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パク・ソジュン、ドラマの梨泰院って本当はどんな所?

2020-09-27 | 「パク・ソジュン」ドラマ・映画・情報記事
ドラマ『梨泰院クラス』はソウルの六本木と喩えられる「梨泰院」を舞台に、飲食店を起業した主人公のパク・セロイ(パク・ソジュン)が、父親の死への復讐を遂げるため、いくつもの受難を乗り越えて、仲間たちと成功を掴むまでを描いたこのドラマ。韓国では若い世代を中心に人気となって記録的な高視聴率を上げた。日本でもNetflixで配信が始まって以来、ランキング上位をキープしているが、韓国の飲食店事情など、日本人には分かりにくいシーンも少なからずある。
主人公パク・セロイの初恋の相手、オ・スア(クォン・ナラ)は、セロイに送った手紙の中で、梨泰院について次のように説明している。「海外へ来たような錯覚をさせられるきれいな建物」「世界各国の多様な人種」「世界を圧縮させたような街」「自由な人々」……。スアの話を聞いて、この街に足を踏み入れたセロイもその魅力に圧倒され、夢を実現する舞台として梨泰院を選ぶことになる。では、実際の梨泰院はどんな街なのか?
梨泰院は、ソウルの中心部に位置する繁華街で、観光地としても知られている。ドラマでは南山タワーが見える歩道橋がよく登場するが、 この歩道橋に程近いトンネルを抜けると、すぐにソウル最大級の繁華街・明洞は目の前だ。梨泰院の語源は、「梨の木が多い駅院(李氏朝鮮時代の公営宿泊施設)」。梨泰院のあるソウル市龍山区は、漢江の水路に接していて、古くから交通の要衝として知られるソウルの玄関口だ。その地理的な利点から、日本の植民地時代には日本陸軍の駐屯地が置かれ、解放後はそのままアメリカ軍がソウル市内で唯一の米軍駐屯地である「米軍龍山基地」として使用している。梨泰院は、その米軍龍山基地のすぐ隣にある。外国人を相手にする店に、米兵らが押し寄せるようになり、「外国人の街」が作られるようになった。1986年のアジア競技大会、1988年のソウルオリンピックを契機に、外国の文化と韓国文化が融合した独特の雰囲気や、安価で上質な衣類が買える地域として有名になり、いまでは韓国を訪れる外国人が必ず立ち寄る観光名所となった。梨泰院は現在、住民の25%ほどが外国人とされる。
梨泰院はまた、「弘大(ホンデ)前」と「江南(カンナム)」に続き、ソウルの3大クラブ地域の一つとされる。配車サービスアプリの「カカオモビリティ」によると、梨泰院駅は全国で最も多くの乗客が乗降する地域(2019年統計)だったという。また、ゲイバーやトランスジェンダーバーなど、LGBTのためのクラブや施設が多いことから、「LGBTの聖地」とも呼ばれる。5月、新型コロナウイルスの感染が問題になったゲイバーも、この梨泰院にある。
原作者でドラマの脚本を執筆したチョ・クァンジンは、現地メディアのインタビューに、「最初は舞台を弘大前にしようとしたが、物足りない感じがあった」と語った。いくつもの顔を持つ梨泰院こそが、描こうとする青春の情緒を代弁する地域であるからだ。文春オンライン

韓国ドラマ「梨泰院クラス」あらすじと感想、最終回。




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