厚生労働省は11日、マイナンバーカードと健康保険証が一体化した「マイナ保険証」への切り替えに伴い、2024年秋に廃止する従来保険証について、継続して使用できる猶予期間の設定を一部見直すことを決めた。健康保険組合などが発行する保険証だけでなく、国民健康保険の保険証の猶予期間も一律、25年秋までの1年間とする。加入する保険で対応に差が出ないようにする。
 同省は近く、国保の運営主体である地方自治体にこうした方針を通知する。 (C)時事通信社