心の自由

被曝を最小限にして命を繋ごう!

<西尾正道医師講演会> 6.8 ぜひ、読むように勧められた資料・書籍3点

2013年06月08日 | 西尾正道

 

<西尾正道医師講演会6.8でぜひ、読むように勧められた資料・書籍>

① 国連特別報告者アナンド・グローバー氏・日本調査報告書(2013年5月23日暫定版)

http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-05d7.html 又は

http://hrn.or.jp/activity/%E5%9B%BD%E9%80%A3%E7%89%B9%E5%88%A5%E5%A0%B1%E5%91%8A%E8%80%85%E3%80%80%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E5%A0%B1%E5%91%8A%E3%80%802013.6.3%20HRN%E4%BB%AE%E8%A8%B3.pdf

② チェルノブイリの長い影

http://nucleardisaster.web.fc2.com/ 又は

http://www.shugiin.go.jp/itdb_annai.nsf/html/statics/shiryo/cherno10.pdf/$File/cherno10.pdf

③チェルノブイリ被害の全貌 岩波書店

http://www.amazon.co.jp/s/?ie=UTF8&keywords=%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%AA%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E3%81%AE%E5%85%A8%E8%B2%8C&tag=yahhyd-22&index=aps&jp-ad-ap=0&hvadid=28953131502&ref=pd_sl_472zdd7z0o_b


【講演会】福島の子ども保養プロジェクト一周年イベント 6/8(土)19時中野ZERO 西尾正道医師・堀潤氏 千円

2013年04月07日 | 西尾正道
【6/8(土)福島の子ども保養プロジェクト1周年イベントのお知らせ】

日時 2013年6月8日(土) 

場所:中野ZERO小ホール
    http://www.nicesnet.jp/access/zero.html
時間:開演19時(開場18時30分)

入場料:1000円

定員:500人(予約制)

講演: 西尾正道氏(北海道がんセンター前院長)「放射能と病気のウソ(仮)」

   堀潤氏(元NHKアナウンサー)「子どもを守れなかったメディア(仮)」

司会: 広河一(DAYS JAPAN編集長)

主催:NPO法人「沖縄・球美の里」/ 株式会社デイズジャパン
ご予約は、メールかFAXにて受け付けます。

メール:tokyo@kuminosato.net
FAX:03-3322-0353
 

【インタビュー】<内部被ばくの影響は10年後、必ずでてくる> 西尾正道医師 2011 9

2013年04月04日 | 西尾正道
★西尾正道医師 講演会情報を追加 4月7日
【福島の子ども保養プロジェクト1周年イベント】

2013年6月8日(土) 開演19時(開場18時30分)
中野ZERO小ホール  http://www.nicesnet.jp/access/zero.html
500人(予約制) 千円

西尾正道医師 (北海道がんセンター前院長) 「放射能と病気のウソ(仮)」

堀潤氏 (元NHKアナウンサー) 「子どもを守れなかったメディア(仮)」

司会: 広河一氏 (DAYS JAPAN編集長)

主催:NPO法人「沖縄・球美の里」/ 株式会社デイズジャパン
ご予約は、メールかFAXにて受け付けます。
メール:tokyo@kuminosato.net
FAX:03-3322-0353

< 内部被ばくの影響は10年後、必ずでてくる >
                                                                                                               インタビュー掲載号・2011年9月
 
 
   西尾正道北海道がんセンター院長
 
 放射線による健康被害は外部被ばくばかりが問題視される。しかし、深刻なのは体内に放射性物質を取り込んでしまった内部被ばく。長年、臨床医として放射線治療をしてきた第一人者に人体に及ぼす内部被ばくの影響を聞いた。

世界機関に内部被ばくのデータなし

――食品安全委員会は7月26日、自然放射線や医療被ばくを除く放射線で、健康に影響が出るのは内部被ばく・外部被ばくを合わせて、生涯で100ミリシーベルト以上との答申案をまとめました。
西尾 日本の法律上では、一般公衆の線量限度は1ミリシーベルト/年ですが、政府はICRP(国際放射線防護委員会)の基準をもとに警戒区域や計画的避難区域を設け、校庭の活動制限の基準を3.8マイクロシーベルト/時間、住民には屋外で8時間、屋内で16時間の生活パターンを考えて、年間20ミリシーベルトとしました。
 この線量基準は年齢も考慮せず、放射線の影響を受けやすい成長期の小児や妊婦にまで当てはめるのは危険です。では、なぜこんな基準が示されたのか。移住を回避させる目的としか考えられません。しかし、原発事故の収拾のめどが立っていない状況で、住民に20ミリシーベルト/年を強いるのは人命軽視の対応です。
 そうした中で、今度は食品安全委員会から生涯で100ミリシーベルト以下なら安全だという答申が出された。しかも内部被ばくも含むという。しかし、内部被ばくについては、これまでICRPもIAEA(国際原子力機関)もまったく取り上げていません。むしろ原子力政策を推進する上で不問にしていた。だから内部被ばくに関するデータはまったく持ち合わせていないというのが現状です。
 
――にもかかわらず、100ミリシーベルトという数字を出したと。
西尾 結局、内部被ばくと外部被ばくの人体影響の差はまったくわかっていないので、とりあえず線量が同じなら同等と考えましょうというのが今の世界のコンセンサス。何の根拠もなく、わからないから1対1にしようということです。
 
――ものすごく乱暴な結論ですね。
西尾 ですから、内部被ばくの1ミリシーベルトと外部被ばくの1ミリシーベルトが同等の健康被害かどうかということすらわかっていない。内部被ばくは近くにある細胞にしか影響を与えません。局所的にアルファ線やベータ線の影響は強いわけですが、それを体全体の線量に合わせてしまうと60兆個の細胞のうちの局所的な個数ですから、見かけ上ものすごく少ない線量しか出てこない。そういうトリックがあります。
 そもそも国は、国民の被ばく線量もはかっていないのに、新たな規制値をつくるのは何の目的なんだということですよ。自分がどれだけ被ばくしているかもわからないのに、ただ数字だけが踊っている。
 
――考えられることは。
西尾 今後、予想される食品汚染ということになると内部被ばくの問題です。政府にはそういうデータはまったくないと思います。このタイミングで出てくるというのは、たとえばセシウムだったら年間5ミリシーベルトに抑えようと、肉だったらキロ当たり500ベクレルにしようとなっていて、そういうものを食べていれば年間5ミリシーベルトくらいになるということなんだけど、いまの規制値だとそれで収まりきらない可能性がある。だからもっとぼかした形で「一生涯にこれだけいいですよ」と。国民をだます手法の1つとして考え出されたものだと思います。ごまかしです。
 いままでの基準値だって、水は100ベクレルでした。それが東京・金町浄水場の水道水から210ベクレルの放射性ヨウ素が出たといったら、一気に300ベクレルに上げた。原発作業員も年間被ばく量は100ミリシーベルトといっていたら、それじゃ作業させられないから一気に250ミリシーベルトに上げた。その場でクリアできなくなったら、基準値を上げているだけ。一貫してそう。こんなことをやっていたら10年後は大変な問題が起こりますよ。「人ひとり死んでいない」とバカなことを言う人もいるけれど、それは目先の利益を追いかける人の発想です。問題は今後、奇形児が生まれたり、がんが増えたり、そういうことは確実に起こります。
 
――これまでに起こった原発事故で、内部被ばくによる人体への影響は明らかだと思うのですが。
西尾 いま世界中で内部被ばくを含め、隠されていたデータがどんどん出てきています。2000年以降、10ミリシーベルト以下の低線量でも健康被害があるという論文もいくつかあります。とくに子ども。放射線の影響は大人の3倍から4倍ありますよ。乳幼児の場合だったら、同じ甲状腺への取り込みは8倍から9倍になる。 英国の使用済み核燃料棒の再処理工場があるセラフィールドでは、子どもの白血病が通常より10倍の罹患率です。チェルノブイリもそうです。IAEAの予想では4000人くらいの過剰がん患者というけれど、実際には100万人近く出ている。
 今回の福島だって、欧州のグループは今後50年間で42万人が、がんになると予想。ところがIAEAは6000人。ケタが2つも違うようなことを言っている。現在も、極めて原子力推進派の意見が世界を支配しているのです。
 
 

避難住民は疎開ではなく移住すべき

――いまも福島原発からは放射性物質は出ているんでしょうね。
西尾 専門家は水素爆発時の100万分の1くらいになっていると言っていますが、いずれにせよ微量は出ていると思います。
 
――一連の爆発時にどんな放射性物質が放出されたのでしょう。
西尾 9割方はヨウ素131。あとの1割弱はセシウム134と137が半々くらいといわれています。そのほかにコバルト、ストロンチウム、プルトニウムなど、もろもろ30核種50種類くらいの放射性物質が出た。ただ、ヨウ素は半減期が8日だから、いまはほとんどなく、セシウムだけが残っている状況です。セシウム137の半減期は30年、134は2年です。
 
――一番毒性の強いのは。
西尾 プルトニウムです。アメリカの西海岸やハワイでも検出されています。
――そういうものを吸い込んだ人も、たくさんいるんでしょうね。
西尾 たとえば体内にセシウム137を取り込んだとします。物理的半減期が30年といっても、生物的には代謝する過程で体外に出ていきますから、実際には100日くらいしかない。4カ月もたっていたら4割くらいになっている。放射性物質を100取り込んだとして9割はヨウ素だから検出されない。1割のセシウムも3分の1くらいになっている。ですから理論的には100あったとしても3しか残っていない。
 
――国民はすでに汚染された肉などを食べた可能性もあります。
西尾 いまくらいの量だと実際にはそれほど問題はないと思います。ただ、食べ続けると健康へのリスクは高くなるでしょう。
 
――やはり食物が気になります。
西尾 政府は飲食物に関する規制値も緩和しました。年間線量限度をヨウ素では50ミリシーベルト、セシウムでは5ミリシーベルト、しかも従来の出荷時の測定値ではなく、食する状態での規制値です。これではますます内部被ばくは増加します。
 ちなみにホウレンソウの暫定規制値はヨウ素でキロ当たり2000ベクレル、セシウムは同500ベクレルとなりました。放射性物質は、よく水洗いすれば2割削減され、茹でて4割削減され、口に入るときは出荷時の約4割になります。確かに調理によって人体への取り込みは少なくなりますが、汚染水や人体からの排泄物は下水に流れていく。それは最終的に川や海に達します。環境汚染が進むことは避けられません。今後、日本人は土壌汚染と海洋汚染により、内部被ばく線量の増加を覚悟する必要があります。
 
――高い放射線量が計測される町にも人はいます。
西尾 20マイクロシーベルトになっているところは、さしあたって住めません。疎開でなく移住です。疎開は少したったら帰ってくるという発想ですが、それは無理です。汚染地域では産業が成り立たない。生活の基盤がつくれないのだから移住すべきだと思います。

21世紀は放射性物質との戦いの時代

――いまそういうところに住んでいる人は被ばくし続けているわけですよね。
西尾 いまくらいの数値だったら問題はないでしょう。世界中には自然放射線を年間10ミリシーベルト浴びているところもある。世界平均で2.4ミリシーベルト。それほど深刻になるほどではありませんが、地域経済は成り立たない。
 日本は最も原発に適さない国です。世界で発生する震度6以上の地震の半分は日本です。海に囲まれ、津波のリスクもある。国土が狭いから何かあっても逃げられない。静岡県の浜岡原発でチェルノブイリと同じことが起こったら、東京がすっぽり汚染地域に入ってしまう。そのくらい狭い国土なんです。
 中国はこれから原発を400基つくるといっています。日本にだって54基ある。何らかの事故でまた放射性物質がばらまかれる事態は想定しておかなければなりません。そんな時代に内部被ばくを不問にして健康被害を語るのは、まったくの片手落ち。
 21世紀は放射性物質との戦いの時代です。1980年以降、がんの罹患者数は増えています。昨年は心臓病を抜いてがんが、全世界で死因のトップになりました。これは単純な高齢化の問題だけでは説明がつかない。人工放射線が何らかの形で関与している可能性がある。そのくらいの思い切った発想で、放射線の健康被害を慎重に検討することが求められていると思います。

西尾正道|北海道がんセンター院長           =ききて/鈴木=  

http://www.zaikaisapporo.co.jp/kigyou/intervew/99.shtml


東京・福島 西尾正道院長連続講演会 2月1日(金)~3日(日)

2013年01月29日 | 西尾正道

2月1日 【録画】配信中  

西尾正道院長講演  http://www.youtube.com/watch?v=qtgOCFH2k88  

 市民活動報告会  

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2月1日(金)~3日(日)
東京・福島 国立病院機構北海道がんセンター西尾正道院長連続講演会
「原発事故から2年"いま何を考え、何に備えるべきか”」
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西尾正道院長は、約3万人のがん患者を診た日本一、放射線の人体影響を経験的に
知るプロフェッショナルです。その立場から、被ばくによる健康影響が今後どのように現れ、
どのような医療体制と対策を構築するべきか、ご提言いただく講演会です。
また、関連して原発事故被害者の「達成可能な最高水準の身体および精神の健康を享受する権利
」(国際人権規約/A規約12条)や「健康文化生活権」(日本国憲法25条)を求め、
放射能の監視や国連人権理事会で提言を行ってきた市民団体などからの報告会を合わせて開催します。
なお、東京では被曝医療の国家責任をどう実現すべきかという視点で関連省庁に対する
意見聴取会を予定(現在、検討中)。福島市では、西尾院長による「親子甲状腺検査」(2日)
と日本初の試みである公開による「市民が学ぶ甲状腺検査会」(3日)を開催いたします。

【2月1日(金)】午前10時から午後4時
●参議院議員会館B104会議室/資料代実費
同時開催:原発事故被害者の「達成可能な最高水準の身体および
             精神の健康を享受する権利」を求める市民報告会
10:00 参議院議員会館ロビーにて入館証をお渡します。
10:30 市民報告:原発事故被害者の「達成可能な最高水準の身体および精神の健康を享受する権利」を求めて
「空間被曝線量とモニタリングポスト、食品・着衣・毛髪・洗濯移行の被曝測定」
   南相馬 安心・安全プロジェクト 吉田邦博
「子どもたちの尿検査でわかるセシウム内部被曝とホコリの被曝測定」
   福島老朽原発を考える会 青木一政
「フクシマは世界最大の人権侵害である」と国連人権理事会に訴え、提言する
   国連協議資格人権NGO 言論・表現の自由を守る会 垣内つね子
「被曝者の定義について、フクシマとチェルノブイリ放射能汚染マップの比較検討から」
   地球の子ども新聞 加来健一
12:00~14:30
国立病院機構北海道がんセンター
西尾正道院長 講演会
「原発事故から2年"いま何を考え、何に備えるべきか"」
14:40~16:00
関係省庁意見聴取会
(意見聴取会が取りやめの際は、西尾院長への質問と意見交換会とさせていただきます。
予定時間は前後することがごさいますので、あらかじめご了承ください)

主   催:西尾院長講演会実行委員会
ご連絡:080-5003-7239(小松)
sonkeitoshinrai@ybb.ne.jp
          080-3519-7442(長尾)

【2月2日(土)】午前10時から午後7時まで
北海道がんセンター西尾正道院長による「親子甲状腺検査」
[ご予約をお願いします。申し訳ありませんが、午前の予約は満席です]
★予約受付電話 090-4417-5401(荘司)
会場:福島市市民活動サポートセンター
主催:市民が学ぶ甲状腺検査の会

【2月3日(日)】
●午前10時から12時まで
北海道がんセンター西尾正道院長による公開「市民が学ぶ甲状腺検査」
●午後1時から5時まで
西尾正道・北海道がんセンター院長を囲む
健康被害対応問題シンポジウム
パネラー/ 市民が学ぶ甲状腺検査の会 荘司信行/安心・安全プロジェクト 吉田邦博
子どもを放射能から守る福島ネットワーク 佐藤幸子/言論の自由を守る会 垣内つね子(元看護師)   
福島老朽原発を考える会(フクロウの会) 青木一政 /地球の子ども新聞  加来健一
★また、福島の各団体の活動状況報告・アピールもいただきます。

会場:福島市市民活動サポートセンター
主催:市民が学ぶ甲状腺検査の会
ご連絡: 090-4417-5401(荘司)