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第2霊犀社(元祖第一は、田中逸平主宰の私塾)@霊際社@P。ネタ帳・メモ書きなど、まあガラクタ。嫌疑76件わざと表示拒否中

電気のエントロピーはゼロか? 静電気のエントロピーはゼロか?

2008-03-03 12:27:17 | LinkRecords
電気エントロピー 電気のエントロピーはゼロか? 静電気のエントロピーはゼロか? 
電気エクセルギー エントロピー
もとより、客観的にエクセルギーが大きいからといって、主観的に役に立つとは限らない。例えば、雷は、電気エネルギーなので、熱エネルギーよりもエクセルギーが高いが、雷の電気エネルギーは、人間にとって役に立つエネルギーではない。もしも「雷よ落ちよ」と命令したときだけ、必要な電力の雷が、指定した電極に落ちるなら、雷の有効活用も可能であるが、実際には不確定性が、つまり情報エントロピーが大きすぎるので、有用どころか有害ですらある。

エクセルギーから仕事を取り出すことができるといっても、物理学では、仕事とは、たんに運動エネルギーの変化量に過ぎず、それが役に立つ仕事であるとは限らない。巨大な岩石を吹き飛ばす火山の噴火は大きな仕事をしたことになるが、それは私たちにとっては迷惑な仕事であるのが普通である。運動は、それが自分の意のままになるなら有用だが、自分の意図とは他のようでありうる不確定性が大きければ大きいほどその価値は低くなる。要するに、有用か否かを決めるときには、情報のエントロピーを考慮に入れなければならないということである。

情報のエントロピーは熱のエントロピーとは異なり、主観的だから、科学的でないという人もいる。だが、情報のエントロピーの場合、私たち情報システムはたんなる観測者ではなくて、観測される対象でもあるのだから、主観を客観化すれば、客観的であることになる。考えてみれば、エクセルギーが客観的に計算できるといっても、それはシステムと環境との温度差と圧力差に左右されるのだから相対的であり、システムに主観を置き移せば、主観的であると言える。

静電気の ネゲントロピー∨エクセルギー が歓迎されないのは何でだろうと思った。なるほど 雷のエントロピー OR 雷エントロピー
 雷のエクセルギーを、更に外側の、人間サイドからの利用有用性から見た、「現実的利用可能有効エネルギー」的観点から見ると、エネルギーの無為自然分布が係数として一枚かむので、途端に、「現実的利用可能性」が低下してしまう。

実際に、設備計算すれば、
広い着雷面に、受雷設備を設置せねばならであろう ???

雷エネルギーを落雷させず、ある程度分散して、いくらか定常流れ化して取り出せそうでもあるが、これも、カバーする領域が狭いのだろうか?→

鉄塔は、雷エネルギーの定常流れ化回生機関とはならないか?
もっと直接的には、凧、あと、その上空の人工衛星との間で、何か出来ないものか?

雷の情報価値だが、エミュは、雷雲を有用情報として利用できているようだ。
雷は、環境背景ゆらぎからの突出したあるネゲントロピー蓄積の解放形態のひとつであろう。
とすれば、環境背景ゆらぎ近傍での電位差では、エントロピーは大きかろう。環境接地電位の環境背景ゆらぎが、実用電位に対して十分小さいとみなされるがゆえに、電気のエントロピーは小さいとされているのであろう。
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