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<魚介類のSr90を緊急に測定せよ>ストロンチウム90の海への推定流出量 現在まで合計10兆Bq

2013年09月02日 | 食品測定

<魚介類のSr90を緊急に測定せよ>

Sr90の海への推定流出量 現在まで合計10兆Bq

毎日、100億Bqが漏れている。

測定方法を言い訳にしての測定回避を許すな!


 

ストロンチウム90の海への推定流出量 現在まで合計10兆Bq

ストロンチウム90も。。すごい量ですね。
もう何が何だか分かりません。


東電は下記の資料の中で,海へのストロンチウム90の推定流出量として
 
2011年5月から現在まで
 
合計10兆ベクレル、
 
毎日100億ベクレル漏れてると報告しています。
 

ストロンチウム90濃度

 
タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況と対策
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2013/images/handouts_130821_10-j.pdf

マスコミがスルーしているようなので,拡散お願いします。

http://memogoldentama2.blog.fc2.com/blog-entry-527.htmlより転載


 

<ストロンチウムの測定方法 >   小野先生:

今では一週間足らずでできるにもかかわらず、

30日で腐敗するからできないと

まるで子どものようないいわけでごまかす水産庁

…   以下転載


 

放射性ストロンチウム・・低バックグラウンドα/β線測定

放射性ストロンチウムの測定の課題

何故簡単に放射性ストロンチウムは測定できないのか。

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放射性ヨウ素やセシウムなど、ほとんどの放射性物質は壊変の際にγ線を放出します。 このγ線は、それぞれの物質毎に固有のエネルギーを有する為に、γ線のエネルギースペクトルを測定する事で、どのような核種かを特定できます。 しかし、放射線ストロンチウムは、γ線を放出せずβ線を放出します。 β線は固有のエネルギーを持たないため、放射性ストロンチウムを測定する為には、まず放射性ストロンチウムのみを検体から抽出し、その上でβ線を測定する必要があります。 このために検体からストロンチウムを抽出する手順が必要なのですが、この抽出過程が非常に煩雑なものとなります。 イオン交換法や、硝酸により放射性ストロンチウムを溶かし、その後回収する方法などがありますが、いずれも処理に多段階が必要な上、ストロンチウムよりも大きなエネルギーを出す事から、ストロンチウム90が壊変して生まれるイットリウム90のβ線を測定します。 これら一連の測定の為には、抽出処理、イットリウム90の生成の時間等を含めると2−3週間が必要となります。
これがストロンチウム90の測定が迅速に対応できない大きな理由となります。

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放射性ストロンチウムの抽出の新技術・3M社製固相抽出ディスク

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放射性ストロンチウムの測定には、上記のように検体より煩雑な手順で放射性ストロンチウムを分離する事が必要です。 従来はイオン交換法等によりセシウムを抽出し、不純物を除去した上で測定を行います。 この処理工程は、10段階以上で3週間以上を要します。
これに対して、固相抽出法という新たな手法が開発されています。 この技術は、米国スリーエム社が開発したエムポア・ディスクという特殊なフィルターを使うもので、溶液中のストロンチウムをディスクに直接吸着させる事で、迅速に放射性ストロンチウムの回収が可能となります。 すでに文部科学省、米国エネルギー省等で放射性ストロンチウム測定法として認められており、1週間程度で測定ができる画期的なものです。 水、米、牛肉、飼料、土壌に含まれる放射性ストロンチウム(Sr90/89)を精度良く測定が可能となります。同位体研究所は、このディスクを用いて、放射性ストロンチウムの測定試験を行っています。


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固相ディスクは、それぞれ個別のパッケージに保存されており、このディスクを抽出用の器具にセットし、吸引しながら検体から酸によりストロンチウムを抽出した上え、週出液を通過させると、ディスクに放射性ストロンチウムが吸着されます。 その後ディスクを乾燥させ、β線測定装置で測定すれば放射性ストロンチウムが精度良く測定できます。 放射性ストロンチウムは、水に溶けやすく植物などにも吸収されやすい為、迅速な検査が必要となっています。 固相ディスクによる測定は、放射性ストロンチウムの測定工程を大幅に簡素化させるもので、幅広く放射性ストロンチウム測定の提供を可能とします。

 

ベータ線測定装置・・CANBERRA SERIES5 XLB

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放射性セシウム等、多くの核種の測定は、ゲルマニウム半導体検出器を用いたγ線スペクトロメトリーで行います。 しかし、放射性ストロンチウムは、ベータ線であるので、この装置では測定はできません。 ベータ線の測定には、液体シンチレーション測定装置を用いても可能ですが、高精度で効率よく測定を行う為に、CANBERRA社のシリーズ5XLBという低バックグラウンドα/ β線測定装置を用いています。 この装置は、内部に厚さ10cmの鉛遮蔽対があり、周辺からのベータ線を遮蔽し、検体を効率よく連続50検体測定する事が可能です。
放射性ストロンチウム測定の専用測定装置として使用されています。

 

同位体研究所HP



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