一番驚いた公約（マニフェスト）

写真は、自民と民主もこれくらい迫力があるか？ハッスル（というプロレス団体がありまして）７月３０日大会で、流血対決した、ブッチャー（左）とタイガージェットシン（馬場、猪木のころからの悪役レスラー）です。ブッチャー、痩せたなあ・・・


　自民党の最終公約案が出ました。産経新聞は要旨といいながらずいぶん紹介に力を入れています。勝ち馬に乗ろうとして、読売新聞が急に民主党寄りになったのに比べると節操があるともいえます。

　それにしても、ものすごい数の公約です。その中で特に驚いたのが、
「日本型ワークシェアリングを強力に進める。今後３年間でおおむね２００万人の雇用確保を目指し、医療、介護、保育、環境などの成長分野で雇用を創出する」
　どうやって３年で２００万人もの雇用を創出するかというと、日本型ワークシェアリングを強力に進めるっていうんですが、どういう意味？強制的に仕事を分け合わせるの？

「３年間で１００万人の職業訓練を実施する。」というのにはのけぞりました。ここは中国か。自民党は社会主義政権か。

「来年度後半には年率２％の経済成長を実現、１０年で家庭（世帯）の手取りを１００万円増やし世界トップクラスに引き上げることを目指す。」
　できねえよ。できると思って言ってないだろ！だから、目指すだけなの？？

　もう、国民もマスメディアも突っ込みどころが多すぎて、真面目に検討されていない公約。昔、偉い政治家が、「選挙のときだけは嘘をついていいんだ」とのたまったそうです。。。

　どうせ民主党がボロ勝ちするんでしょうが、マニフェストは代わり映えしません。どの公約も、高速料金無料か、1000円までかのちがいしかない。自民と民主は鳩山じゃないけど、兄弟政党なんですね。
　選挙が近づくに連れて気持ちが暗くなる一方です・・・

　民主党が日本共産党の公約で、戦ったら面白いのに。一番よくできてるもん。共産党は政権取る気はさらさらないようだから、民主党が全部いただいてしまえばいいんですよ。