クロサワタイプライター
黒澤工場村
ところがその利用を更に和文電報にまで及ぼすの利便を考えた同局では,大正6年当時日本に於ける唯一のタイプライター輸入修繕商であって,和文タイブライターの製作利用を考案した黒澤貞次郎氏にL.C.Smith式タイプライターをもととし,これを和文電報に適するようキーボードの文字配列等を指示してその改造試作を依頼した。
(「黒澤貞次郎さんの追憶」大内誠三)
L.C.スミスタイプライターを改造し、電信用カタカナ・タイプを製作、
「和文スミス」と称す
和文スミス 和文スミス使用の電報
キーボードの配列は同局で1838通の電報此字数98,450字を研究せられて定められたのが下図のキーボードでその後漢字を全廃しましたのが現今のキーボードであります。 (「沿革」)
黒澤工場村