御正宮の入口、板垣南御門<いたがきみなみごもん>の正面に、大きな衝立のようなものがあります。

これは蕃塀<ばんべい>といいます。
角度を変えて見ると、こんな感じ。

ちなみに、写真中央の鳥居の形をしたものが、板垣南御門です。
そして、その奥に見える茅葺<かやぶき>屋根の建物は、外玉垣南御門<とのたまがきみなみごもん>。
前述したとおり、御正宮の一番外側の御垣<みかき>は「板垣」と呼ばれます。
板垣の東西南北に設けられた御門<ごもん>は全て鳥居の形状をしています。
そして、その板垣の全ての御門の前には、必ずこの蕃塀があります。
蕃塀は、邪気や穢れなど不浄なものが御正宮に入るのを防ぐためのものと言われています。
蕃塀は、上から見るとこのような位置にあります。

普通に考えると、参道を通る参拝者を遮るような、下図の緑色で囲った位置に設置しそうなものです。

古来より、邪気などの穢れは真っ直ぐ進むといわれています。
そのため、御門の真ん前に蕃塀を設置しているのでしょう。
つまり、邪気や悪霊は参拝客のように参道を直角に曲がって、御正宮に入ることは出来ないので、上図緑色の位置に蕃塀を設けることはないと考えられます。
ちなみに、風水でも同じように悪霊は直進するといわれます。
そのため、下図のような土地の水色のエリアは凶とされます。
なぜなら、道路から赤い矢印のように悪いものが水色のところに寄ってくると考えられるからです。

これは蕃塀<ばんべい>といいます。
角度を変えて見ると、こんな感じ。

ちなみに、写真中央の鳥居の形をしたものが、板垣南御門です。
そして、その奥に見える茅葺<かやぶき>屋根の建物は、外玉垣南御門<とのたまがきみなみごもん>。
前述したとおり、御正宮の一番外側の御垣<みかき>は「板垣」と呼ばれます。
板垣の東西南北に設けられた御門<ごもん>は全て鳥居の形状をしています。
そして、その板垣の全ての御門の前には、必ずこの蕃塀があります。
蕃塀は、邪気や穢れなど不浄なものが御正宮に入るのを防ぐためのものと言われています。
蕃塀は、上から見るとこのような位置にあります。

普通に考えると、参道を通る参拝者を遮るような、下図の緑色で囲った位置に設置しそうなものです。

古来より、邪気などの穢れは真っ直ぐ進むといわれています。
そのため、御門の真ん前に蕃塀を設置しているのでしょう。
つまり、邪気や悪霊は参拝客のように参道を直角に曲がって、御正宮に入ることは出来ないので、上図緑色の位置に蕃塀を設けることはないと考えられます。
ちなみに、風水でも同じように悪霊は直進するといわれます。
そのため、下図のような土地の水色のエリアは凶とされます。
なぜなら、道路から赤い矢印のように悪いものが水色のところに寄ってくると考えられるからです。
