どシリアスなマヌケの日常

毎日毎日、ストーリー漫画を描き、残りは妄想.,いや構想の日々の日記。

愛を知る人

2022-11-19 07:39:00 | 日記


陽(あかり)は、日本人の母とオーストラリア人の父を持つハーフ。外見は金髪碧眼。

母は元神道の女宮司。父はシドニーの教会の牧師です。いわゆる「学校の勉強」は壊滅的に出来ませんが、自分の信念を強く持っています。

葵が好き。でも、拒絶されても彼の心の傷に寄り添って別れ際に頬にキスをします。自分の気持ちを押し付けるのではなく、友情の証として。
泣きたくても泣くのは家に帰ってから。友達になれたよと自分で納得する彼女。

自分の思い通りになることが幸せでは無いし、愛は押し付けるものでは無い。

陽は、それを知っています。

愛してるから愛されるでは無いということを。欲しいものは努力では手に入らないことも。
それでも、自分の気持ちを押し付けて思い通りにするのは最低な行為だとわかる。彼に罪悪感や厄介ごとを押し付けてはいけない。15の少女は、このくらい大人で自制心があるのです。

彼女の育った環境、倫理観に導く宗教の家。神道とキリスト教。夏休みにはシドニーの父親の教会のお手伝い。年末年始は、母の実家の巫女バイト。

教義を超えて自他共に心に誠実であること。どんな悲しみも苦しみも涙を流しながら、声を立てずに泣き顔もみせません。

他者の罪悪感や同情心を利用しません。


話は変わって、母の介護。
再認定の手続き。オタ弟は猛反省ちう。コレクションのプラモ売却。貯金が無いんですよ。給料のうち10万家に入れて、残りはオタ趣味で使い切り、ボーナスは全部使い切り、施設入所の初期費用も無い。介護休暇を取るにも、その間の生活費も無い。

何度も何十度も嗜めましたが、生活を変えることはなかった。でも、現実に直面して変わったようです。
お金は無くてもレアもののプラモとフィギュアは持ってるので売るしかないとわかったようです。
コドオジ、大人になり始めたかな。