Everyone says I love you !

弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

イスラエル軍の空爆により(?)ガザ地域の病院が爆発し500人以上の市民が死亡。パレスチナのマンスール国連大使「きのう安保理が責任を果たしていれば、500人の命は救われた。安保理は目を覚ますべきだ」。

2023年10月18日 | イスラエル・パレスチナ戦争
パレスチナ保健省は2023年10月17日、パレスチナ自治区ガザ地区にある病院がイスラエル軍の空爆を受け、数百人が死亡したと発表しました。
 
これからもぜひ一日一回、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。

Amazon 社会・政治・法律

Amazon Kindle ベストセラー

 

 

 パレスチナ自治区ガザの病院で2023年10月17日に爆発が起こり、少なくとも500人以上の方々が亡くなったそうです。

 キリスト教系の団体が運営するこの病院は、イスラエル軍が住民に退避を通告しているガザ地区の北部にあり、退避できない住民などが病院の中庭などに身を寄せていたということです。

 しかしそこに攻撃があって病院が爆発して、500人以上の市民が亡くなったというのです。

 この病院爆破についてイスラエルのネタニヤフ首相は

「攻撃したのはガザの野蛮なテロリストで、イスラエル軍ではない」

と主張し、この爆発はイスラエル軍の空爆によるものではなく、10月7日からハマスと共にイスラエル市民を大量虐殺したイスラム聖戦のロケット弾が誤射されたものだと主張しています。

 そして、イスラエル軍はSNSに病院で爆発が起きたとする現地時間で17日午後7時前にロケット弾の発射の失敗の様子を写したとする映像を投稿しました。

 しかしそんな言い訳を誰が信じるでしょうか。

ハマスがイスラエル市民900人を殺害した上に100人を人質に。報復としてイスラエルがガザ地域の電力、食料、燃料の全てを封鎖して猛攻撃。このままではイスラエル人の何倍ものパレスチナ人が殺される。

 

 

 この地域はイスラエル政府が110万人にガザ南部への退避勧告を出し、攻撃予告をしていたガザ北部に位置しています。

 またロイター通信によるとイスラム聖戦ははこの時間帯にガザ市周辺では活動を行っていなかったとして爆発への関与を否定しています。

 そもそも、イスラム武装組織のロケット弾が誤射されたからといって、いきなり500人もの人が亡くなる爆発が生じるとはとても思えません。

 ウクライナ戦争でロシアの占領地域で起きたダム破壊がロシア軍によるものなのだと推定される以上の確度で、これはイスラエル軍の空爆によるものと見るのが自然です。

イスラエルの空爆で負傷し、パレスチナ自治区ガザ南部の病院で手当てを受ける子供=10月17日(AFP時事)

イスラエル軍によるガザの病院攻撃についてWHOが「病院からの退避を強制することは集中治療や救命手術が必要な人たちにとって死刑宣告」。世界が全力を挙げてイスラエル軍のガザへの地上侵攻を止めるべき時だ。

 

ウクライナ戦争でダム破壊。グテーレス国連事務総長の「国連は独自の調査を行う手段がない」が「1つだけはっきりしていることはこれもロシアのウクライナ侵攻による壊滅的な結果だ」というコメントは極めて正しい

 

 

 トルコのエルドアン大統領は10月17日、自身のSNSを更新し

「女性や子どもたち、罪なき市民がいる病院を攻撃することは、イスラエルによる人間の尊厳を欠く攻撃の最新の事例だ」

「ガザで起きた歴史上、類を見ないこの野蛮な行いを止めるべく、すべての人々に行動を呼びかける」

として、国際社会に対して、イスラエルによるガザ地区への空爆をやめさせるために立ち上がるよう訴えました。

 パレスチナのマンスール国連大使も

「可能な限り最も強い言葉で非難する。イスラエルがこの虐殺、犯罪の責任を負い、罰せられなければならない」

と言い、さらに同大使は国連安全保障理事会で前日、即時停戦などを求める決議案が否決されたことに触れて

「きのう、安保理が責任を果たしていれば、500人の命は救われた。安保理は目を覚ますべきだ」

と述べ、安保理の対応も非難しました。

イスラエル・ハマス衝突、世界がガザ「過剰報復」懸念 - 日本経済新聞

ハマスによるイスラエル市民に対する無差別攻撃は絶対に許されない。しかし、イスラエルによる「報復」名目の攻撃がパレスチナ市民に対する無差別殺戮になることも絶対に許されない。

子どもを殺し外国人を殺し拉致したハマスは全世界を敵に回した。パレスチナ人とハマス、イスラエル人とイスラエル政府は全く別のものであるということをわきまえて、報復の連鎖を断ち切ろう。

 

 

 これに対して、国連安保理常任理事国であるアメリカのバイデン大統領は

「悲惨な人命の損失に憤り、深く悲しんでいる」

というのみ。

 フランスのマクロン大統領は17日深夜、X(旧ツイッター)に

「フランスは多くのパレスチナ人が犠牲になった攻撃を非難する」

「病院に対する攻撃を正当化できるものは何もない。民間人を標的にすることを正当化できるものは何もない」

と訴えましたが、攻撃したのが誰かについては言及しませんでした。

 英国のクレバリー外相も同日深夜、Xに

「英国は同盟国と協力し、何が起こったのかを明らかにするとともに、ガザにいる無実の民間人を守る

「計り知れないほどの人命の損失」

「なによりも、民間人の命を守らなければならない」

と訴えましたがそれだけ。

 もちろん、ハマスの無差別殺戮と拉致という蛮行は決して許されるものではなく非難をいくらしても足りません。それも言えない人に人道を語る資格はありません。

 しかし、イスラエル軍により殺されたガザ地域の市民はこの数日間だけですでに3000人を超え、ハマスの犯罪で殺されたイスラエル市民の2倍以上になりました。

 百歩譲って今回のガザの病院の爆発がイスラエル軍の空爆によるものだと証明できなかったり、イスラム聖戦の誤射だったとしても、いま「ガザにいる無実の民間人」を攻撃しているのはイスラエル軍以外の何物でもありません。

 まさに、今こそ、西欧諸国はイスラエルの市民がハマスに無差別殺戮された当初のイスラエル寄りの姿勢を改めて、イスラエル政府に対して市民に対する無差別攻撃の停止を求めるべきです。

イスラエル軍によるガザ空爆で、国連学校の子ども30人と人道支援活動をしていた国連職員12人が死亡。ガザ地域での死者1500人中500人が子ども達。世界がイスラエル軍の無差別殺戮を止めるべき時だ。

 

 

パレスチナを生きる

渡辺丘 | 2019/11/20

 

 

伊勢崎賢治氏らウクライナ戦争即時停戦派が呼びかけた署名運動が悲惨。1日200人未満しか賛同者が増えず2週間で3000人未満。伊勢崎氏は自分が作った声明文がダメダメなことを認めて猛省すべきだ。

ロシア政府が強制的に併合したウクライナ4州でも地方選挙を強行して侵略を既成事実化。ウクライナに即時停戦を促す即時停戦派はウクライナ人に「たかが領土」は諦めて人命尊重を優先すべきだと正直に説くべきだ。

 

 

「そもそも民族の強制移動そのものが戦争犯罪である。」と言いながら、ロシア軍によるウクライナの子どもたちの大量連れ去り行為には一回も言及したこともない。

国際刑事裁判所(ICC)から子どもの連れ去り容疑で逮捕状が出ているロシアの「子どもの権利」担当のリボワベロワ大統領全権代表が「ウクライナから子ども70万人以上を受け入れた」と言い出した(恐)。

 

もう余談ですが、自称国際紛争の専門家で、ウクライナ戦争については即時停戦派・軍事支援否定派で最も目立っている伊勢崎賢治東外大名誉教授が、今回のハマスの1400人以上の子どもを含むイスラエル市民や外国人を殺し、200人近い市民を拉致して人質にしていることを非難しない姿にはむしろ驚きません。

そもそもこの人は人命なんて尊重しておらず、論理矛盾も気にしておらず、反米だけがポリシーなのですから。

それより驚いたのは、伊勢崎氏がパレスチナに寄り添うような態度を見せながら、Xの冒頭に固定した投稿が

であることで、久しぶりに見に行ったらこれにはたまげました。

 

そもそもイスラエルとパレスチナの紛争を振り返れば、パレスチナの地にイスラエル国が建国され、その後もイスラエルが違法にパレスチナの土地を侵食し占領してパレスチナの民が生きる場所を失ったからこそ、イスラエルと闘っているのです。

「たかが領土」どころか、イスラエル政府がパレスチナの土地を奪ったことがすべての原因ではないですか。

それなのに、ウクライナ政府にロシア軍との即時停戦を求めた時のお題目であった「たかが領土」というせりふを、わざわざ、イスラエル軍がガザを攻撃し続けている10月14日からまた冒頭に掲げるとは。

土地がなければ人は生きていけないのです。人々が暮らす土地を奪う侵略が最大の人道に反する犯罪です。

パレスチナ人に「たかが領土」じゃないかと言える人、言っていい人は地球上にただ一人もいません。

24時間後に攻撃するから110万人にガザ北部から出ていけというイスラエル政府の要求がいかに残酷なことか。WHOはそれは死刑宣告だと言ったのです。

伊勢崎氏自身が「そもそも民族の強制移動そのものが戦争犯罪である。」(ジェノサイド条約のこと)と言っているではないですか。

そんなパレスチナの苦難の歴史を思いを巡らせ、今の戦争状態を見れば、ウクライナ戦争即時停戦派の「たかが領土なんだから人命尊重のためにはウクライナ人は領土を失うリスクを冒しても我慢して即時停戦に応じろ」という論が完全に誤っていたのは明らかです。

ところが伊勢崎氏はまた「たかが領土」を冒頭に掲げる。自分で何を言っているのかもうわかっていないのでしょう。

この伊勢崎という「国際紛争の専門家」が紛争や人道主義の本質をまるで理解していないことには呆れるしかありません。

イスラエルの戦争犯罪は責めてもロシアやハマスの戦争犯罪は等閑視するような偏頗で、結局はパレスチナ人の苦難もウクライナ人の苦しみも全く理解できていないような人が日本で影響力をまだ持っていることは、日本人にとってだけではなくパレスチナ人にとってもウクライナ人にとっても不幸です。

ウクライナの運命を決定する権利があるのは主権者たるウクライナ国民だけ。ウクライナに即時停戦を求める発言権が自分たちにはあるとゴリ押しする「リアリスト」はウクライナ人の自己決定権を尊重して謙虚になれ。

これからもぜひ一日一回、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。

Amazon 社会・政治・法律

Amazon Kindle ベストセラー

 

 

ガザ地区 病院で爆発 少なくとも500人死亡か


パレスチナ暫定自治区のガザ市にある病院で17日夜、大きな爆発がありました。

パレスチナの保健当局は数百人が死亡したと発表し、イスラム組織ハマスはイスラエル軍による空爆で少なくとも500人が死亡したと主張しています。

イスラエルのネタニヤフ首相はイスラエル軍による攻撃ではないとする声明を発表しましたが、イランがイスラエルの攻撃だとして非難する声明を出すなど反発が広がっています。

こうした中、アメリカのバイデン大統領は18日にネタニヤフ首相らと会談するためイスラエルに向かっています。

会談のあとにバイデン大統領はヨルダンを訪問し、パレスチナ暫定自治政府のアッバス議長らとガザ地区での人道支援について協議する予定でしたが、爆発を受けて延期を決めました。

アッバス議長が喪に服すと表明したことなどを踏まえて判断したということです。

バイデン大統領は一連の訪問を通じてイスラエルへの支持を明確にしながら、ガザ地区での人道支援について具体的な対応策の協議を進めたい考えでした。

ホワイトハウスの高官はバイデン大統領はイスラエル訪問後、アメリカに戻る大統領専用機でアッバス議長らと電話で会談するとしていますが、成果を打ち出せるかは不透明で難しい対応に迫られています。

病院爆発 双方の主張に違い

 

パレスチナの保健当局は、死亡した人には、患者や子ども、女性が多く含まれていて、現場では、救助隊ががれきの中から救助を進めているということです。

キリスト教系の団体が運営するこの病院は、イスラエル軍が住民に退避を通告しているガザ地区の北部にあり、退避できない住民などが病院の中庭などに身を寄せていたということです。

この爆発についてイスラエル軍は、攻撃を否定したうえで、ハマスとは別の武装組織のロケット弾が発射に失敗したのが原因とみられると主張しています。

イスラエル軍はSNSに病院で爆発が起きたとする現地時間17日午後7時前にロケット弾の発射の失敗の様子を写したとする映像を投稿しました。

映像では、暗闇の中で飛しょうする物体がオレンジ色の光とともに爆発したあと、その後、地上で大きな炎が上がる様子が写っています。

イスラエル ネタニヤフ首相

イスラエルのネタニヤフ首相も声明を発表し「ガザ地区の病院を攻撃したのはガザの野蛮なテロリストであって、イスラエル軍ではない」としています。

一方、ロイター通信によりますとイスラエル軍がロケット弾を発射したと主張する武装組織はこの時間帯にガザ市周辺では活動を行っていなかったとして爆発への関与を否定しているということです。

この爆発を受けてパレスチナ暫定自治政府のアッバス議長の報道官は声明で「病院への空爆で数百人の死者を出したのはジェノサイドの罪にあたる」などと非難しました。

また自治政府の公式メディアはアッバス議長がガザ地区の情勢を巡って18日にヨルダンで予定されていたバイデン大統領やエジプトのシシ大統領などとの会談を欠席することを決めたと伝えています。

ヨルダン川西岸のパレスチナ暫定自治区の複数の都市ではイスラエルへの抗議デモも起きていて波紋が広がっています。

パレスチナ暫定自治政府 アッバス議長

バイデン大統領「悲惨な人命の損失に憤り 深く悲しんでいる」

ガザ地区の病院で起きた爆発についてアメリカのバイデン大統領は声明を出し「悲惨な人命の損失に憤り、深く悲しんでいる」として犠牲となった人々を悼みました。

バイデン大統領は事態を受けて直ちにヨルダンのアブドラ国王やイスラエルのネタニヤフ首相と協議するとともに、政権の安全保障チームに実際に何が起きたのかについて情報を収集するよう指示したとしています。

そのうえで「アメリカは紛争下の住民の生活の保護を明確に支持している」と強調しました

アメリカ バイデン大統領
 

イラン報道官 “イスラエルによる攻撃 すみやかに調査を”

ガザ地区の病院で爆発が起きたことを受けてハマスを支援してきたイランでは外務省のキャンアニ報道官が声明を出しました。

声明では爆発をイスラエルによる攻撃だとしたうえで、「イスラエルはこの恐ろしい犯罪により、その凶暴性や残忍性とともに国際法の原則をわずかも順守しないことを世界中に示した」と強く非難しました。

その上で「国際社会、特に、国連の安全保障理事会などがこの戦争犯罪を速やかに調査してイスラエルの罪を問い、責任を果たすことが期待される」と述べ、しかるべき対応を求めました。

また、ライシ大統領は犠牲者に哀悼の意を表した上で、イランでは18日、喪に服すことを決めたと発表しました。

 

トルコ エルドアン大統領「イスラエルによる尊厳欠く攻撃」

 
トルコ エルドアン大統領

ガザ地区の病院で爆発が起きて、多数の死傷者が出ていることを受けて、トルコのエルドアン大統領は17日、自身のSNSを更新し「女性や子どもたち、罪なき市民がいる病院を攻撃することは、イスラエルによる人間の尊厳を欠く攻撃の最新の事例だ」として爆発はイスラエルによる攻撃だと非難しました。

その上で「ガザで起きた歴史上、類を見ないこの野蛮な行いを止めるべく、すべての人々に行動を呼びかける」として、国際社会に対して、イスラエルによるガザ地区への空爆をやめさせるために立ち上がるよう訴えました。

これを受けて、トルコの首都アンカラにあるイスラエルの大使公邸や最大都市イスタンブールにあるイスラエル総領事館の前では大勢の人がパレスチナの旗を掲げて集まり、「殺人者よ、パレスチナから去れ」とか、「抵抗を続ける」といった声を上げていました。

このうち、イスタンブールでは18日深夜、イスラエル総領事館に押し入ろうとしたデモ隊に治安部隊が催涙スプレーを使用するなど、緊迫した状況になりました。

 

国連でも各国が非難の動き

 

ガザ地区の病院でおきた爆発をめぐり、ニューヨークの国連本部では17日、アラブ諸国の国連大使らが集まり記者会見を開きました。

この中で、パレスチナのマンスール国連大使は「可能な限り最も強い言葉で非難する。イスラエルがこの虐殺、犯罪の責任を負い、罰せられなければならない」と非難しました。

さらに、国連安全保障理事会で前日、即時停戦などを求める決議案が否決されたことに触れ「きのう、安保理が責任を果たしていれば、500人の命は救われた。安保理は目を覚ますべきだ」と述べ、安保理の対応も非難しました。

一方、ガザ地区の病院の爆発をめぐって、ロシアとUAE=アラブ首長国連邦は、対応を協議する安保理の緊急会合の開催を要請し、18日午前、日本時間の今夜にも開かれる見通しとなりました。

ロシアのポリャンスキー国連次席大使は自身のSNSに「前日の安保理で決議案に反対したり棄権したりした国からこの事態について説明を聞きたい」と投稿し、緊急会合でアメリカなどを追及する構えをみせています。

 

国連 グテーレス事務総長「病院への攻撃非難する」

 
国連 グテーレス事務総長

国連のグテーレス事務総長は17日、声明を出し「ガザ地区の病院に対する攻撃を非難する。この攻撃で子どもを含む数百人が死亡したという報道がある」としています。

そして犠牲者の家族に哀悼の意を示したうえで「病院や医療従事者は国際法のもとで明確に保護されている」と強調しました。

 

WHO「病院攻撃を強く非難する」

 

ガザ地区の病院が攻撃されたことを受けてWHO=世界保健機関は17日、「病院への攻撃を強く非難する」とする声明を出しました。このなかで「初期の報告では、数百人の死者とけが人がいるようだ」としています。

また声明では、この病院について「病院は稼働しており、患者や医療従事者、国内避難民などがいた。イスラエル軍から退避を命じられているガザ地区北部の病院の一つだが、多くの重篤な患者がいたことや代わりの避難所の不足から、退避は不可能だった」と指摘しています。

その上で、民間人や医療を保護し、国際人道法を順守することや、イスラエル軍によるガザ地区北部の住民への退避通告を撤回することを改めて求めています。

WHOは15日の声明でも「病院からの退避を強制することは、集中治療や救命手術が必要な人たちにとって死刑宣告となる」として、病院からの退避が不可能だと訴えていました。

ガザの病院爆発、安保理が18日に緊急会合…戦闘の「中断」求める決議案を採決か

 【ニューヨーク=金子靖志】国連安全保障理事会は17日、イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム主義組織ハマスとの衝突を受けた緊急の公開会合を18日午前(日本時間18日夜)に開くと発表した。ガザの病院での爆発を受け、ロシアとアラブ首長国連邦(UAE)が開催を要請した。米ニューヨークにある国連本部

米ニューヨークにある国連本部

 会合では、ハマスをテロの加害者と明記した上で、人道危機回避のため戦闘の「中断」を求めるブラジルの決議案の採決が行われる可能性がある。ロシアも人道的停戦を求めた決議案を16日に提出したが、日米などの反対で否決されていた。

 

 

これからもぜひ一日一回、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。

Amazon 社会・政治・法律

Amazon Kindle ベストセラー

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 木原稔防衛大臣が衆院補選で... | トップ | 百田尚樹・有本香両氏の日本... »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ふり向けばネタニヤフ (暗黒大将軍)
2023-10-19 21:37:48
イスラエルの年表を見てると、以外にも労働党政権が多くそれも割と長期に亘ってるんですね
66年から77年まで10年以上も

第4次中東戦争もミュンヘン事件の報復である「神の怒り作戦」も、映画でイングリッド・バーグマンが役を演じたこともある女性宰相ゴルダ・メイアのもとで行われました

ラビンやペレスなど再登板する首相も排出しましたが、流れとしてはベギン、シャミル、シャロンなど右派リクードが勢いを増し、87年のハマス結成以後は規定路線になりましたかね

そして96年にネタニヤフが就任して以降は適当にリリーフを挟んではまたこの男が就任、という悪循環が、、、

賄賂や背任疑惑に事欠かず、エルドアンやメドヴェージェフ並みの腐敗政治家だとイスラエル人はよく知ってる筈なのにこのザマ

因みに労働党のほうは昨年の総選挙で一院制120議席のうち僅か4議席、、、
イメージと違って優秀な人材のストックはそれほどないらしいこの国、兵器のストックだけ悪用する流れを誰にも止められそうにないんですね
返信する
BBCの報道でも…。 (ロハスな人)
2023-10-20 10:14:55
☆『 爆発の規模を考えると、イスラエル軍の空爆、あるいは複数の空爆以外に何があり得るのかわからない 』イギリス公共放送BBCニュース >

イスラエル当局のあまりの『無理筋の説明』にあのBBCが“イスラエル軍の疑い濃厚”と報道していますよね。

https://x.com/ShortShort_News/status/1714491883798610099?s=20
☆ShortShort News
@ShortShort_News
ガザのバプティスト病院爆撃についてのBBC報道
返信する
病院爆撃についてBBC検証チームの記事、イスラエル空爆説に疑問 (AC)
2023-10-21 04:26:47
BBC News 2023年10月19日 13:34
『【検証】 ガザ市の病院爆発、映像などの証拠から何が分かるのか』
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-67153781

>BBCは専門家らに対し、爆発の大きさやその前に聞こえる音などの入手可能な証拠から、病院での爆発の原因を突き止めることは可能かをたずねた。

>今のところ、決定的な発見はない。私たちが話を聞いた3人の専門家は、大型の弾薬を使った典型的なイスラエル軍の空爆から予想されるものと、今回の証拠は一致しないと言う。

>米ヴァンダービルト大学のJ・アンドレス・ギャノン助教授は、地上での爆発は小さいように見えるとし、衝撃で発生した熱は、弾頭の爆発ではなく、ロケット弾の燃料の燃え残りによるものかもしれないと述べた。

>イギリスの王立防衛安全保障研究所(RUSI)の上級リサーチ・フェロー、ジャスティン・ブロンク氏も、この意見に同意した。初期段階での確定は難しいものの、証拠からは、故障したロケット部分が駐車場に衝突し、燃料と推進剤の火災を引き起こしたことで爆発が起きたことがうかがえると、ブロンク氏は述べた。

>ギャノン助教授は、確認した映像だけでは、ロケット弾が意図した標的に命中したかどうかを判断することはできないと述べた。また、上空で閃光(せんこう)が走ったことから、発射されたロケット弾のエンジンがオーバーヒートし、作動しなくなった可能性が高いと語った。

>リスク評価企業シビリンの中東アナリスト、ヴァレリア・スキュート氏は、イスラエルはドローンを使った空爆を実行する能力を持っており、そこでは空対地ミサイル「ヘルファイア」が使われるだろうと指摘する。ヘルファイアは大量の熱を発生させるが、必ずしも大きなクレーターを残すわけではない。しかしスキュート氏は、確証のない映像を見る限り、病院の敷地内での火災のパターンは、この説明とは一致しないと述べた。

・・・

>最も重要な証拠の一つとして、爆発によって残されたクレーターの性質が挙げられる。

>IDF(引用者注:イスラエル国防軍)は、大きなクレーターや隣接する建物への爆風被害がないことが、今回の爆発が武器によるものではないことを証明しているとしている。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

イスラエル・パレスチナ戦争」カテゴリの最新記事