分の家族だけでなく、兄弟、その家族、親戚と家族、一族郎党、その子孫代々末代まで、
謗りを受けるのです。 特に、当主が売国行為をしたら、その苛烈さは、分かると思いま
す。 しかし、戦後、家制度が解体され、名門の家の名誉を背負う義務と責任から解放
されました。 あとは、ちっぽけな、個人の名誉さえ考えれば善くなった。 その名誉
は全く個人的なものであり、処分の自由を有しています。 自分の名誉を大金と替える
事も可能と成りました。 名門の家の名誉と比べて軽いから、売り飛ばしても、そんなに
心も傷まない。 日本の政治家が、簡単に、賄賂に手を出したり、外国政府の為に、大金
と引き換えに働いたりするのです。  又、自分の命や、家族の命を脅かされそうに、
なったら、ちっぽけな、個人の名誉など、簡単に捨てて、外国の為に働くでしょう。
戦後、日本の政治の劣化の一つの原因だと思います。 だから、家制度が無くなった事
はいい事ばかりだとは決して思いません。    完
返信する
  (AS)
2016-05-10 18:24:36
三角四角さん

家名って、個々人が命を懸けてでも守らなきゃならない代物なんでしょうかね。
ほとんどの一族は吹けば飛ぶようなレベルだと思いますが。
返信する

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