心の自由

被曝を最小限にして命を繋ごう!

<チャップリンの史上ベストスピーチ全文>

2014年04月04日 | 資料・論文

チャップリンの史上ベストスピーチ全文

「機械よりも人類愛が、賢さよりも優しさと思いやりが必要なのだ」

投稿日: 2014年04月02日 20時26分
 
 

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映画『独裁者』(1940年)の作中で、独裁者ヒンケル(ヒットラーを風刺していると言われる)

と瓜二つの顔をしていたために間違われた床屋(チャーリー・チャップリン)が

兵士たちの前で演説する、ラストシーンを書き起こしました。

チャップリン自身によって書かれたもので、史上もっとも感動的なスピーチとして

世界中で賞賛されています。

<<必読の名言満載! スピーチ特集はこちら>


以下、チャーリー・チャップリン

申し訳ないが......。私は皇帝になどなりたくない。私には関わりのないことだ。支配も征服もしたくない。

できることなら、皆を助けたい。ユダヤ人も、ユダヤ人以外も、黒人も、白人も。

私たちは皆、助け合いたいのだ。人間とはそういうものなんだ。お互いの幸福と寄り添いたいのだ......。

お互いの不幸ではなく。憎み合ったり、見下し合ったりしたくないのだ。

世界で全人類が暮らせ、大地は豊かで、皆に恵みを与えてくれる。人生は自由で美しい。

しかし、私たちは生き方を見失ってしまった。欲が人の魂を毒し......。憎しみと共に世界を閉鎖し......。

不幸、惨劇へと私たちを行進させた。私たちはスピードを開発し、自分たち自身を孤立させた。

ゆとりを与えてくれる機械により、貧困を作り上げてしまった。

知識は私たちを皮肉にし、知恵は私たちを冷たく、無情にした。

私たちは考え過ぎ......。感じなさ過ぎる。

機械よりも、人類愛が必要なのだ。賢さよりも、優しさ、思いやりが必要なのだ。

そういう感性なしでは、世の中は暴力で満ち、全てが失われてしまう。

飛行機やラジオが、私たちの距離を縮めてくれた。そんな発明の本質は、人間の良心に呼びかけ、

世界がひとつになることを呼びかける。

今も、私の声は世界中の何百万の人々のもとに届いている。

何百万もの絶望した男性たち、小さな子供たち。人々を苦しめる組織の犠牲者たち。

罪のない人たちを投獄させる者たち。私の声が聞こえている人たちに言う......。

絶望してはいけない。私たちに覆いかぶさる不幸は、単に過ぎ去る貪欲であり、

人間の進歩を恐れる者たちの憎悪なのだ。

憎しみは消え去り、独裁者たちは死に絶えるであろう。

人々から奪いとられた権力は、人々のもとに返されるだろう。

決して人間が永遠に生きないように、決して自由が滅びることもない。

兵士たちよ。獣たちに身を託してはいけない。

君たちを見下し、奴隷にし、人生を操る者たちは、君たちが何をし、考え、感じるかを指図する。

君たちを鍛え、食事を制限する者たちは、君たちを家畜として、ただのコマとして扱うのだ。

身を託してはいけない。そんな自然に反する者たちなどに。機械人間たち......。

機械のマインドを持ち、機械の心を持つ者たちなどに。

君たちは機械じゃない。君たちは家畜じゃない。君たちは人間だ。心に人類愛を持った人間だ。

憎んではいけない。愛されない者が憎むのだ。愛されず、自然に反するものだけだ。

兵士よ。奴隷を作るために闘うな。自由のために闘え。

『ルカによる福音書』の17章に、「神の国は人間の中にある」とある。

ひとりの人間ではなく、一部の人間でもなく、全ての人間なのだ。君たちの中になんだ。

君たち、人々は力を持っているんだ。機械を作り上げる力、幸福を作る力を持っているんだ。

君たち、人々が持つ力が、人生を自由に、美しくし、人生を素晴らしい冒険にするのだ。

民主国家の名のもとに、その力を使おうではないか。皆でひとつになろう。新しい世界のために闘おう。

常識ある世界のために。

皆に雇用の機会を与えてくれ、君たちに未来を与えてくれ、老後に安定を与えてくれる世界のために。

そんな約束をして、獣たちも権力を伸ばしてきた。しかし、奴らは嘘つきだ。奴らは約束を果たさない。

これからも果たしはしない。独裁者たちは自分たちを自由にし、人々を奴隷にする。

今こそ、闘おう。約束を実現させるために。闘おう。世界を自由にするために。

国境のバリアをなくすため。欲望を失くし、嫌悪と苦難を失くすために。理性のある世界のために闘おう。

科学と進歩が全人類の幸福へ、導いてくれる世界のために。

兵士たちよ。民主国家の名のもとに、皆でひとつになろう。


 http://www.huffingtonpost.jp/logmi/chaplin-speech_b_5057897.html?utm_hp_ref=tw            

               より全文転載

 
 
 

【資料】<肺の中のホットパーテイクル>olivenewsさんより

2014年04月02日 | 資料・論文

 

 

肺の中のホットパーティクルの写真 (ベラルーシ大学・放射線化学研究科教授ペトリャエフ氏撮影) 死んだ人の肺300人分を検査して70%から検出 (日本では調査されていない)

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 肺の中のホットパーティクルの写真

(ベラルーシ大学・放射線化学研究科教授ペトリャエフ氏撮影)

死んだ人の肺300人分を検査して70%から検出 (日本では調査されていない)


【資料】<シアトル・東京・福島の車のエアフィルターに付着した放射性物質>2012/5/11

2014年03月20日 | 資料・論文

2012/05/11

一目瞭然:シアトル、東京、福島の車のエアフィルターに付着した放射性物質

 ご縁のみなさまに緊急にお知らせしたい情報です(転載、転送歓迎)。ご協力をお願い
 
します。
 
このフェアウィンズのYouTube(アーニー・ガンダーセンVSマルコ・カルトーフンの会
 
話)の2分45分から1分間ぐらいを是非ご覧下さい。(筆者注:見られず
 
シアトル、東京、福島の車のエアフィルターに付着した放射性物質を一目て比較すること
 
ができます。

どうかあとで後悔しないように、あなたが大切に思う方すべてにお伝え下さい。
 
この情報を知っている人と知らない人では、数年〜数十年後の健康状態
 
(主に呼吸器系と循環器系)に差が出るだとうと私は思います。

これをご覧になれば、福島はもちろんですが、東京(関東圏)もマスクの常用が必要なこ
 
おわかりになるかと思います。
 
放射性物質はホコリや花粉に付着していますので、マスクは有用です。
 
 

【資料】BS世界のドキュメンタリー「インサイド フクシマ」

2014年03月20日 | 資料・論文

☆3月19日ツイッター投稿

BS世界のドキュメンタリー「インサイド フクシマ」

 BBC版では「3号機の爆発シーン」が鮮明に映っている。

NHK版では編集で消され、かわりに爆発後の建屋画像のズームにすり替わっている。

 

 

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【資料】<魚介類の核種分析結果>2014/3/7 福島第一原子力発電所20km圏内海域

2014年03月16日 | 資料・論文

        <参考資料>平成26年3月7日 東京電力株式会社

魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>

 

【放射性Cs以外の核種が検出された魚介類の測定結果】

 

            採取場所    採取日H25   Ag110m  Sr90  Cs134と137

 

 ヒラツメガニ 全体請戸川沖合3km(3) 10/11      8.2               10.2

 

ババガレイ 筋肉 1F敷地沖合3km(4) 12/13      ND(5.6)  1.3     253

クロソイ   筋肉    木戸川沖合2km(5) 12/2       ND(7.5)  1.1      400

ドチザメ  筋肉   2F敷地沖合2km (7) 11/25      ND(6.6)  0.24   1070

マコガレイ 筋肉 2F敷地沖合2km (7) 12/2       ND(4.4)  0.56    322

ヒラツメガニ 全体   熊川沖合4km (8) 11/9     4.9          ND

カスザメ 筋肉        熊川沖合4km (8) 12/9    ND(6.4)  0.20   279

※ 「-」は測定対象外。

※ NDは検出限界値未満を表し,Ag-110m,Sr-90については( )内に検出限界値

を示す。参考値(Cs-134とCs-137の合計)の検出限界値は次のとおり。
  

Cs-134が約3.3Bq/kg(生)、Cs-137が約4.4Bq/kg(生)。
  

ただし、検出限界値は検出器や試料性状により異なるため、この値以下でも検出される

場合もある。

※ 基準値(平成24年4月1日以降)Cs-134、Cs-137の合計:100Bq/kg。

※ Ag-110m分析は東京パワーテクノロジー株式会社にて実施。

     Sr-90分析は株式会社環境総合テクノスにて実施。

* 魚全体で測定

※下線部について訂正(訂正前;平成26年 訂正後;平成25年)

魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>

試料濃度(Bq/kg(生))(データ集約:3/7)試料名(部位)
採取日 採取場所 (地点番号) * 訂正版

(地点番号) *は T-Sを省略して数字のみ表記する。(筆者注)

 http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2014/images/fish01_140307-j.pdf


【資料】<ベラルーシではチェルノブイリ事故後1年で子どもの甲状腺がんが増加>

2014年03月12日 | 資料・論文

ベラルーシでは子ども・大人の甲状腺がんがチェルノブイリ事故後1年で増加(ミハイル・V・マリコ)/

爆投下後の最初の年に白血病が増加(草野信男『原爆症』)

国連放射線影響科学委員会(UNSCEAR)2000年報告によれば、
 
ベラルーシではチェルノブイリ事故後1年で子どもの甲状腺がんが増加している。

ベラルーシ甲状腺がん


ベラルーシ:チェルノブイリ事故後1年で甲状腺がんが増加
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/255986068.html

国連放射線影響科学委員会(UNSCEAR)2000年報告
Annex J: Exposures and effects of the Chernobyl accident (115 pages)
pp.498-499

福島集団疎開裁判・矢ヶ崎意見書甲104で取り上げられている「ベラルーシの青年・大人の甲状腺ガン」でも、
 
ベラルーシで子どもだけでなく青年・大人の甲状腺がんが事故後1年で増加していることが報告されている。

ベラルーシ甲状腺がん(マリコ)


 
「チェルノブイリ事故による放射能災害―国際共同研究報告書」(今中哲二編、技術と人間、1998 年)
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/J-Version.html
第5章「個別の健康影響研究」21節「ベラルーシの青年・大人の甲状腺ガン」
 
(ミハイル・V・マリコ、ベラルーシ科学アカデミー・物理化学放射線問題研究所)
福島集団疎開裁判・矢ヶ崎克馬意見書甲104(「ベラルーシの青年・大人の甲状腺ガン」を収載)
http://1am.sakura.ne.jp/Nuclear/kou104Yagasaki-opinion4.pdf
 
東電のサイトも国連放射線影響科学委員会(UNSCEAR)2000年報告から
 
ベラルーシにおける甲状腺がん発生件数のグラフを転載しているが、
 
「一方、がんが事故後増加したという報告が見られるが、放射能で汚染のない地域でも
 
近年増加しているという報告があることから、これも含めて考える必要がある」と記述している。

TEPCO : 放射線の話 | 放射線コーナーQ&A その他 Q2
http://www.tepco.co.jp/nuclear/hige/qa/thi/gqa/qa-g2-j.html

ここでいう「がん」がベラルーシにおける甲状腺がんを示しているのかどうか分からないが、
 
「ベラルーシの青年・大人の甲状腺ガン」によれば、青年・大人の甲状腺がんは事故前から
 
増加傾向にあったものの、それは事故後の急増を説明できないほど小さい。

放射線とがん発症時期の関係については、原爆被害の研究で故草野信男が記録を残している。
 
ECRR(欧州放射線リスク委員会)2010年勧告では、草野の『原爆症』(築地書館、1995年再発行)
 
を引用して、
 
「初期の日本人の報告書は、原爆投下後の最初の年に白血病の症例が増加しはじめ
 
(最初の症例は被ばく3 ヶ月後)、そして、原爆投下時には居合わせなかったが後になって
 
被爆地に入市した人たちの間でも発症があったことを示している(Kusano 1953)」と書いている。

福島原発事故:その放射能の影響と欧州放射線リスク委員会勧告 第2回
http://www.inaco.co.jp/isaac/back/032/032.html

太田光征

 

 より全文転載

 


【資料】<安全な基準>1日あたり21ベクレル

2014年03月05日 | 資料・論文

 ☆3月8日 正確な資料を調査。下記を追加掲載。

 

 


 

また、来日した医師スモルニコワ・バレンチナ先生は次のように述べている。

 

「子供は20Bq/kgの土壌汚染だとまだ安全。子供は50Bq/kgから危険がはじまる。

 

大人は200Bq/kgから危険です(注2)。」

 

要するに、0.1キュリーまでが安全域だというのは、チェルノブイリを経験したロシア人による

 

共通見解であるが、このことはしっかり認識されていない。

 

ジャーナリストの木下さんも同様の結論に達している(注3)。

 

かくして、避難基準が明確になる。

 

つまり、『セシウム137による土壌汚染レベルが、0歳-6歳なら20ベクレル/kgまで、

 

小学生・中学生なら50ベクレル/kgまで。大人なら100ベクレル/kgまで、

 

が安全域だと結論できる。』

 

【記事】<首都圏に居住できない二つの理由>2011/12/13   当ブログより抜粋

http://blog.goo.ne.jp/rainbowgarnet1/e/fd9d2fc8b8aacef54adc3d0adc1e4f83

 


 

安全な基準は1日あたり21ベクレル

              (セシウム137換算)

  • 話がずれましたが、安全な基準は年間の許容被曝量はセシウム137換算で7700Bq
  • (0.1mSv)
  • これを1日あたりに換算しますと21bqが上限です。
  • 成人ですと1日2Lの水を飲み、1日合計1kgの食べ物を食べると仮定すると、
  • 水と食べ物をあわせて、3kgで7Bq/kgが基準となります。
  • 500Bq/kgなんて、とんでもないです。
  • 100Bq/kgでも危険な水準です。
  • その証拠にユーリーバンダジェフスキー氏のチェルノブイリの死亡患者の解剖組織写真
  • があります。

 

 

上記リンク(資料2)の引用:細胞内で放射性核種が崩壊したとします。

細胞にはカルシウムポンプがあり、Caを排出したり吸収したりします。

細胞内でKが崩壊してできたCaは、細胞内の濃度などにより、必要があれば排出

されます。従って、Kが崩壊しても影響がありません。

一方、Csは、β崩壊してBaになります。

同じアルカリ土類金属ですから、Caと同じように振る舞うと仮定できます。

Baは、化学的に不安定であり、イオン半径もCa40に比べて大きいため、

カルシウムポンプに対して何らかの影響を与えるのではないと推察しています。

例えばCaの排出障害が起こると仮定します。

Caの排出障害がある細胞は、カルシウムが蓄積されやすくなります。

例えば、Kが取り込まれてCaに変わっても排出されにくくなります。

同様にCsがBaに変わっても排出されにくくなります。

細胞にCaが蓄積されると細胞死などが発生しやくすくなります。

また、血管の中皮の細胞で発生すると、動脈硬化の原因になり得ると思います。。

  • 右のボロボロの心筋細胞の汚染濃度は、たった45Bq/kgです。
  • 心臓は他の臓器と違って、体内平均の10倍濃縮されるそうなので、
  • 体内平均は、たった4.5Bq/kgなのです。
  • それは、60kgの人で、270Bq/kg汚染されたことになります。
  • それで、このボロボロの心筋細胞。というわけで、
  • できるだけ、放射性物質の少ない食べ物を食べる必要があります。
  • そうしないと、皆さんが危険です。
  • 政府は国民を守る意思がありません。
  • ヨーロッパの科学者が気でも狂ったかというのは、
  • こういう事をチェルノブイリの経験から知っているからです。

http://d.hatena.ne.jp/skymouse/touch/20120222/1329847254 一部転載


【資料】東北・関東の子供達40万人が1mSv/y 以上に曝されている

2014年02月20日 | 資料・論文

40万人の子どもと、放射線

 

0~14歳の子どもたち約40万人が、原発事故による追加の年間放射線量1ミリシーベ

ルト以上(正確には0.87)にさらされています。

さらに、2ミリシーベルト(正確には2.17)以上は、12万2千人で、すべて福島県です。

これは、もともとある困難ではなく、福島原発事故によって、おとなが作った人為的困難

です。いま、この困難を子どもたちに背負わせようとしています、私たちと、この国は。

 

二人の女性がGWや休日をつぶし、1ヶ月間調査したKAZEオリジナル資料です。

全国の市町村を文部科学省の放射線量別マップで分類し、該当人口を割り出しました。

線量区分は文科省の区分であり、0~14歳で区切ったのは各県から公開されている共

通データで、私たちの意図はありません(他の年齢群、市町村別などの詳細、計算方法

などはWeb解説を参照下さい)。

 

 

ここであつかう量は、自然界にもともとある放射線を除いた、福島原発事故によって追加

された、直近の追加年間被ばく線量(ミリシーベルト=mSv)です。

今回は、被ばく=外部被ばく+内部被ばくのうち、外部被ばくに着目しています。

また、人口は住民票をベースとしています。

ただし、国による避難地域のみ2012年2月現在の数値を用い、その後、さらに高線量

地域へ帰還した数は考慮されていません。

 

かりに追加線量1mSv/年を意識して、0.87 mSv/年以上に居住する0歳~14歳の

人口(オレンジ、赤)を読みとると、福島県200,609人、宮城県5,853人、茨城県

51,966、栃木県57,542人、群馬県27,787人、千葉県54,640人、

合計398,397人、およそ40万人となります。

2.17~4.35mSv/年に限ると(赤)、福島県で121,926人となります。

 

放射能感受性は、児童より幼児、幼児より乳児、とより小さな子どもほど高く、

より深刻になると言われています。

また、地域や年間で平均化するシーベルト計算だけでなく、

ホットスポット土壌・水質の存在、そして吸引・食事などの内部被曝により着目する

必要があります。

 

私たちは、「子ども」という代名詞ではなく、対象人数と該当地域を明らかにできる

精密な調査を、政府に強く要求します。


 

6.4本文.jpg

 

 

< 解説 >

 福島原発事故による追加された放射能は、福島だけではない

 文部科学省による調査では、新たに福島原発事故によって追加された放射線量に

さらされている、0歳~14歳の子どもたちは3,114,292人となります。

この300万人にもおよぶ子どもたちが、大人の都合によって原子力発電所事故の責任

を押しつけられようとしています。

 

今回、提示している数値はあくまでも外部被ばくの目安となる、空間線量です。

しかし、これは被ばくの7割から8割が内部被ばく(吸引・食事)と言われている中で、

まったく十分なものではありません。

なぜ、空間線量に着目したかは以下の理由があります。

 

① 一般的に、これまで空間線量がひろく議論されてきたので、いったん、この方法で整

理をする

 

② 政治的な課題として議論するには、取り急ぎ、対象となる人口をテーブルにのせる

必要がある

 

③ 今回の調査が「不十分である」ということを明確にすることで、内部被ばくの焦点

となる土壌、水質、食糧のベクレル単位の調査を一層促す

 

放射能は移動します。特定の地域でも風や水の流れによって、生活圏にもきわめて

線量の高いホットスポットが生まれます。

森林、河川、海にもこうしたホットスポットが生まれ、生態系に大きな影響を与える

ことが懸念されます。

放射能との闘いは、より困難な段階に入っているのです。

 

 

震災後人口.jpg

 エクセルデータ:空間線量別人口インパクト20013.6.4.xlsx

 

< 資料と計算方法 >

 ① 市町村の線量区分

資料は文部科学省の「放射線量等分布マップ」(航空機モニタリング等)を用いてます。

   1) 細かい地図から市町村を読みとる

   2) 該当市町村の空間放射線量を読み取る

   3) 森林などある場合は、生活圏の数値を読みとる

   4) 生活圏で線量が分かれる場合は、高い値を用いる

   5) ただし、高い値は全体の2~3割以上とならないときは、低い値を用いる

 

事前に民間の線量調査と文部科学省のデータを部分的に比較し、

大きな差異がないとことを確認しています。

ただし、民間の調査は2011年当初は多くの地域で行われていましたが、

現在は極めて限定的であり、全国的調査には使えませんでした。

 

     文部科学省:放射線量分布マップ   http://ramap.jaea.go.jp/map/

 

 

② 年間線量への変換

取り上げた放射線量は、事故とは関係ない自然界の放射線は差し引かれており、

その意味で原発事故による「追加被ばく」という計算をしています。

この計算では外に8時間、建物の内部に16時間(遮蔽率0.4)という、

環境省の考え方を採用しています。計算方法で議論をしないためです。

 

     ★時間あたりを年間に変える換算率:「1mSv/年=0.23μSv/時間」を使用

    http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=18437&hou_id=14327

 

 

③ 市町村人口

震災前と震災後の数値を比較することを念頭に置いていますので、

国勢調査などは使えません。

そこで、各県から発表されている数値を用いました。

しかし、公開内容は県によって異なり、共通して比較できる数値は以下のように

限定されました。

   1) 震災前2010年10月、震災後2012年10月

   2) ただし、この期間の数値の発表のない県はそれ以外を使用。

    詳細はエクセルデータに記載

   3)年齢不詳人口」を除外した

  4)各市町村からの報告により作成している年齢別3区分調査のため、

       住民基本台帳の集計方法により    

   県市町村課で取りまとめる住民基本台帳人口とは異なる場合がある

 

 

④ 避難地域の取り扱い

国によって避難指定されているところは、現在、「帰還困難地域」「居住制限区域」

「避難指示解除準備区域」「計画的避難区域」と分類されており、

その該当地域は常に変化しています。     

http://www.kantei.go.jp/saigai/anzen.html

 

   1) 原則2012.2.18時点のデータを用いる

        http://f-renpuku.org/?p=789 

   2) 上記より、震災前人口と比較し、

        明らかに全員が避難している考えられる場合は、その値をゼロとした

   3) その後、一部の高線量地域で帰還している人がいるが、

       これは今回の調査からは除いた

 

⑤ 長期的人口の減少と増加

なお、0歳~14歳までのグループは、日本全体で長期的に減少し、

逆に65歳以上は増加しています。したがって、単純に増減を議論できません

 1)0歳~14歳、

    2001年前年比98.8%、2002年98.9%、順次98.9%、99.0%、

    99.2%、99.1%  、99.2%、99.3%、99.0%、2010年99.0%

2)65歳以上、2001年前年比、2002年103.8%、順次103.3%、

    102.9%、102.3% 、103.6%、103.3%、103.2%、102.7%、

    102.8%、2010年101.7%

 http://www.kaze-to-hikari.com/2013/06/40-1.htmlより転載


【グラフ】<チェルノブイリ事故後の北ウクライナ住民の疾病罹患状況>

2014年01月29日 | 資料・論文

【グラフ】<チェルノブイリ事故後の北ウクライナ住民の疾病罹患状況>

 

四年目以降、軒並みに悪化の一途をたどる。

忘れないために昨年から、何度もツイートしている!

★日本でも、徐々に明らかになってきた放射能被害に対し、

何ができるか、各自で考えて取り組もう!

 

埋め込み画像への固定リンク

【資料】<環境放射能水準調査結果(月間降下物)>(H25年10月分)2013.11.29

2013年12月02日 | 資料・論文

☆12月3日追加

< 関連ツイート>

 52分

 


 <環境放射能水準調査結果(月間降下物)>(H25年10月分)

                                 2013.11.29

15都道府県で検出された。 多い順に記載   MBq/km2・月

 


             放射性セシウム134  放射性セシウム137 放射性セシウム合計

①福島県(双葉郡)   1360           3150          4510

 

②茨城県(ひたちなか市)  16                             34                          50

 

③東京都(新宿区)       1.1               2.3             3.4

 

④千葉県(市原市)              0.96                         2.0                       2.96

 

⑤栃木県(宇都宮市)           0.96                         1.9                       2.86

 

⑥宮城県(仙台市)              0.84                         1.9                        2.74

 

⑦埼玉県(さいたま市)         0.67                          1.5                      2.17

 

⑧新潟県(新潟市)       0.59                          1.3                     1.89

 

⑨群馬県(前橋市)              0.46                         0.97                    1.43

 

⑩神奈川県(茅ヶ崎市)        0.45                          0.90                    1.35

 

⑪山形県(山形市)             0.28                          0.61                   0.89

 

⑫岩手県(盛岡市)             0.063                         0.18                      0.24

⑬長野県(長野市)              0.057                         0.16                     0.22

 

⑭静岡県(静岡市)             0.068                         0.12             0.19

 

⑮山梨県(甲府市)    不検出 [ND]            0.097               0.10

 

 高知県(高知市)                  現在測定中 [Under Measurement

 

http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/9000/8485/24/195_1129.pdf


【資料】<原発事故3週間後の土壌汚染地図>

2013年11月09日 | 資料・論文

【資料】<原発事故3週間後の土壌汚染地図>

原子力機構が公表|(魚拓)

@chicksmboxさんより

 

【保存用】原発事故3週間後の土壌汚染地図 原子力機構が公表|(魚拓) 

 


【資料】<東電原発事故で全国に降ったセシウムの量>東京新聞 2011 10.3

2013年09月30日 | 資料・論文

 

 

http://d.hatena.ne.jp/Tsuda_Katsunori/20111004/1317701091より転載

 

 


<セシウムの量:数値の大きい順に並べる>

☆2014/3/30 更新 宮城県を追加

環境放射能水準調査結果H25年10月⇊ より類推して未表示の宮城県を追加

http://blog.goo.ne.jp/rainbowgarnet1/e/36a521c9dd79ba3455df07d56f66a740

 

福島県   未表示 ?

茨城県   40660.0  Bq/㎡

山形県   22502.0

東京都   17318.0

栃木県   14490.0

宮城県   未表示 ?

埼玉県   12480.0

群馬県   10320.0

千葉県   10095.0

神奈川県  7730.0

岩手県    2973.0

長野県      2492.0

静岡県      1286.0

山梨県        408.8

秋田県        346.5

青森県        137.5

新潟県          84.5

高知県          72.8

福井県          62.1

三重県          50.3

富山県          32.2

岐阜県          27.2

石川県          25.9

鳥取県          20.8

和歌山県       19.1

大阪府          18.3

愛知県          17.5

兵庫県          17.2

徳島県          16.4

北海道          16.4

京都府          14.8

奈良県          14.0

滋賀県          13.5

愛媛県          13.3

香川県          11.2

宮崎県          10.0

島根県            9.5

沖縄県            9.0

岡山県            8.9

広島県            8.4

山口県            4.7

長崎県            3.2

大分県            2.3

福岡県            1.7

鹿児島県         1.5

佐賀県            1.4

熊本県            0.3