心の自由

被曝を最小限にして命を繋ごう!

【記事】<子の甲状腺 募る不安>3/8野呂美加氏コメントと裏付資料

2014年03月09日 | 野呂美加

  野呂美加さんFB 3/9 8:30頃

西尾説は、無理があり、いずれ否定されると思います。
  
もし、西尾説を強引に信じるとしたら、
 
「福島原発は、事故前から放射能もれをちょくちょく起こしていて、それを住民に隠していた」
 
可能性も視野に入れるべきではないでしょうか?
 
日本の乳頭癌(チェルノブイリ由来はみなベラルーシでは乳頭癌)が多いのは日本全国の原発の
 
せいでは?風下地帯をもう一度調べるべきです。
 
甲状腺は、放射能の感受性が高いところ。
 
結節、1センチというのは、日本の大人の女性基準でしょ?甲状腺の大きさからして違う。...
 
しかしながら、
 
結節の大きさが5ミリ6ミリでもリンパや肺に転移していた
 
ヨウ素アタックをうけた甲状腺の結節は、普通の結節よりも癌になりやすい

とはベラルーシの小児甲状腺がんの結果から言われていること。
 
西尾先生たちはみたことがないはず。
 
山田真先生が、鼻血は被ばくじゃないとか、言うのと同じじゃないでしょうか?
 
心配させたくないあまり、科学のほうが緩んでいく。

それらを総合すると、「人道」的にも、いますぐ子どもたちを安全地帯に避難させて体力向上を
 
することが、予防のためにできることだと思います。

医者にまかせていたら、みんな殺される。
 
菅谷先生は、
 
「日本の医療技術が高い、いい医者がいっぱいる」というけれど、私はそこには、先生違うよ!
 
って言いたい。どんなに腕がよくたって、押入れの中から出てきやしない。
 
しかも、もっとガンガン増えたらオレの出番と、言っているチェルノブイリに関わった医師たちもいる。
 
医者は腕だけじゃ、だめなんじゃないの?「仁」がなければ!
 
もう、菅谷先生が知っている、日本の医師たちは、徴兵されたと思った方がいい。

プーチンが、ロシアの小児がん病院へどうぞ!と言ってくれているのなら本当に子どもたちを
 
まとめてつれていきたい。
 
九州では、大きな病院がのきなみ診療拒否。(もちろん全部じゃないけれど)
 
かかわりになりたくない、虎の尾を踏みたくないと。

こんな悲劇が待っているからこそ、原発は動かしてはいけない!

以下、シェアします。



◎ 福島の子ども74人に甲状腺癌(疑いを含む)

 福島県立医大の鈴木教授は「原発事故と無関係」と即断した。

 朝日新聞が3月8日「子の甲状腺 募る不安」という特集。
 
 新聞社として、「原発事故と無関係」という論調をはる兆しと見た。

 
その中で、北海道がんセンターの西尾前院長が次のようにコメント
 
「 月1、2回、福島県内で子どもの甲状腺検査をしている。県による甲状腺検査が、
 
県民の要望に十分に応えていないからだ。
 
県民は、検査の途中で説明を聞きたいし、検査画像を印刷して持ち帰りたい人もいる。
 
画像があれば別の専門家の意見が聴けるし、後の検査時に比較もできる。
 
県は「時間がない」「診断が間違っていると混乱が生じる」などと言って、現状では
 
検査結果がわかるのは約2カ月後だ。画像は煩雑な手続きを取らないともらえない。
 
その場で診断できない医師や技師が検査をすべきではない。
 
これまでに約3千人を検査し、がんが1人で見つかった。
 
いま見つかるがんは原発事故前にできていた可能性が高い。
 
直径1センチのがんには約10億個の細胞がある。
 
腫瘍(しゅよう)細胞が10億個になるには30回分裂しなければならない。
 
細胞が1回分裂して数が倍になる時間を考えると、1センチになるのには数年かかる。」

 
 
◉エコーで甲状腺の診断ができない医師が検査をやっている!

◉このコメントのポイントは「事故前にできていたガン」という判断
  
 「無関係派」はこの主張にとびついてくるだろう。

 が、30回の分裂して1センチになるのに数年かかるのが真理なら、
 
 そもそもこの福島県立医大の検査の目的は何だったのか?
 
それこそ、壮大な「人体実験場」だと考えているのか。

  *本来こどもの甲状腺癌は少ないのは明らか
   
   イラク小児癌医師は「高線量の被爆をしたことが原因」という。
   
   細胞分裂のスピードそのものが異変を来しているのではないか?
   
   それこそこれまでの常識を振り回すことに甘んじて欲しくない。
 
◉以前から、甲状腺ガンが多発したというなら、その原因は??
  
 福島県民健康管理検討委員委員会は広島赤十字・原爆病院の西医師に
 
「千葉大学では20歳前後の100万人あたり甲状腺癌は約300人」など
 
 (他に岡山大学1300人。都内女子高校生350人)と言わせている。   
 
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet;jsessionid=792D225395839B344ACF73B2D6B1EFEA?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=24809
  
 
これが事実なら、重大な社会問題であり、なぜ10年間も放置していたのか? 
 
実態調査と原因の究明がされてないことこそ、その怪しさを疑わせる。
 
それとも、1990年代後半から顕著になる原発の安全管理の杜撰さが原因と特定されることを
 
恐れて調査しなかったのか?
 
福島県ホームページ - 組織別 - 県民健康管理調査検討委員会
 
wwwcms.pref.fukushima.jp
 
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☆3月13日追加
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上記コメントに関連する一連のTWを掲載

cyborg001 さん ‏@cyborg0012  3/13 

 

福島医科大の広報マンよろしく

「福島の甲状腺癌は元からあった癌」と言っている西尾正道氏に対して、

野呂美加さんが反論している。

彼女いわく

「(ベラルーシでは)結節の大きさが5ミリ6ミリでもリンパや肺に転移していた」。

http://blog.goo.ne.jp/rainbowgarnet1/e/490abbf14fb6803def9ec5e47b701ff0

 (当ブログのこのページ)

 

ベラルーシでは、悪性結節5ミリ、6ミリでも遠隔転移していたという野呂さんの証言は、

以下論文(E. P. Demidchik et al. 2002)にデータが記載されている。

 

参考のために該当箇所を抜き出します。

From 1500 patients with irradiated thyroid glands during the accident,

11 patients

(3 children, 2 adolescents and 6 adults) have died 

 because of distant metastases that has compounded 0. 7%. Even

microcarcinomas

of 3-9mm diagnosed in 377 patients (age group from 6-33)

often resulted in multifocal growth (17%), extrathyroid tissue

invasion (8%),

regional metastases (47.2%) and lung metastases (3.7%).

 

意訳)チェルノブイリ事故で甲状腺被曝したベラルーシの甲状腺がん患者1500人のうち、

子供3人、青年2人、大人6人が遠隔転移により死亡した

(1990-2000年ミンスク甲状腺がんセンター)。

 

(続き)377人の患者(6~33才)に発見された3ミリから9ミリの微小癌であっても、

しばしば多病巣増殖(17%)、甲状腺被膜外浸潤(8%)、局部転移(47.2%)、肺転移(3.7%)していた。

E. P. Demidchik et a. 2002, p. 74.

 

ベラルーシでは、1センチ未満の「小さな癌」でも肺転移率は3.7%。

野呂美加さんの証言はデータで裏付けされる。

通常大人の甲状腺癌の肺転移率は1-2%なので、ベラルーシの「微小癌」(3-9mm)の

肺転移率3.7%はとても高いことが分かる。

 

福島の甲状腺癌に対して「オカルト癌」(潜伏性の微小癌)を持ち出し、

多発を否定するおバカさんが後を絶たない。

「小児甲状腺癌に大人で言うところの微小癌という言葉を使用するな」、

「小児では腫瘍径4ミリが閾値」との山下俊一氏の発言は、

こうしたベラルーシの経験がベースにある。

 

チェルノブイリで5ミリ結節が二次検査基準とされ、

福島でも同一プロトコルが採用されている理由をよく考える必要がある。

再度言えば、ベラルーシの小児・青年症例では3-9ミリの「微小癌」でも

被膜外浸潤が8%、肺転移が3.7%であった。

これは40代、50代の通常ケースの臨床癌に匹敵する。

ベラルーシ小児・青年患者の「微小癌」の進行の速さは、

放射能誘因癌の特徴であるのか?

Ret/ PTC3再配列との関係など現在まで議論が続いているが、

いずれにせよ小児高分化乳頭癌は成人よりも進行が速いことには合意がある

(以下図参照)。

 

埋め込み画像への固定リンク
 
 

 

以下図は上記図(B. Jarzab et al. 2005)の拙訳。

小児高分化癌の進行の速さ(aggressivenes)と臨床、予後の関係が

簡単にまとめられている。

 

 

埋め込み画像への固定リンク
 
 

 

最後に、伊藤病院の小児患者と成人患者の転移・浸潤率を比較したデータ。

成人の平均腫瘍径は2センチ。遠隔転移は0.86%。

くどいようだが、ベラルーシ小児の「微小癌」(3-9ミリ)の肺転移率は3.7%。

小児甲状腺癌の進行の速さがよく分かる。

 

 

埋め込み画像への固定リンク
 

 


内部被ばくの“証拠”撮影 長崎大研究グループ

2014年03月09日 | 記事

内部被ばくの“証拠”撮影 長崎大研究グループ

 被爆者の腎臓の細胞核付近から、2本の黒い線(中央)を描いて放射線が放出されている様子を撮影した顕微鏡写真(長崎大提供)

 

 長崎原爆で死亡した被爆者の体内に取り込まれた放射性降下物が、被爆から60年以上たっても放射線を放出している様子を、長崎大の七条和子助教らの研究グループが初めて撮影した。放射線を体の外側に浴びる外部被ばくと別に、粉じんなど「死の灰」による内部被ばくを裏付ける“証拠”という。

 内部被ばくの実態は研究が進んでおらず、七条助教は「病理学の見地から内部被ばくの事実を証明することができた。今後、健康への影響を解明するきっかけになるかもしれない」と話している。

 七条助教らは、爆心地から0・5~1キロの距離で被爆、急性症状で1945年末までに亡くなった20代~70代の被爆者7人の解剖標本を約3年間にわたり研究。

 放射性物質が分解されるときに出るアルファ線が、被爆者の肺や腎臓、骨などの細胞核付近から放出され、黒い線を描いている様子の撮影に成功した。アルファ線の跡の長さなどから、長崎原爆に使われたプルトニウム特有のアルファ線とほぼ確認された。

 鎌田七男広島大名誉教授(放射線生物学)は「外部被ばくであればプルトニウムは人体を通り抜けるので、細胞の中に取り込んでいることが内部被ばくの何よりの証拠だ。広島、長崎で軽んじられてきた内部被ばくの影響を目に見える形でとらえた意味のある研究だ」としている。

2009/08/07 07:03   【共同通信】http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009080701000061.html