ロスジェネ世代の桃色ゲリラ

写真　イラク戦争反対のため「デモ」をする増山麗奈さんと桃色ゲリラ。1976年生まれ。画家。イラク攻撃を中止させようと歌手や舞踏家、役者など表現活動に携わる人々と2004年3月に"桃色ゲリラ"を作った。大胆な衣装に身を包み、イラク攻撃中止を訴える女性アーティスト集団"桃色ゲリラ"は、拡声器やシュプレヒコールとは異なるスタイルを貫き、デモやイベントで市民の注目を集めた。現在は個展などを中心に活動している。

　Ｓｔａｙ Ｇｏｌｄ !でご紹介中の「反貧困・非戦のロスジェネ西日本ツアー」。
　そのコーディネーター、増山麗奈さんは、あるインタビューでこう語っています。
「自分ひとりでデモやイベントに参加しているときに、周りを見渡してみると、参加者の年齢層がとても高かったのです。若い人がいないとエネルギー量が少ない。　だから、若い人を増やそうと思いました。
　それに、かわいい子がいる所は栄えます。面白い劇団、はやっているお店……。人間の欲望というのは、ふたを開けてみると下世話なものです。
　そういう意味で、かわいい子を多く引き込んで、注目を集めたかった。」

　デモやイベントは、社会の注目を集め、自分達のアピールを知らしめることにあります。だったら、彼らは実に正しい、的を射た運動体です。市民運動は無理に参加させられるものではなくて、楽しいのが命ですから。

　綺麗な男の子がいれば女の子が集まり、素敵な女の子がいれば男の子があつまる。この不変の真理は、神戸の「９条の心」で、何度も実感しました。年上の運動家も若くてきれいな人たちが集まると生き生きします。

　ぜひ、お近くの企画に参加して実感してください。ちょっとおしゃれして。