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BTSのJIN 除隊「ハグ会」に K-POPファンの怒りが再び爆発

2024-06-07 | 防弾少年団・BTS・k-pop情報記事


BTS・JINの「ハグ会」で露わになったHYBEの“商魂”…韓国アルバム、前年比50%増となったカラクリ。
1年6カ月ぶりに会うアーティストへの喜ばしい気持ちもつかの間、イベントに応募するためにはアルバムをもう一度、新しく購入しなければならないという所属事務所の告知に、ときめきはあっという間に怒りに変わった。

問題になったのは、6月12日に除隊するJINがその翌日の13日にソウルの蚕室(チャムシル)総合運動場で開く予定のファン対象イベントだ。そのイベントの1部では1000人を対象にした「ハグ会」が行われるのだが、その応募条件が問題となった。
BIGHIT MUSICによると、このイベントに応募するためには、「ARMY(公式ファンクラブ名)のメンバーシップ登録者」であり、「応募期間(6月2~6日の5日間)内にBTSの『Proof』(2022年6月発売)以降に発売されたBTSのアルバム(ソロアルバムも含む)を購入」しなければならない。

弱り目にたたり目で、「注文したアルバムの総数だけ自動応募される」という公示まで掲げた。アルバムを大量に購入するほど、当選の可能性が高くなるという意味だ。ちなみにJINがリリースしたソロアルバムは、除隊直前に発表したシングル『The Astronaut』だけだ。
「押し売り」の弊害。
すでに多くのファンは、リリース時にアルバムを購入している。そのため結果的に「重複購入の誘導」という不満の声が上がった。

これは最近、HYBEと激しい内紛を見せている傘下レーベルADORのミン・ヒジン代表が暴露した「押し売り」と類似したアルバム販売方式という点で、さらに大きな批判に直面した。
ここでいう「押し売り」とは、芸能事務所とアルバム流通会社が中間の販売業者にアルバムの一定量を購入させて販売量を引き上げる方法を意味する。代わりに販売業者がアルバムを売り切るまで、芸能事務所はグループのファンサイン会、映像通話イベントなどを開く。これによってアーティストはさらに忙しいスケジュールを消化しなければならず、ファンもやはり大量のアルバムを購入することになる。

ファンは、所属事務所の行き過ぎた商法がイベントの趣旨を傷つけたと指摘。最終的にBIGHIT MUSICは細心に応募条件を設定できなかったと謝罪し、過去にWeverseショップでアルバムを購入した履歴があるファンも応募できるように基準を変えた。
問題は、このような「所属事務所の商法」が初めてではないという点だ。
ランダムフォトカードやくじ引き式でグッズを提供する「ラッキードロー」などはもちろん、ファンサイン会やビデオ通話、ショーケースなど好きなメンバーを近くで見られる機会は、すべてアルバム購入枚数と連動する。
アルバム1枚当たり1回ずつファンサイン会などの応募機会が与えられ、当選確率を高めるためにはアルバムを多く買わなければならないのだ。
韓国の音楽チャート「サークルチャート」によると、2023年の韓国アルバム販売量は1億1577万枚で、前年比50%も急増した。芸能事務所はK-POPアイドルの人気の尺度とされる「初動販売量」(発売初週の販売量)を引き上げるために、「マーケティング」という名で多様な戦略をより緻密に作っている。

渋谷で大量に捨てられたSEVENTEENのアルバム。
最近、X(旧ツイッター)を通じて、東京・渋谷でSEVENTEENのアルバムが路上に大量に捨てられている写真が拡散され、ランダムフォトカードやファンサイン会などのイベントに応募するためにアルバムを大量購入する、いわゆる「アルバムカン」に対する問題が浮上したりもした。
とあるK-POP業界の関係者は「非正常な水準のアルバム販売で、韓国のアルバム市場のかく乱、歪曲が深刻になった。ファンを人質に販売量を増やすことは長期的に見て、K-POPの成長を妨げる要因になるだろう」と懸念した。 (スポーツソウル)







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